ニュージャージー探訪記② 良い隣人に恵まれる幸せ

話は前後しますが、飛行機の座席は、残念ながら窓側ではなく通路側。
写真を撮るのはあきらめていたのに…
隣の方が飛行機からみたニューヨークの写真を撮って下さいました。
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高いところの荷物の出し入れも、背の低い私は…飛んでも跳ねても手が届かない。
could you help me?…全部言い終わらないうちから、察して手伝ってくださり、
ライトをこちらに向けてほしいとか、テレビの消し方を教えてほしいとか、色々なお願いにも、笑顔で応えてくださったお隣のアメリカ人。
 
言葉は十分に通じなくても、その分Thank you  ! と 笑顔で心は通じあうみたいです。
 
お隣の方が良い方だったので…空の旅13時間も快適に過ごせました。
 
しかも、はじめての海外への一人旅・・
 
私は言葉が分からない~♪と言う不安も、吹き飛び、とても心強かったです。
お隣の方は、沖縄にしばらく滞在されて‥これから故郷へ帰られるとのこと。
最後にthank you for your kindness.  
Have a nice trip !  と言ってお別れ・・。
 
       素敵な出会いに感謝して記念撮影 
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隣の方のおかげで、幸せな気分で旅がスタートしました 
 
良い隣人に恵まれ、とてもラッキーな私…。
私も、良き隣人でありたいと思いました 

さて、次男の住むアパートです。
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リス(スクローウェル)もいます。
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次男はこの一部屋を借りています
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部屋から見える風景
 

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次男の部屋。
部屋はとっても広いけれど、ベッドは一つ…
家主のジムさんに、次男が事情を話すと、
ジムさん、親切な友人にお願いして、ベッドを運んで来てくださいました。
布団も毛布もシーツもきちんと揃えてくださった家主のジムさんに感謝です。
 
もしもベッドがなかったら…
 
私はきっと床に寝かされたことでしょう(笑)
 
ジムさん thank you so much  ! 
 
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若い頃のジムさんの写真。長身で端正な顔立ち。映画俳優みたいです。
日本には横須賀に来たことがあるそうです。メキシコで英語の先生を・・・。
今は判事の仕事をされています。
 
 
こちらは別の部屋に住むトルコ人。ラトガース大学に出張中の研究者バハッティさん。
 
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顔を見るだけで、誰もが好感を持ってしまうような方。
知的で柔和な笑顔が素敵です!

毎朝、英語があまりしゃべれない私にもhow are you ? と話しかけてくださって…
私も中学英語でfine thank you  とどうにか挨拶 (汗)
息子が通訳してくれる時は、色々お話を聞くことができました。
彼は原発のことをとても心配してくださって
「福島の人たちは避難されましたか?」と一番に尋ねられたのも心に残っています。
「いいえ。一時避難した人たちにも、政府が「除染すれば戻れる」と言って、元の土地に戻そうとしています。」というと、彼は瞳を曇らせて
「それはひどい・・。トルコ人はみんな日本人が好きです。
トルコでは、みんな日本人のことを心配していますよ。」
と言われました。(もちろん英語で・・。)

外国の方々が真剣に心配してくださっているのに、当の日本政府はまるで他人事。
被災者には補償をしたくないから、「除染すれば戻れる」とごまかして・・・
他方、外国人にはこれだけのお金を使って日本に無料ご招待!
これ、↓おかしくありませんか?
 
 
話がそれましたが、
次男も、こんな良い人たちに囲まれて、家族のように暮らしていることを知り、
まずはひと安心。こんな幸せなことはありません。
仕事でも、お隣にいる人の影響は大きい。
素敵なお二人から、色々学んでほしいと思う母でした。 
 
この日、機内で味わったハッピーな気分も思い出しながら・・・。
隣人に恵まれる幸せに感謝の日でした。