森友問題で自殺職員の手記公表

森友問題で自殺職員の手記公表
関西NHK NEWS WEB  2020年3月18日
財務省の決裁文書の改ざんに関与させられ、自殺した近畿財務局の男性職員が改ざんの経緯などを書き残していた「手記」などを遺族が公表しました。
国会での追及をかわすため財務省の本省が主導して、抵抗した現場の職員に不正な行為を押しつけていた内情が克明に記されています。

公表されたのは、森友学園に関する財務省の決裁文書の改ざんに関与させられた近畿財務局の職員で、おととし3月、改ざんが発覚した5日後に自殺した赤木俊夫さん(当時54)が書き残していた「手記」と「遺書」です。
「手記」は2種類あり、自殺した日の日付の手書きのものには「今回の問題はすべて財務省理財局が行いました。指示もとは佐川宣寿元理財局長と思います。学園に厚遇したととられかねない部分を本省が修正案を示し現場として相当抵抗した。事実を知っている者として責任を取ります」などと記されています。
また、もう1つの「手記」はパソコンで7ページにまとめられたもので、「真実を書き記しておく必要があると考えた」との書き出しで始まります。
学園との国有地取り引きが国会で問題化する中、野党の追及をかわすために財務省本省が指示していた不正行為の実態について、財務局の現場の職員の視点で細かく記されています。
この中では、実際には保管されていた学園との交渉記録を国会にも会計検査院にも開示しないよう最初から指示されていたと明かしたうえで、事後的に記録が見つかったとする麻生財務大臣など幹部の国会での説明に対し、「明らかな虚偽答弁だ」という認識を記しています。
さらに、「虚偽の説明を続けることで国民の信任を得られるのか」と、財務省の姿勢に疑問を投げかける記述や、「本省がすべて責任を負うべきだが最後は逃げて、財務局の責任にするのでしょう。怖い無責任な組織です」と組織の体質を批判する記述もあります。
そして、最後に手記を残す理由について、「事実を知り、抵抗したとはいえ関わった者としての責任をどう取るか、ずっと考えてきました。事実を、公的な場所でしっかりと説明することができません。今の健康状態と体力ではこの方法をとるしかありませんでした。55歳の春を迎えることができない儚さと怖さ」と締めくくっていて、死を覚悟してまでも自身の責任を果たそうとした赤木さんの思いが読み取れます。

一方、「遺書」はすべて手書きで3通あり、家族に宛ててこれまでの感謝の気持ちを記したもののほか、1通は「森友問題」という書き出しで、「理財局の体質はコンプライアンスなど全くない これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ。手がふるえる。恐い 命 大切な命 終止符」と財務省への憤りが記されています。

【「手記」の詳細】。
自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さんが書き残した「手記」の主な内容です。
「手記」は手書きの2ページのものと、パソコンでまとめた7ページのものの2種類があります。
このうち手書きのものは、赤木さんが自殺したおととし(平成30年)3月7日の日付になっています。
この中では
【今回の問題はすべて財務省理財局が行いました。
指示もとは佐川元理財局長と思います。
学園に厚遇したととられかねない部分を本省が修正案を示し現場として相当抵抗した。
事実を知っている者として責任を取ります】
などと記されています。
一方、パソコンでまとめた「手記」は「真実を書き記しておく必要があると考えた」という書き出しで始まります。
【はじめに私は、昨年(平成29年)2月から7月までの半年間、これまで経験したことがないほど異例な事案を担当し、その対応に、連日の深夜残業や休日出勤を余儀なくされ、その結果、強度なストレスが蓄積し、心身に支障が生じ、平成29年7月から病気休暇(休職)に至りました。
これまで経験したことがない異例な事案とは、今も世間を賑わせている「森友学園への国有地売却問題」です。
本件事案は、今も事案を長期化・複雑化させているのは、財務省が国会等で真実に反する虚偽の答弁を貫いていることが最大の原因でありますし、この対応に心身ともに痛み苦しんでいます。この手記は、本件事案に関する真実を書き記しておく必要があると考え、作成したものです。】

▽「森友学園問題」が社会問題化する経緯を記したあと、籠池前理事長ら森友学園側との交渉は、現場の近畿財務局ではなく財務省が主導したとしています。
【全ては本省主導国有地の管理処分等業務の長い歴史の中で、強烈な個性を持ち国会議員や有力者と思われる人物に接触するなどのあらゆる行動をとるような特異な相手方で、これほどまで長期間、国会で取り上げられ、今もなお収束する見込みがない前代未聞の事案です。
そのため、社会問題化する以前から、当時の担当者は、事案の動きがあった際、その都度本省の担当課に応接記録(面談等交渉記録)などの資料を提出して報告しています。
したがって、近畿財務局が、本省の了解なしに勝手に学園と交渉を進めることはありえないのです。】

▽続いて、国会対応にあたった財務省の内情を明かし、佐川氏から野党の追及をかわすために財務局に保管されている文書を開示しないよう指示があったとしています。
【国会対応平成29年2月以降ほとんど連日のように、衆・参議院予算委員会等で、本件事案について主に野党議員から追及(質問)されます。
世間を騒がせ、今も頻繁に取り上げられる佐川(前)理財局長が一貫して「面談交渉記録(の文書)は廃棄した」などの答弁が国民に違和感を与え、野党の追及が収まらないことの原因の一つとなっています。
この資料(応接記録)を文書管理規則に従って、終始「廃棄した」との説明(答弁)は、財務省が判断したことです。その理由は、応接記録は、細かい内容が記されていますので、財務省が学園に特別の厚遇を図ったと思われる、あるいはそのように誤解を与えることを避けるために、当時の佐川局長が判断したものと思われます。
佐川理財局長の指示により、野党議員からの様々な追及を避けるために原則として資料はできるだけ開示しないこと、開示するタイミングもできるだけ後送りとするよう指示があったと聞いています。
(現場の私たちが直接佐川局長の声を聞くことはできませんが、本省国有財産審理室補佐からは、局長に怒られたとよく言っていました。)
また、野党に資料を提出する前には、国会対応のために、必ず与党(自民党)に事前に説明した上で、与党の了承を得た後に提出するというルールにより対応されていました。】

会計検査院の特別検査に対しても、保管されている記録を見せないよう、財務省本省の指示があったとし、この検査をめぐる財務省幹部の国会答弁は虚偽だとしています。
会計検査院への対応国会(参議院)の要請を受けて、近畿財務局が本件事案に関して会計検査院の特別検査を、昨年平成29年4月と、6月の2回受検しました。
この時、法律相談の記録等の内部検討資料が保管されていることは、近畿財務局の文書所管課等の全ての責任者(統括法務監査官、訟務課長、統括国有財産管理官)は承知していました。
したがって、平成30年2月の国会(衆・予算委員会等)で、財務省が新たに議員に開示した行政文書の存在について、麻生財務大臣や、太田理財局長の説明「行政文書の開示請求の中で、改めて近畿財務局で確認したところ、法律相談に関する文書の存在が確認された」(答弁)は、明らかに虚偽答弁なのです。
さらに、新聞紙上に掲載された本年1月以降に新たに発覚したとして開示した「省内で法的に論点を検討した新文書」について、本年2月19日の衆院予算委員会で、太田理財局長が「当初段階で、法務担当者に伝え、資料に気付く状況に至らなかった。
法務担当に聞いていれば(文書の存在)に気付いていたはずだ」との答弁も全くの虚偽である。
それは、検査の際、この文書の存在は、法務担当に聞かなくても、法務担当以外の訟務課・統括国有財産管理官は作成されていることを当然認識しています。
これも近畿財務局は本省主導で資料として提示しないとの基本的な対応の指示に従っただけなのです。】

