「愛」がない・・・!

日本ってどんな国????

日本では、この事故に限って、作業員の被爆レベルを100ミリシーベルトから250ミリシーベルトに引き上げた。

これはどんなことを意味するのでしょう?

考えられることは・・・

▼100ミリでは,仕事を始めても、すぐに危険アラームが鳴ってしまう。

仕事にならないから250ミリシーベルトに引き上げて、少しでも長く仕事をしてもらおう・・。

さらに、もう一つ・・・・・

▼作業員が死亡することになっても(東京電力が)補償請求を免れるための方便になる
     ↓ ↓ ↓ ↓

(日本の放射線防護政策は、「何より原子力産業の保護を優先する」として、

 原発作業員が白血病などを発症しても、めったに労災と認定されない


つまり・・・・

  250ミリに引き上げておけば、長く仕事をさせられるし(余分な人数にお金払わなくて済むし)、

  被爆して白血病になっても癌になっても、250ミリは安全レベル内の数値


  だから、労災にも認定する必要がない・・自分でお金払って医者に行きなさい!

                   と、いうわけです。


記事は、「死の危険」が迫っている、作業員を心配して、フランスの准教授からの呼びかけです。


「作業員を交代させたり、増やしたりしなさい。」

「緊急に,作業員の被曝量を減らしなさい。」

白血病や癌になったら、きちんと補償をしてあげるべき」

                       という意味合いでしょうか。


これは、「人の命よりも、原子力産業を優先」している日本政府に呼びかけています


日本という国の政府の「愛の無さ」・・・日本国民として・どう思われますか?

今回の原発事故の処理が遅れたのも、国民の安全より営利優先(廃炉にしたくなかった)
の判断からだと言われています。

下記に記事を貼っておきます。

原発作業員に「死の危険」フランスの専門家が呼びかけ!

放射能漏れ】
現場に踏みとどまる原発作業員に「死の危険」 フランスの専門家が増援呼びかけ(2011.3.24 07:01 )


福島第1原発の事故で、フランス・パリ大学のポール・ジョバン准教授(日本社会学)は24日付ルモンド紙のインタビューで、強い放射線にさらされながら事故現場に踏みとどまり、電源復旧などに取り組む作業員らに「死の危険」が迫っているとして、交代要員の派遣など増援が必要だと呼び掛けた。

 同准教授は「少なくとも外部から応援の作業員を呼び寄せて緊急に(1人当たりの放射線)被ばく量を減らす必要がある」と、少人数の技術者や作業員に依存する態勢に異議を唱えた。

 また「日本の放射線防護政策は、何より原子力産業の保護を優先する」として、原発作業員が白血病などを発症しても、めったに労災と認定されないと批判。


厚生労働省が今回の事故対策に限り、被ばく線量の上限を250ミリシーベルトまで引き上げたことについて「この緊急措置は、作業員が死亡することになっても(東京電力が)補償請求を免れるための方便である可能性がある」と指弾した。
(共同)


(拡散 希望します)