たねまきジャーナル小出先生 原発事故、人災は当たり前。原発は壊れたらお終い・・・

7/11(水)>
 永岡です、毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日も水野晶子さんの司会、毎日新聞専門編集委員近藤勝重さんの案内で放送されました。
 
 原発のニュース、小沢新党は脱原発を目指すとしています党議拘束もなしです。
49人が参加し、反増税の党で野田氏は厳しくなります
近藤さん、五七五の非定型で、大阪では受けるかもと言われました。今は生活より命であり、生産より生存の時代になり、しかし国民の生命第一も何とかで、反応は近藤さん分からないと言われました。
原発再稼動もアメリカが裏にあり、集団的自衛権と、野田政権は危ないと近藤さん言われました。

 そして、小出先生のお話、事故検証の国会の調査、人災と言っており、これについて小出先生は「当たり前だ」、報告書にあり、東電が事故が起こらないと備えをせず、規制する安全委他も役に立たず、法律も役に立たない、日本で原子力をやる組織なしでやってきて、人災なのです。

 水野さん、地震にも津波にも耐えられる補償なしと言うので、保障はどうなのかと言う事で、「そんなものはあり得ない」、世界一の地震国でマグニチュード9が来るのに安全はあり得ない、事故調の人もそれを信じているのではないのです。

 水野さん疑問もあり、事故は津波のせいか、地震のためかは大事であり、報告書で地震でやられた可能性ありとして、今まで全て津波としており、そうではない説明があり、津波の時刻と、実際の電源喪失時刻が大切で、津波がいつ来て、第1波はいつ、第2波はいつという時間を、沖合1.5kmの記録として、原発津波の来た時刻ではなく、1号機はもっと早く電源喪失していた記述があり、小出先生、問題は何度も言うように「現場で確かめられない」、電源の調査も出来ないし、地震による配管の破損を確かめることも出来ない事態で、原発事故の困難性を示しているのです。
4つの調査報告書で、全て証拠を掴めていないのです。
 今回も、津波と言う説明の前に、筋の通った説明をするには資料がなく、事故が火力なら調べられるが、原発は現場に行けないのです。

 強制力のある国会の発動をしておらず、もっと出来なかったか?と水野さん言われて、
東電の説明は嘘が多く、近藤さん、人災の一人歩きを恐れる=ちゃんとしたら大丈夫と言われかねないとして、しかし日本が大変な地震大国と言わないといけない
つけこまれる余地ありとして、小出先生、もう一歩あり、日本は地震国だから何をやってもダメではなく、
地震国でなくても原発は壊れるときは壊れるのです。核分裂をしたらゴミの始末も出来ないのです。

 事故調査、政府に申し入れるか決まっておらず、これから何かが改められない、それこそ人災なのです。

 今日の小出先生のお話をお送りいたしました。

続いて今日結党された小沢新党「国民の生活が第一の動向、所属する大阪15区の衆院議員、大谷啓さんのお話がありました。東京スタジオでの出演です。大谷さん、すがすがしい気持ちと使命感があると言うのです。不安は考えないようにしているそうです。

 また、沖縄ともつながり、高江(ヤンバルクイナの森)、ヘリパッドを増やすとしており、住民の座り込みが5年続き、その模様も出てきます。石原岳(たけし)さんのお話があり、3月~7月1日は野鳥のために工事をしなかったのが、今は工事再開の時になり、夕飯時の座り込みのない時にやられて車を置かれたのです。オスプレイとも関係があり、ヘリパッドは高江にも運用されるのです。オスプレイパッドなのです。

 大谷さん、沖縄について、野田政権のあり方について、アメリカに言われるがまま、従属のままの象徴と言うのです。

 新党「選挙が第一」というリスナーの声もあり、大谷さん、逆で、小沢氏に選挙で得はないと言っているのです。

 資金面ではしんどく、民主党にいると政党交付金があり、さらに党の職員の給料もあり、民主党だと年間1000万円あり、それがなくなるのです。今の増税に反対する意味はあると近藤さん言われて、小沢アレルギーはメディアも含めてやっている。それだけ民主党は裏切っていると近藤さん言われて、小沢氏のアレルギーを案じるのはというものもあるのです。

 大谷さん、小沢アレルギーを払拭する説明、マニフェストは裏切るのかと言われるので、今度は嘘と違うと言うものが要り、増税財務省の振り付けが利いており、国民に訴求するものが要るのです。

 増税阻止、民主、自民、公明で数は足りるのですが、国民の声が大事で、官邸デモのパワーが要るのです。

 原発について、リスナーの意見があり、松原の方で、じっくり聞かせてもらうとして、本当に脱原発できるマニフェストができるかと質問があり、今具体化の議論をして、目標を決めないとダメ、小沢氏もNHKで具体的な数字を挙げ、原発に代わるものをどうするか、それを具体的に追求し、いつゼロにするかにするのです。

 リスナーより、脱原発するなら、連携すべきは官邸デモであり、小沢氏にもデモに出て欲しいとあり、それも前向きに検討したいと大谷さん言い、小沢氏が官邸前で演説するのは、具体的な要望も寄せられて、いつやるかは言えないが、検討しているのです。
「言うだけは、言っておこうと反原発」との一句もあり、大谷さん、原発だけでなく、既存の既得権益、体制を抜本的に変えることが原点で、原発も官僚、原子力ムラを変えて、変えられるようにすると言う事なのです

 今日の設立総会、どんな様子かは、みんなある意味憑き物から解放され、使命感に満ちた雰囲気であったのです。民主党時代と一変したのです。民主党の中で闘ったものの、選挙区で理解されない、これで堂々と闘えるということです。

 近藤さん、選挙の時期もあり、小沢氏のアレルギーはメディアの煽ったお金のこと+理屈で数字を取る(いろんなところとくっつく)、脱原発なら社民はOKだが、維新はどうか、訴える理念が伸ばすと薄れると言われて、これに大谷さん、数あわせと言われるが、現実は数がないと出来ないので割り切る。選挙時期は、大谷さん、新党ブームは起こらず、マイナスからのスタート、これ以上落ちない、訴えれば積みあがり、時間ともに積み上がると言うのです。
近藤さん、それは潔いと言われて、まだ右往左往している人もいるからと言われました。
「小沢より 維新は野田を選んだか」とのリスナーの一句もあり、橋下氏には振り回されないようにと言うことです。橋下氏を取るのは大きいですが、最終的には政策でどれだけ結べるかなのです。
が、増税反対の橋下氏が野田氏を褒めて、橋下氏との連携はまだで、これからの話、今は一喜一憂しないのです。橋下氏、原発は否定的な発言が多いものの、橋下氏は手続き論で原発増税も批判し、政策はどうなのかと大谷さん言われて、政策で合わないのに野合はしないと言うのです。

 小沢氏、橋下氏のことをどう見ているか、今やらないといけないのは統治機構の変化、今までの仕組みを変えて、小沢氏は橋下氏を評価していると大谷さん言われました。TPPについては、大谷さんは慎重であるべきと言うことで、普通の連携と異質で、関税ゼロだけでなく、規制にアメリカの制度を押し付けるもので、今の日本外交だと危険と言うのです。集団的自衛権アメリカの息が野田政権にかかると近藤さん言われて、自衛権は新党で結論は出ず、いずれ出すと言うことでした。
 この新党に関して、近藤さん、国民の生活「が」第一、「夏が来た」と、「夏は来た」が異なり、この「が」、助詞の入った政党名がなく、大きいと言われました。看板に恥じないようにと水野さん締めくくられました。

 今日は、大谷さんのお話をお送りいたしました。