▽国会や会計検査院に対し、虚偽の説明を続ける財務省の姿勢に、赤木さんは太い文字で「疑問」を投げかけています。
【(疑問)財務省は、このまま虚偽の説明を続けることで国民(議員)の信任を得られるのか。
当初、佐川理財局長の答弁がどこまでダメージコントロールを意識して対応されていたかといえば、当面の国会対応を凌ぐことだけしか念頭になかったのは明らかです。】
財務省は前代未聞の「虚偽」を貫く平成30年1月28日から始まった通常国会では、太田(現)理財局長が、前任の佐川理財局長の答弁を踏襲することに終始し、国民の誰もが納得できないような詭弁を通り越した虚偽答弁が続けられているのです。
現在、近畿財務局内で本件事案に携わる職員の誰もが虚偽答弁を承知し、違和感を持ち続けています。
しかしながら、近畿財務局の幹部をはじめ、誰一人として本省に対して、事実に反するなどと反論(異論)を示すこともしないし、それができないのが本省と地方(現場)である財務局との関係であり、キャリア制度を中心とした組織体制のそのもの(実態)なのです。
本件事例を通じて、財務省理財局(国有財産担当部門)には、組織としてのコンプライアンスが機能する責任ある体制にはないのです。】

▽そして、みずからも関わることになった「決裁文書の改ざん」の経緯の説明に移っていきます。
【決裁文書の修正(差し替え)元は、すべて佐川理財局長の指示です。
局長の指示の内容は、野党に資料を示した際、学園に厚遇したと取られる疑いの箇所はすべて修正するよう指示があったと聞きました。
佐川理財局長の指示を受けた、財務省本省理財局幹部、補佐が過剰に修正箇所を決め、補佐の修正した文書を近畿局で差し替えしました。
第一回目は昨年2月26日(日)のことです。
当日15時30分頃、出勤していた統括官から本省の指示の作業が多いので、手伝ってほしいとの連絡を受け、役所に出勤(16時30分頃登庁)するよう指示がありました。
その後の3月7日頃にも、修正作業の指示が複数回あり現場として私はこれに相当抵抗しました。
管財部長に報告し、当初は応じるなとの指示でしたが、本省理財局の総務課長をはじめ国有財産審理室長などから部長に直接電話があり、応じることはやむを得ないとし、美並近畿財務局長に報告したと承知しています。
美並局長は、本件に関しては全責任を負うとの発言があったと部長から聞きました。
部長以外にも、次長ら管財部幹部はこの事実をすべて知っています。
本省からの出向組の次長は、「元の調書が書き過ぎているんだよ。」と調書の修正を悪いこととも思わず、本省の補佐の指示に従い、あっけらかんと修正作業を行い、差し替えを行ったのです。
大阪地検特捜部はこの事実関係をすべて知っています)これが財務官僚機構の実態なのです。
パワハラで有名な佐川局長の指示には誰も背けないのです。
佐川局長は、修正する箇所を事細かく指示したかどうかはわかりませんが、補佐などが過剰反応して、修正範囲をどんどん拡大し、修正した回数は3回ないし4回程度と認識しています。
役所の中の役所と言われる財務省でこんなことがぬけぬけと行われる。】

▽さらに森友学園をめぐる問題を主導した財務省の姿勢や、組織の体質への痛烈な批判が続きます。
【森友事案は、すべて本省の指示、本省が処理方針を決め、国会対応、検査院対応すべて本省の指示(無責任体質の組織)と本省による対応が社会問題を引き起こし、嘘に嘘を塗り重ねるという、通常ではあり得ない対応を本省(佐川)は引き起こしたのです。
この事案は、当初から筋の悪い事案として、本省が当初から鴻池議員などの陳情を受け止めることから端を発し、本省主導の事案で、課長クラスの幹部レベルで議員等からの要望に応じたことが問題の発端です。
いずれにしても、本省がすべて責任を負うべき事案ですが、最後は逃げて、近畿財務局の責任とするのでしょう。
怖い無責任な組織です。】

▽そして【刑事罰、懲戒処分を受けるべき者】として佐川氏のほか、当時の財務省理財局の幹部らを名指ししています。

▽所属する組織の指示で、不正に加担させられた赤木さん。
自らの死を覚悟してまで「手記」を書いた理由を綴っています。
【この事実を知り、抵抗したとはいえ関わった者としての責任をどう取るか、ずっと考えてきました。
事実を、公的な場所でしっかりと説明することができません。
今の健康状態と体力ではこの方法をとるしかありませんでした。
(55歳の春を迎えることができない儚さと怖さ)家族(もっとも大切な家内)を泣かせ、彼女の人生を破壊させたのは、本省理財局です。
私の大好きな義母さん、謝っても、気が狂うほどの怖さと、辛さこんな人生って何?兄、甥っ子、そして実父、みんなに迷惑をおかけしました。
さようなら】。

【「遺書」の詳細】。
自殺した近畿財務局の職員、赤木俊夫さんが残した3通の「遺書」の内容です。
1通は「森友問題」という書き出しで、「佐川理財局長(パワハラ官僚)の強硬な国会対応がこれほど社会問題を招き、それに指示NOを誰も言わない理財局の体質はコンプライアンスなど全くない これが財務官僚王国 最後は下部がしっぽを切られる。なんて世の中だ。手がふるえる。恐い 命 大切な命 終止符」と手書きされています。
ほかの2通も手書きで家族に宛てたもので、妻や義理の母親などに「これまで本当にありがとうゴメンなさい恐いよ。心身ともに滅いりました。ゴメンなさい大好きなお母さん」などと書かれています。

【自殺職員の遺族が国と佐川氏を提訴】。
近畿財務局の職員だった赤木俊夫さんが財務省の決裁文書の改ざんに関与させられたことを苦に自殺したことをめぐり赤木さんの妻は18日、国と改ざんを指示したとされる財務省の佐川元理財局長に1億1000万円余りの損害賠償を求める訴えを大阪地方裁判所に起こしました。
原告側は裁判の目的について、▼改ざんが誰の指示で行われ、どのようなうその国会答弁が行われたのかを法廷で当事者に説明させるとともに、▼保身やそんたくによる軽率な判断や指示で現場の職員が苦しみ自殺することが二度とないようにすることだとしています。
そして、1億円を超える賠償を求めた理由については、国や佐川氏が法廷で証言をしなくてすむよう事実関係を争わず請求を認めてしまう事態を避けるためだとしています。

【“国は誠実対応を”】。
提訴後に記者会見した原告の代理人の生越照幸弁護士は、「真実を訴訟で明らかにするためには、国側が真相解明のために誠実に対応することが大前提となる。国は訴訟で旗色が悪くなるとすぐに認め、肝心の中身に入れないようにするケースが多い。今回は、国も佐川氏もきちんと対応するよう願っている」と話していました。
また、松丸正弁護士は、「亡くなった赤木さんは手記の最後に、『今の健康状態と体力ではこの方法しかとれなかった』と記している。本当は事実を自ら伝えたかったはずだ。この裁判で真実を明らかにしたい。裁判を通じて、今後、違法なことを命じられた現役の職員たちが、声をあげて抵抗できるような組織にしていきたい」と話していました。

