薬に頼らない治療(2)咳にはレンコンを/お腹を壊した時は吉野葛で葛湯を

薬に頼らない治療?というより、食べ物で症状が緩和できることを学んだので、その続きです。


実際は上記の手当法も、食物で病気を治すことも、桜沢如一先生や大森先生、東城百合子さん、梅崎和子さんなどの自然療法の専門家の書かれた本を参考に学びました。

子どもや自分が病気になっても、すぐに医者や薬に頼らずに、
まずは食養生をする→これについては(3)で、
そして症状の緩和に食べ物を使います。

<咳にはレンコンを>
蓮根はいろんな料理に使って美味しい食べ物ですが、身体を温め、粘膜を強化し、免役を高め、炎症を緩和させる・・等々、咳や風邪の初期症状に効く効果が詰まっています。

咳が酷い時は、蓮根湯という頓服のような使い方もできます。
*レンコン湯
レンコンの絞り汁大匙3にショウガのおろし汁少々にお湯150cc混ぜた飲み物。飲みやすくするために醤油数滴や塩一つまみ等を加えます。
レンコン湯は風邪の「咳」をとめ、「痰」を切る効果があり、「喘息」などの負担が大きい気管支への症状に即効性があると言われています。

風邪の時、お勧めのレンコン料理はこちら↓名前はまだない・・(^_^;)
蓮根大1本をすりおろし、それに吉野葛を加え梅干し1~2個分の梅肉、お醤油少々、ゴマを入れて混ぜ、フライパンで焼くだけ。
吉野葛は体を温める陽性の食物、
(片栗粉はジャガイモで身体を冷やす陰性)
食物の性質が違うので必ず吉野葛を使いましょう。
     吉野葛とすりおろした蓮根
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青紫蘇があるときは、それで巻くと美味しいです。
(蓮根大1本でこんなのが5~6個ほどできます)
すりおろす手間がかかりますが、もちもちした食感とうめぼしと醤油の味付けが美味しく、お酒のあてにもなります。・・って飲めませんが(^_^;)

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お腹を壊した時、食あたりには葛湯を
葛湯は、吉野葛を水で溶き、小鍋でゆっくりかき混ぜてとろりとすれば出来上がり。葛の量を増やすと葛餅ができます。
健康おやつですネ^^
単なる下痢や冷えによるものは葛湯で対応できますが、
食あたりの時は、梅肉エキスも加えた葛練りを作ります。
梅肉の殺菌作用で早く良くなります。)
これだけだと食べにくいので、どもたちには、はちみつやリンゴジュースも加えてつくりました。
大人が食べても美味しいおやつになります^^

吉野葛は風邪のひきはじめにも使えます。

吉野葛梅肉エキスは常備しておくと便利なお薬にもなる食材です