【赤木さん妻“真実知りたい”】。
赤木さんの妻は、提訴にあわせて手記や遺書を公表した理由やいまの心境をメッセージとしてまとめ、代理人の弁護士が記者会見で読み上げました。
赤木さんの妻は「夫が亡くなってから2年が経ちました。あのとき、どうやったら助けることができたのか。いくら考えても私には助ける方法がまだ見つかりません。心のつかえが取れないままで夫が死を決意した本当のところを知りたいです。夫が死を選ぶ原因となった改ざんは、誰が何のためにやったのか。改ざんをする原因となった土地の売り払いは、どうやって行われたのか。真実を知りたいです。今でも近畿財務局の中には、話す機会を奪われ苦しんでいる人がいます。本当のことを話せる環境を財務省と近畿財務局には作ってもらい、この裁判で全てを明らかにしてほしいです。そのためにはまず、佐川さんが話さなければならないと思います。夫のように苦しんでいる人を助けるためにも、佐川さん、改ざんの経緯を、本当のことを話して下さい。よろしくお願いします」としています。

 

コロナウィルス、心配し過ぎないようにしましょう!

友人からの情報ですが、

全米有数の医学部があることで知られるメリーランド州ジョンズ・ホプキンス大学研究室によると
全世界で陽性反応でた人10万5559人
うち亡くなった人3555人
治った人5万8354人
こちらをクリックしてくださいね
https://www.arcgis.com/apps/opsdashboard/index.html#/85320e2ea5424dfaaa75ae62e5c06e61

この研究室のサイトではリアルタイムにアップされてるそうです。
(数字、さらに変わっていると思います。)

治っている方の方が断然多いではありませんか!
薬がないのは「新型」も「インフルエンザ」も普通の「風邪」も同じです。

インフルエンザワクチンを毎回受けても、流行するインフルエンザの型が違うので
ワクチンは無意味だと、良心的なお医者さまは仰います。

 

同僚はインフルエンザワクチン受けながら、ご主人から感染。
でも、家族で感染しない人もいたとか…。
結局は、その人の免疫力の差ではないのでしょうか。

 

鍼治療の先生もコロナウィルス対策も「免疫力が大事」と仰います。


まずよく眠ること。
身体を冷やさないように、体温より低いものを口にしない。
水よりお湯や温かいものを。
よく噛むことと腹八分を心がけ、胃腸に負担をかけないことも大事です。
消化器官である胃腸を冷やしたり疲れさせたりすると、
それだけで免疫力が落ちます。

砂糖を食べないこと
砂糖は癌の餌だけでなく、ウィルスの餌でもあります。
砂糖でウィルス増殖!

暖かい日は、日光にあたる。
じっと家にこもるよりも、マスクしてウォーキングの方が良さそうです。

 

これだけ気をつければ、花粉症でも軽くなります。
病気はその部分だけのものではなく、身体全体の免疫力と繋がっているからです。
つまり、免疫力をつければ、他の気になる症状も治っていくものです。

息子二人のアレルギーは、鈴木先生のご指導もあって生活全体を見直したら、
二人とも病気知らずで大きくなりました。
予防注射も受けず、麻疹にも罹らせて、薬も飲ませませんでした。

 

熱には解熱剤、風邪には風邪薬と思われるかもしれませんが、
そういったものに頼ればますます自然治癒力や免疫力からは遠ざかりますし、
副作用というおまけもついてきます。

新型も薬に頼ろうとすればまだ臨床試験の段階?
副作用もあるかもしれません。

薬に期待するのでなく、先ずは正しい食生活と十分な睡眠で、
自分の免疫力をつけることの方が大事だと思います。

ノー天気な長男は、
「大丈夫やで。
そもそもかかっても大丈夫やから全く気にしてない。」ですって!><

でも、自己管理さえしっかりできていれば、
このくらいの気持ちで暮らした方が気が楽ですね。
免疫力も上がると思います。

さて、私はマンションの大規模補修で、
植木の移動やら網戸の取り外しやらで忙しくしておりました~。

ゆっくりご訪問させていただきますね。

 

日本は、感染症の流行対策について台湾に学ばなければならない。

昨日からずっとエラーばかりで、アメブロには記事が投稿できません。(こんな記事もなぜかエラーに。)

台湾政府の感染症対策が神対応

 

安倍晋三内閣の新型コロナウイルスの感染拡大対策に、国民から厳しい批判の目が向けられている。共同通信が15、16日に実施した世論調査では、前回から8.3ポイント下落の41.0%、不支持率は前回から9.4ポイント増の46.1%となった。他社の調査も同様の傾向で、産経新聞とフジテレビが22、23日に実施した調査では支持率36.2%(前回比8.4ポイント減)で、不支持率の方が10ポイント以上高くなった。

【写真】世界が注目する38歳の天才 オードリー・タン氏

 一方、世界的な感染拡大が続くなか、支持率が“爆上げ”した政治家もいる。台湾の蔡英文総統だ。24日に公表された台湾民意基金会の調査によると、支持率は68.5%。先月調査から11.8ポイントも上昇した。特に高い評価を得ているのが防疫対策で、75.3%が「80点以上」と回答している。

 たしかに、台湾の対応の早さは他国と比較しても際立っている。日本では1月16日にはじめて国内の感染者発生が公表されたが、新型コロナウイルスを「指定感染症」として閣議決定したのは1月28日。台湾は感染者が一人も出ていない1月15日の時点で「法定感染症」に定めていた。

 安倍首相は2月27日、全国の小中高校や特別支援学校に休校要請することを発表した。だが、台湾ではすでに学校の休校は原則終了している。旧正月春節)の冬休みを2週間延長して24日まで休みにしていたのを、現在は、教職員や生徒で感染者が1人出れば学級閉鎖、2人以上なら学校閉鎖するという基準を設け、授業を再開している。

 共働き家庭への配慮も。
休校中に小学生の世話が必要になる保護者は、看護休暇を申請できるようにした。
また、中学生以上でも障害を持つ子供の保護者であれば、同じ制度が適用されるようにした。もし、企業が有給休暇の取得を拒否した場合、法律にのっとって処罰することも表明。「休校」という方針だけが発表された日本とは、大きな違いだ。

 日本では今、経済対策として新規の補正予算を組む声が高まっている。26日には自民・公明の両党が安倍政権に経済対策の策定を求める方針を決定。
では、台湾はどうか。台湾立法院(国会)は25日、600億台湾ドル(約2200億円)を上限とする経済対策の特別予算案を可決した。大きな打撃を受けている観光産業への支援などが柱になる予定だ。

 そのほかにも中国へのマスク輸出禁止や厳しい渡航制限など、蔡政権が次々と打ち出す方針に当初は批判もあった。それでも、28日現在で感染者数が34人に抑えられていることから、批判は少なくなっている。台湾では、2003年に起きたSARS重症急性呼吸器症候群)で84人の死者を出した。その時との違いも、高い評価を得ている理由だ。検査体制が異なるため単純な比較はできないが、日本の感染者数210人(クルーズ船の陽性反応者705人を除く)、韓国の2000人以上(いずれも28日現在)と比較しても、現時点での封じ込め対策は一定の成果を出しているといえるだろう。

 台湾在住のノンフィクションライターの近藤弥生子さんは、こう話す。

「一般の人々が不安に感じていることについて常に先回りした対応をしていること、そして蔡総統や蘇貞昌行政院長(首相に相当)が寝る間を惜しんで必死に感染症拡大に奮闘している姿が伝わってきます。武漢からチャーター機で帰国した台湾人から一人の感染が確認された時は、陳時中衛生福利部長(保健相)が記者会見で涙を流しながら『患者の数は増えてほしくない。だが、逆に考えると命を救うことができる』と訴え、その真剣な姿に台湾人から称賛の声が相次ぎました」

 “神対応”を連発する蔡政権のなかで、世界から注目されているのがデジタル担当政務委員(大臣に相当)のオードリー・タン(唐鳳)氏だ。タン氏は世界的に有名なプログラマーで、現在38歳。8歳からプログラミングを学び、14歳で中学を中退。15歳でIT企業を起業した。その後にトランスジェンダーであることを明かし、36歳で入閣した時は性別欄に「無」と記入した。タン氏はIQ180ともいわれる天才で、台湾の人々は「彼女の存在は私たちの希望」と慕う。

台湾が誇る天才が、感染症対策でも活躍している。

 日本と同じく台湾でも、1月後半からマスクの在庫不足が問題になっていた。まずは輸出や持ち出し、転売が禁止され、2月6日にはマスクの購入が実名制になり、7日間で2枚しか買えないようにした。厳しい供給規制に反発がおきる可能性もあったが、タン氏は衛生福利部(保健省)中央健康保険署と協力して、台湾国内の薬局にあるマスクの在庫データをインターネット上に公開。すると、民間のITエンジニアがそのデータを地図上に落とし込み、在庫状況がひと目でわかるアプリを開発して無償配布した。

 それだけではない。緊急時に発生するデマ情報の拡散を防ぐため、ラインなどの通信アプリを通じて間違った情報を信じないよう注意するメールを配信。
また、新型コロナウイルスに感染しやすいタクシー運転手やバス運転手にマスクが優先的に届くように求める情報を発信すると、フェイスブック上では、本当に必要な人にマスクを譲ろうという声があふれた。

 台湾の新型コロナウイルス発生状況のホームページはグラフや地図を効果的に使用していて、どの地域にどれくらいの感染者が出たかわかりやすい。台湾にも寄港した国際クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客については、下船してから訪れた場所をすべて公開した。こういったテクノロジーを使用した危機管理に、米国をはじめ世界から注目が集まっている。

 タン氏にインタビューした経験がある前出の近藤さんは、こう話す。

「両親の職業がジャーナリストということもあり、彼女は『情報』が人々にどのような影響を与えるかをとても理解しています。一方で、現役の閣僚でありながらも特定の政治的立場に立つのではなく、むしろ意見の対立をIT技術で可視化して、解決につなげることを考えている。
入閣した時に『公僕の中の公僕になる』と宣言したとおり、特定団体の利益のために動くのではなく、テクノロジーを駆使して台湾の人々と行政院をつなぐ“パイプ”になっています」

 台湾に防疫や衛生管理を根付かせて伝染病の撲滅に貢献したのは、日本統治時代の1898年に台湾総督府で民生長官を務めた医師出身の後藤新平だ。それから120年以上がたった今、立場は逆転した。日本は、感染症の流行対策について台湾に学ばなければならない。

AERA dot.編集部・西岡千史)

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200228-00000078-sasahi-soci&p

深刻すぎる「和泉・大坪問題」


深刻すぎる「和泉・大坪問題」

2020/02/29 01:44
岡田晴恵教授の「告発」
今日(2月28日)の「羽鳥慎一モーニングショー」で、白鴎大学の岡田晴恵教授(元・厚生労働省国立感染症研究所ウイルス第三部研究員)が悲壮な表情で重大発言をした。
この発言の前に、いつも適確な指摘をする玉川徹氏が、PCR検査が保険適用になればすべての医療機関から民間の検査施設に直接検体を送れるような、ちょっと勘違いな解説を延々としていたので、まずそこを指摘しておきたい。
PCR検査が保険適用になるだけでは事態は全然解決しない。保険適用になっても、検査の依頼が保健所を通してという馬鹿げたシステムのままだったら、入り口が閉じられていることは変わらず、検査数は増えないまま、今は国が負担している検査費用の一部を患者が自分で負担するだけのことになってしまう。
司会の羽鳥氏もそのことを分かっていて、指摘しようとするのだが、玉川氏の熱弁が終わらず、その問題が視聴者に伝わらないままだった。
その間、岡田教授はずっと悲壮な表情をしていた。これから言おうとすることを、本当に言っても大丈夫かどうか、ずっと悩んでいたのだろう。
岡田教授は玉川氏の熱弁が一区切りしたのを見計らい、どこか怯えたような口調でこう切りだした。
私は、あの、プライベートなことはあまり言いたくないんですけど……中枢にある政治家の方からも「こういう説明を受けたんだけど、解釈、これでほんとにいい?」という電話がかかってくるんですけど……まあ、複数の先生方、正直言いまして、クリニックから直接かってことについては、ちょっと待ってくれって言われているんです。だからそれ(PCR検査を他の検査のようにクリニックから直接民間検査会社に出せるかどうかということ)はまだ分からない。
↑これは、玉川氏がその問題にまだ気がついていないことを指摘した「前置き」部分。
注意したいのはこの「先生方」というのは中枢にある政治家(自民党厚労族議員?)の「せんせい」という意味。それも一人ではなく複数だという。
以下のことは、この「先生方」から直接聞いた話として吐露された。
要約するとこうなる。
私は今まで、検査させないのは東京五輪などの巨額な経済事情絡みで、「汚染国」のイメージをつけたくない。そのためには感染者「数」を増やしたくないからなのかと思っていた。
しかし、思いきって(自分に意見を求めてきた政治家に)そうぶつけてみると、「ハハハ」と笑いながら「そんな、数をごまかすほど肝が据わった官僚は今どきいません」と。(そうではなく)これは「テリトリー争い」なんだ、と。
要するにこの(PCR検査の)データはすごく貴重で、感染研がそのデータを独占したいと言っている感染研のOBがいる……と。そこらへんがネックだった、と。
各地の衛生研から集まってくるデータは全部感染研で掌握する(しかし、民間に出してしまうと独占できなくなる……という意味)
それを聞いて私が思ったのは、そういうことはやめていただきたい、と。
初動が遅れたのは感染検査データが取れなかったから。研究がどうの論文がどうのではなく、人命を救うという感染研の元々の使命に立ち戻ってほしい。

↑岡田教授の、ある意味命がけのこの「告発」を聞いて、スタジオ内はしばし静まりかえった。

要するに、国立感染研究所と政府を結ぶルートに、検査データを民間機関に出したくない、独占したいと強くごり押しする人物(複数)がいるから、ここまでひどいことになったのだ、というわけだ。
しかもこの期に及んで、その勢力はCOVID-19のPCR検査をするためには保健所~自治体の保健衛生部を通させようとしている、と。
保健所や自治体を通さなければ検査に出せないのだとすれば、入り口は固く締まったままなので、民間検査会社を入れようが保険適用にしようが検査数は増えないし、検査のタイミングはどんどん遅れてしまう。
そんな馬鹿なことがありえるのか? と、常人なら誰もが思うわけだが、実際、それと同じことを上昌広医師も前々から言っている。
私は、政府機能を強化することで、感染症対策が上手くいくようになるというのは、何の根拠もない仮説に過ぎないと考えている。むしろ、現状を把握してない政治家・官僚、さらに有識者の権限が強化されることで、被害は増大すると予想している。

厚労省はクリニックでも診断できる簡易キットの開発にご執心で、感染研に予算措置した。確かに簡易検査はあれば便利だが、開発されるまで待つなど、悠長なことは言っていられない。
(「遺伝子検査行う体制作り急げ」2020/02/25)
私は厚労省国立感染症研究所の内輪の都合が優先されていると考えている。
今回の新型コロナウイルスの流行では、検査だけでなく、治療薬やワクチンの開発も国立感染症研究所が担当するそうだ。巨額の税金が研究開発費として投じられるだろう。
長期的な視野に立つ基礎研究ならともかく、早急な臨床応用が求められる創薬や検査の開発は、メガファーマや検査会社の仕事だ。「研究所」では彼らと競争できない。なぜ、安倍政権は、民間に競争させず、国立の研究機関に独占的に業務を委託したか、「国民の命より、官僚の都合を優先した」と言われても仕方ないのではないか。
私は、新型コロナウイルス対策の迷走の責任は厚生労働省にあると考えている。多くの官僚は真面目に業務に励んでいる。ただ、その方向性が間違っており、利権も絡む。
(「なぜ厚労省は大がかりなウイルス検査をこれほどまでに拒むのか」文春オンライン 2020/02/14)

ここまで見てきても、やはり我々一般人には理解を超えた非常識、不条理に思える。そんなことがあっていいのか、と。
しかし、これを裏付けるような話は以前からいろいろ漏れてきている。
27日の衆院予算委員会で、立憲民主党川内博史議員の質問で驚きの事実が発覚。25日に厚労省の研究機関「国立感染症研究所」から北海道庁に派遣された3人の専門家が「検査をさせないようにしている疑念がある」と指摘したのだ。
道の対策本部に派遣された3人は、政府が策定した基本方針に記載のある〈入院を要する肺炎患者の治療に必要な確定診断のためのPCR検査〉の実施を必要以上に強調。暗に、「軽症の患者は検査するな」との意向をにおわせ、道職員や保健所職員の間で「検査し過ぎてはいけないのか……」という空気が生まれているという。川内議員は道議会議員から聴取した内容だと明かした。
(「新型コロナ感染者急増の北海道で厚労省“検査妨害”発覚 政権に忖度か」日刊ゲンダイDigital 2020/02/28)

想像を絶するほど深刻だった「大坪問題」
国立感染研と厚労省厚労省と政府……ここにどんな利権問題が生じるのか、という疑問が当然浮かんでくるが、これもいろいろな記事が出てくる。
大坪氏が昨年7月に異例のスピード出世で厚労省審議官に抜擢されたのは和泉氏が強引に大坪氏を推した結果だといわれているが、不倫デートを楽しんだ京都大学iPS細胞研究所への出張では、和泉氏と大坪氏の2人がノーベル賞受賞者山中伸弥所長に対して、来年から山中所長の取り組むプロジェクトに「国費は出さない」と言い放ち、大坪氏が「iPS細胞への補助金なんて、私の一存でどうにでもなる」と恫喝していたことがわかっている。この予算カットは、文科省が反対していたものを和泉氏が後ろ盾となるかたちで大坪氏が強硬に主張したものだ。

「健康・医療戦略室」は室長が和泉首相補佐官厚労省の大坪氏が次長を兼任する、まさに不倫関係の舞台となってきた部署だが、もともとは、安倍政権が成長戦略のひとつとして医療関連産業の育成を掲げ、2013年に内閣官房に設置したもの。ただし、厚労省文科省経産省が支援する医学研究予算を集約させて効率的に配分するためには専門性と効率性が必要だとし、「健康・医療戦略の司令塔」として独立行政法人日本医療研究開発機構(AMED)を発足させた。 今年1月9日、そのAMEDで理事長や専門委員、さらに大坪氏らも参加するかたちで、第10回AMED審議会が開かれたのだが、ここで委員や理事長から飛び出したのが、大坪氏の独断専行への批判だった。
(「“安倍側近の不倫コンビ”和泉補佐官・大坪審議官の新疑惑を政府機関理事長が告発! 感染症研究などの予算80億円を自分の担当事業に投入」 Litera 2020/02/13)

この記事では、2020/01/09に独立行政法人日本医療研究開発機構(AMED)の審議会で噴出したAMEDの委員や理事長の「告発」が、議事録から抜き出す形で紹介されている。
まとめるとこんな感じだ。
瀧澤美奈子・専門委員(科学ジャーナリスト):「(週刊文春」が報道したiPSのストック事業にストップをかけた件に言及し)こんな手続が許されているなら、今日のこのような会議も全く無意味ではないかと思います
官邸主導の御旗を振りかざして予算や人事を握って一部の人間が行政をゆがめているのではないかという疑いが国民の間で今、広がっております。その説明責任をしっかり果たしていただかないと、この会議自体も全く無駄なものになると思います

末松誠理事長:「昨年の7月以降、実質的にはそれより前から始まっていたかもしれませんけれども、大坪氏が次長になられてから、我々のオートノミー(自立性)は完全に消失しております」
事はiPS細胞ストック事業の問題だけではございません。健康・医療戦略室のイニシアチブのおかげでAMED発足してから最初の3年間あるいは3年半は非常に順調な運営ができたというふうに自分自身でも思いがございますけれども、各省の予算のマネジメントに関する相談等は全部健康・医療戦略室を通してやるようにということと、担当大臣とか政治家の方々とコンタクトをとるなということを大坪次長から言われております。その証拠も残っております

ここで末松理事長は、それまで使われることのなかった「トップダウン型経費」に昨年末初めて88億4000万円が配分された問題を取り上げようとして、AMED審議会会長の田辺国昭氏に遮られてしまった。
この「トップダウン型経費」のほとんどにあたる約80億円が厚労省の「全ゲノム解析実行計画」に使われることが、大坪氏の独断で決まったことへの抗議だったという。
「全ゲノム解析実行計画」というのは、厚労省ががんと難病の患者を対象に、すべての遺伝情報(ゲノム)を網羅的に調べ、創薬などに活かそうというもの。医療産業に国際競争力をつけるという意味では重要だが、感染症対応のような緊急性や画期的な成果の発見があるわけではなく、「トップダウン型経費」の趣旨とはまったく違う。
にもかかわらず、こんな不可解な予算のつぎ込み方がされたのは、ほかでもない、この「全ゲノム解析実行計画」の厚労省での取りまとめ役が大坪氏だったからだ。つまり、大坪氏は自分の省庁での担当のプロジェクトに金を優先的につぎ込むため、本来の使途を歪めるかたちで予算を充当しようとしていた。末松理事長はそのことを告発しようとしたのである。
(同記事より)

他にもある。
問題とされているのは、和泉首相補佐官国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の理事、執行役および経営企画部長を自らの執務室に呼びつけた上、自分の言うことと、内閣官房健康・医療戦略室の大坪次長の言うことを聞いてうまくやらなければ、人事を動かす、具体的には、「所管府省からの出向ポストを他の府省に振り替えるぞ」といった類いの「恫喝(どうかつ)」をしたというもの。
(和泉首相補佐官が問題なのは「不倫」よりも国家公務員幹部人事への専横ぶりだ DIAMOND Online 2020/02/25)
で、この和泉首相補佐官と大坪審議官の関係はすでに有名になったが、大坪審議官はあろうことか今回大問題となったダイヤモンドプリンセス号対応問題では現場で勝手な行動を繰り返して現場のDMATメンバーらから総スカンを食っていたことも分かっている。
(乗船した)医師は、大坪氏が船内で起こした2つの問題行動についてこう証言する。
「作業場であるサボイ・ダイニングは左右に分けられており、右側は食事可能エリア。一方、左側の作業エリアでは、感染対策で飲食ができないルールになっていました。しかし大坪さんは、作業エリアにもスイーツやコーヒーを持ち込み、『美味しい』と言いながら堂々と飲み食いしていたのです。あるときその様子を見咎められ、全体ミーティングで『作業エリアで喫食しないように』と改めて注意喚起がありました」

「基本的に船内では常にマスクをしていなければなりません。外しても良いのは、着席して食事を摂るときくらいです。しかし大坪さんは、マスクをしていない姿がしょっちゅう目撃されています。そのため、こちらも全体ミーティングで看護師から『マスクをしていない人がいる。着用を徹底するように』と注意がありました」
(マスクをしていない姿が……大坪寛子審議官が「ダイヤモンド・プリンセス号」で問題行動 文春オンライン 2020/02/26)
大坪氏の経歴を見ると、
1992年 - 東京慈恵会医科大学医学部卒業
2007年 - 国立感染症研究所血液・安全性研究部研究員
2008年 - 厚生労働省入省
2008年 - 厚生労働省医薬食品局血液対策課配属
2009年 - 厚生労働省健康局結核感染症課配属
2010年 - 厚生労働省医薬食品局血液対策課配属
2011年 - 環境省総合環境政策局企画課特殊疾病対策室配属
2011年 - 環境省総合環境政策局企画課石綿健康被害対策室配属
2012年 - 環境省総合環境政策局企画課特殊疾病対策室室長
2013年 - 厚生労働省医政局総務課医療安全推進室室長
2015年 - 内閣官房健康・医療戦略室参事官
2019年 - 厚生労働省大臣官房審議官(危機管理、科学技術・イノベーション、国際調整、がん対策、国立高度専門医療研究センター担当)
……となっている(Wikiより)。
「大坪氏は『大臣や政治家と勝手にコンタクトを取るな』とか『すべて健康・医療戦略室を通すように』などともAMEDに通告したそうで、さすがに自民党内でも『やり過ぎだ』と問題になった。和泉補佐官と大坪氏、どちらの意向なのかはハッキリしませんが、その独断専行ぶりは、関係者の間で“大坪問題”と呼ばれています」(自民党厚労族議員

野党は和泉補佐官の国会出席を要求し続けているが、与党は官邸に忖度して却下。
(研究者は“大坪問題”と…新型肺炎にも影落とす独断専行ぶり 日刊ゲンダイDigital 2020/02/13)

和泉補佐官の名前がスキャンダラスな形で表に出てきたのは今回が初めてではない。3年前のことを忘れてはいけない。
和泉補佐官が最初に前川氏に対し「文科省の対応を早くしてほしい」と求めたほぼ同じタイミングの昨年9月6~7日、加計学園の加計孝太郎理事長が松野博一文科相山本幸三行革担当相と会っている。文科省の現場は陰に陽に「加計学園獣医学部新設」の圧力を感じていたに違いない。

和泉補佐官は9月15日に安倍首相と面会している。これは国家戦略特区WGで「獣医学部の新設」に関するヒアリングが行われ、冒頭、事務局の藤原豊審議官が〈総理からも(略)提案課題について検討を深めようというお話もいただいております〉との発言が飛び出した日の前日だ。
9月26日には内閣府審議官と文科省担当課長の打ち合わせが行われ、内閣府の参加者が〈「できない」という選択肢はなく〉〈官邸の最高レベルが言っている〉と発言したメモが残っている。翌27日には官邸で前川氏と松野文科相が安倍首相と面会しているのだが、おそらく前川氏はあらためて「難しい」と説明したのだろう。そこで、和泉補佐官は再び前川氏を呼び出したという流れだ。
(略)
和泉補佐官は国家戦略特区諮問会議が開かれる2日前の11月7日にも安倍首相と面会。これは、「文科省と話はついた」との報告に出向いたとみられる。つまり、前川氏に対する2度目の“恫喝”で加計学園獣医学部設置は決まったとみていい。
安倍首相の“影武者” 和泉補佐官が加計学園をねじ込んだ日 日刊ゲンダイDigital 2017/06/01)


結論(もちろん推論だが)は書かない。
しかしまあ、これだけ並べていけば、多くの人は「……そういうことなのか……」と想像はつくだろう。
普通の国だったら、モリカケのときにとっくに吹っ飛んでいたはずの政権、権力機構が、その後も公文書改竄や廃棄という国家を根底から崩壊させるような犯罪、子供でも分かるような嘘を続けてきた。
それを許してきた国民……。

今日読んだこのコラムの結びは、まさに! と思わされた。
少なくとも現状の日本では「民主主義」が機能しているのだから、政治家を罵倒しても、その政治家を選んだのは自分たちであって、意味がない。
もし権力の有効なコントロールを私たちが実現できなければ、「専制と民主のどちらが優れた仕組みなのか」という議論に対して、有力な判断材料を提供することになるだろう。「社会の信頼感や人々の善意という前提の上に、まがりなりにも繁栄してきた『日本という仕組み』」が、果たして生き永らえることができるのか、今回、その答えが出てしまうことになるかもしれない。
そうだとするならば、われわれ日本人としては、国家の強権なしでも個人や民間の自律性によって悲惨な事態の発生を抑え込み、世界に見せてやるという気概を持つべきだ。これは民主国家日本国の興廃を賭した闘いになる。
(「スジ」の日本、「量」の中国 田中 信彦 日経ビジネス 2020/02/28)

↑この人はなんとかきれいに結んでいるが、原発爆発のときから何も変わっていないどころか、どんどん劣化していることを見れば、今さら無理だろうと思う。
結局のところ、モリカケのときにいい加減に放置して「法治国家崩壊」を止められなかったことが致命傷になっている。国家の秩序と倫理観を破壊するやっかいな因子を根絶し、増殖を止められなかったために、社会秩序の崩壊パンデミックが起こり、ここまで国が壊れてしまったといえるのだろう。


  

 

コロナウィルス感染が分かる方法と簡単なコロナウィルス対策について

 

【中国の鍾南山医師が死亡した人の肺を解剖して開いたところ、肺の中にねばねばが広がっていた】と動画で話していました。

新型肺炎肺の解剖でグーグル検索して〚中国の鍾南山医師 新型肺炎についての特徴明らかに[2020/02/19 01:51]の記事・動画を見て下さい。】

 

サーズは肺が固まっていたそうです。いずれにしろコロナウイルスに罹ると肺にねばねばがたまり、それによって肺が動かなくなり、空気が入らないのでタンなどが含まれない「からぜき」が多くなり、「息切れがする」武漢の医師が動画で語っています。従って熱が出ていて、思いっきり肺に空気を入れ、肺で深呼吸できなければコロナウイルスに感染している可能性があるということです。即ち人混みや満員電車で通学・通勤している人は、家に帰るときに、自分の周りに人がいない所で思いっきり息ができれば、肺にねばねばがないということが分かるのでコロナ肺炎には罹っていないということが分かります。また感染した場合に肺全部を使っているとすぐに異常に気付くと思います。

 

22.前の記事に追記しましたが、こちらにも同じものを追記しておきます。

a87427様からのご指摘ですが・・
この情報はウィルス対策としては大変重要です。
↓      ↓      ↓      ↓
27度のお湯は誤った情報だと言って恐縮されていますが、別に誤った情報ではありません。
ウイルスの予防には水が一番効果的です。鼻や気管のじゅう毛は常に水分を十分含むことがウイルスを防ぐぜったいの条件です。
だから絶えず水分を補給することが風邪を防ぐいちばん大事なことです。
水は冬場は20度くらいが適当で。私はいつもお湯で割っていますが、朝昼晩としこたま水を補給しています。(→つまり、27度ほどになりますね)
ウイルスを殺菌するために60度のお湯を飲む人はいません。
こんなに熱いお湯はたくさん飲めないんです。
のどを潤そうと思えばごくごく飲めるくらいの温度がよろしい。したがってあまり熱くないお湯をこまめに摂るのがウィルス予防になります。
「お湯を飲んでください。」という箇所は間違いではないのです。

人間にとって一番大切なものはまず水ですよ。
なおこの水は水道水でなくアルカリイオン水のことです。
水道水の塩素は体に良くなく、解毒するのにアルコールを分解するくらいの量の酵素を失います。酵素の使い過ぎはよくありません。
私は炊事にも一切水道水は使っていません。
a87427さんからのコメントでした!ありがとうございます!

そうでした!ウィルス対策は、手洗いと水分補給が肝心なことだったのです。

ネットで確認するだけでもこれだけ記事が出てきます。

水をぬるま湯にすると体も冷やさずに、もっと良いのだと思います。

紅茶や緑茶にはウィルスを弱らせる効力もあり、私はこの時期は紅茶にシナモンを入れて持ち歩いています

 

... 感染を防ぎましょう。 風邪・インフルエンザ対策関連商品については、DRUGユタカの従業員へご相談下さい。 ... 病気を引き起こす感染症の多くは「手」を介してウイルス・菌が体内に侵入し、発症するといわれています。 ... こまめに水分補給をする! のどや鼻 ...

2019年12月18日-脱水状態の体は、インフルエンザウイルスが増殖しやすい環境になりますから、水分補給が重要です。知らない間 ... インフルエンザ予防の対策はいろいろあります. 予防する ... 重要です。知らない間に脱水症ならないよう、職場や学校でもこまめに水分を摂りたいですね。 ... この機会に、マイボトルにお茶やミネラルウォーターを入れて持ち歩き、20分を目安に50~100mlを飲む習慣をつけると良いと思います。 スポーツ ...

 

そこで、風邪を引いてつらい症状に悩まされなくてもいいよう、今から簡単な風邪予防法を知って、対策を取っていきましょう。 ... 水をひと口飲む風邪予防法; 意識的に水を飲む ことを習慣化してしまおう! ... このとき酸素と一緒に空気中のウイルスや細菌が体内に侵入してきても、口や鼻、のどの内壁の粘液が異物をとらえ、感染 ...

2020年1月29日-正しくインフルエンザ対策することは、今話題の新型コロナウイルス肺炎予防にもつながるとのこと。まちがった ... というわけではないのですが、インフルエンザ予防ということであれば、水うがいよりも緑茶をこまめ飲むことをおすすめします。

2020年2月18日-今、世間をザワつかせている新型コロナウイルス。今すぐ自分でできる対策とはなんでしょうか。今回の取材では、「ビタミンD摂取の重要性」が明らかになりました。2月になって急に寒さが厳しくなってきました。この時期はインフルエンザや風邪 ...

2020年1月29日-【注意喚起】 (注意喚起、危機管理 20/1/24時点、更新1/29) 新型コロナウィルスはSARSの時と同等の危機管理を 自分や家族を感染から守る心得 ・ウィルス対策(手洗いうがい)の徹底 (水やお茶などをこまめにとる*) ・不要な外出を極力避ける ...

2020年2月1日-水を飲んでコロナウィルス対策&京都の飲食店事情 ... ウイルスの感染対策には水を 飲むのが有効?! ここ数 ... 今回のコロナウィルスに対してこれが有効なのかは不明ですが、こまめに水分を撮るようになってから風邪をひかなくなりました。

うがい手洗い、インフルエンザ対策に良いとされる食べ物や規則正しい生活を心がけて予防に励んでいる方に朗報です! ... 医療従事者の妻が言うには、お茶や水を飲む意味は「胃にウイルスを落として殺すタメ」なので、外出時もペットボトルや ...

ツイート主は海外在住の一般人のようですが、15分ごとに水やお茶を飲むことで風邪が予防できるとする内容です。 ... 喉についたウイルスや菌を胃に流し込めば死滅する」 という理屈はもっともらしく聞こえますが、病原体は鼻など他のところからも入るのでは? ... 風邪をひかないように水分をこまめに取る努力ができる人は、食や睡眠や疲れについてもそれぐらい健康に気遣った生活を送っている可能性が高いです。水 ...

 

[コロナウィルス対策のお役立ち情報」についてのお詫び

「コロナウィルス対策のお役立ち情報」に載せた転載記事ですが、
チェーンメールではないか?という指摘を受け、またニュースでも取り上げられました。
転載元を確認せずに転載してしまったことお詫び申し上げます。

下記の記事です。
【同級生の甥が、修士号を取得して卒業し深圳病院で働いていましたが、現在、彼は新型肺炎ウイルスを研究するために武漢へ転勤になっています。その彼から電話があって、風邪気味になった場合、その症状に鼻水と痰が出る場合、それが新型コロナウイルス肺炎であると結論付けることはできないという事を私の家族・親戚や友人全員に伝えるように言ってくれました。
コロナウイルス肺炎は鼻水を伴わない乾いた咳であるため、これはそれを識別する最も簡単な方法だということです。
彼はまた、新しいタイプの冠状動脈肺炎ウイルスは耐熱性はなく、60度以上の温度で殺せると言っています。したがって、ウイルスを防ぐためにはお湯を飲んでください。
運動すると、ウイルスに感染することはありません。
高熱がある場合は、身体を温めて、生姜スープを飲んで体の熱エネルギーを増やすことです。
より多くの生姜、ニンニク、唐辛子、胡椒をたくさん食べると良いです。
甘いものや、酸味の多いもの、塩分の摂取は少な目にし、寒いところへは行かないようにした方が良いです。ウイルスは太陽にさらされると完全に消えます。
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・以上
太字の部分の温度については、あちこちで数字が違って拡散されていました。

ただ、ウィルス対策の中身としては、的を得ていました。


体を温める、温かい飲み物、食べ物を摂取すること。、(冷たいものを摂取しない)
生姜、ニンニク、唐辛子、胡椒など香味野菜を積極的に摂ること
甘いものや、酸味の多いものの摂取は少な目にし、
寒いところへは行かないようにした方が良いこと。(体を冷やさない)などなど。

さらに、追記が・・。a87427様からのご指摘ですが・・
この情報はウィルス対策としては、基本的で重要な情報です。
↓      ↓      ↓      ↓
27度のお湯は誤った情報だと言って恐縮されていますが、別に誤った情報ではありません。
ウイルスの予防には水が一番効果的です。鼻や気管のじゅう毛は常に水分を十分含むことがウイルスを防ぐぜったいの条件です。
だから絶えず水分を補給することが風邪を防ぐいちばん大事なことです。
水は冬場は20度くらいが適当で。私はいつもお湯で割っていますが、朝昼晩としこたま水を補給しています。(→つまり、27度ほどになりますね)
ウイルスを殺菌するために60度のお湯を飲む人はいません。
こんなに熱いお湯はたくさん飲めないんです。
のどを潤そうと思えばごくごく飲めるくらいの温度がよろしい。したがってあまり熱くないお湯をこまめに摂るのがウィルス予防になるということです
「お湯を飲んでください。」という箇所は間違いではないのです。

人間にとって一番大切なものはまず水ですよ。
なおこの水は水道水でなくアルカリイオン水のことです。
水道水の塩素は体に良くなく、解毒するのにアルコールを分解するくらいの量の酵素を失います。酵素の使い過ぎはよくありません。
私は炊事にも一切水道水は使っていません。スーパーのただの水です。
a87427さんからのコメントでした!ありがとうございます!


信ぴょう性のある記事に思えて、転載させていただきましたが
問題は、たとえ善意の記事であっても、「出どころがはっきりしない記事」をそのまま転載したことです。
誰が?何のために?このような記事を?
それがはっきりわからないままの拡散は、万一何かあったら?責任が持てないだけに、やはり怖いと思いました。
悪意のデマや流言飛語と一緒にするつもりはありませんが、その意図や発信元の信ぴょう性を確かめないままの拡散は危険ですね。
もっと慎重でありたいと思います。
ご迷惑おかけしました。

それとは別に・・自分の記事としてのコロナウィルス対策を・・・!

ウィルス対策といっても、専ら免疫力を上げてウィルスを寄せ付けないということになります。

 

①体を温める
▼お湯を飲む習慣を・・。
毎朝、起き掛けに、「お水」ではなく「白湯」を飲むこと。
これはゲルマニウムの治療の先生のお勧めです。
朝起きてまず白湯を飲む」というのはインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」のひとつとして始まり、注目されている健康法です。起きがけに飲むことで身体をゆっくりと覚醒させ、腸内の老廃物を流してくれる効果があります。
「体を温めるとすべての痛みが消える」の著者でおなじみの坂井先生も、「水ではなく、できるだけお湯を飲むように」と言われます。
▼温かい飲食物を摂ること
人間の体温と同じ温度の飲食物が最も消化が良く、低い温度の飲食物は、消化酵素の働きを弱め、
結果、疲弊した胃腸は免疫力の低下につながってしまいます。
(体温より温度が低いアイスクリーム、氷、アイスコーヒー、コーラなどは止めましょう)
食べすぎも同じ理由で胃腸を疲れさせ、免疫力を落としますのでご注意を!
▼お風呂に入ってゆっくり体を温める

 

②食べ物の管理
▼体を温める食べものを・・。(陰性の甘いもの、酸味は体を冷やす)
冷たい食べ物だけが体を冷やすわけではなく、食べ物には陰陽があって、陽性の食べ物は体をあたため、陰性の食べ物は体を冷やします。
陰性の食べ物の代表は甘いもの、砂糖、果物、生野菜など。
酸味も陰性で、体を冷やします。(酢の物も冬場は体を冷やします)
砂糖は、がんのえさになるだけではなく、ウィルスのえさにもなりますから、食べない方が良さそうです。
体を温める食べ物というのは温かいものだけでなく、レンコン、ゴボウ、ニンジン、大根などの根菜類。
根菜の温かい煮物や根菜入りみそ汁などもお勧めです。
特にレンコンは気管支や肺に効き目があります。
(ジャガイモ、サツマイモは根菜ではなく、陽性ではありません)
▼抗ウィルス効果のある食品を
 発酵食品、青さなどの海藻にも抗ウィルス効果があります。
納豆、みそ、ぬか漬けなどの発酵食品、海藻も積極的に摂りましょう。
梅醤番茶を常備しましょう
風邪をひきかけたときの強い味方で、風邪予防にもなります。

 

③良い睡眠を!
6時間以上しっかり眠ることで体の疲れをとり、免疫力も高めてくれます

 

④運動と日光浴
適度な運動は血流を良くして、体温を上げてくれますし、日光浴は抗ウィルス効果のあるビタミンDを作ってくれます。
家に閉じこもらずに、お天気の良い日はマスクをしてwalkingもいいと思います。
(夏にインフルエンザが流行らないのは気温が大きく関係しているということです)


⑤笑うこと
良い笑いは、免疫細胞を活性化させてくれます。
不安がらずに、毎日を楽しく!

その他、ブロ友さんに教わって黒ニンニクを食べ始めました^^


どうか皆様もコロナウィルスに負けずに、お元気でいらしてください。

 

1504体保管のプール
伊方3号、外部電源一時喪失 燃料冷却43分停止
2020年2月6日(木)(愛媛新聞

 


 四国電力伊方原発伊方町)で外部電源を一時喪失したトラブルで、3号機の核燃料プールの冷却が43分間停止していたことが、四電への取材で5日までに分かった。

プールには定期検査で原子炉から取り出したばかりの燃料157体がある。核燃料は原子炉停止後も「崩壊熱」を出すため冷やし続ける必要があり、専門家は「一時的とはいえ冷却がストップした事実は重い」と指摘している。

 伊方原発は昨年12月に3号機が定検に入り、運転を停止。外部から電力供給を受けていたが、1月25日午後3時44分、発電所内につながる送電線が遮断され、電源を一時喪失した。1、2号機はすぐに別の送電線から受電し、3号機は非常用ディーゼル発電機が自動起動した。
 四電はこれまでに「受電停止は1、2号機が3秒間、3号機は9秒間だった」と公表し、「バックアップ電源が正常に作動し、東京電力福島第1原発事故のように全交流電源を喪失したわけではない」と説明している。
 だが、3号機の燃料プールの冷却はすぐ再開されたわけではない。プール内の水を循環させるポンプの電源を起動したのは43分後で、その間冷却は止まった状態だった。

3号機のプールでは、プルサーマル発電で使用したプルトニウム・ウラン混合酸化物(MOX)燃料を含む1504体が保管されていた。

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ameblo.jp


3号機プール停電43分と。
25日午後3時44分(外部)電源喪失だが、プール(冷却ポンプ)停電終了時刻発表は依然ない。3号機本来の30万V送電線への復帰時刻もまだ公表されてない。不都合なことは隠してばかり。きちんと公表しないと原発の信頼は得られない。

 

どこが安全???
事故を反省しない人たち。原発の再稼働はやめてください。