山口県知事選 地域の選択 曲解するな(中日新聞)
神湊 さんのブログより
【7/29】自然エネルギー政策を掲げた飯田哲也氏 自・公推薦の山本繁太郎氏に敗れる(山口県知事選挙)
山口県知事選は7月29日投開票され、元国土交通審議官で自民党・公明党推薦の山本繁太郎氏(63)が、自然エネルギー政策や脱原発を掲げる「環境エネルギー政策研究所」所長の飯田哲也氏(53)ら3氏を破り、初当選を果たした。
投票率は45.32%(前回37.21%)だった。
全国から注目を集めた飯田氏は、組織票に頼らない市民運動型の選挙を展開し、山本氏の後を猛追したが、自公両党や100以上の業界団体の動員力を結集した従来型の組織選挙に打ち勝つ事はできなかった。
筆者は、飯田哲也氏の選挙事務所にて、落選が確定した直後の記者会見を取材することができた。
この中で飯田氏は、「自民王国と言われる(山口県の)中で、全く政党の支援を受けずに、皆さんの支援だけでここまで追い詰める戦いができたのは、大きな成果。これを必ず明日に生かしていきたい。」と語った。
支援者をまわり握手を交わす飯田哲也氏 最後に支援者から花束を受け取った飯田哲也氏 【開票結果】
投票率 45.32% 開票終了
山本 繁太郎 252,461 票
無 新 63歳 得票率 47.6%
飯田 哲也 185,654 票
無 新 53歳 得票率 35.0%
高邑 勉 55,418 票
無 新 38歳 得票率 10.4%
三輪 茂之 37,150 票
無 新 53歳 得票率 7.0%
開発中から事故が相次ぎ、飯田氏は「安全性が確認されない限り岩国に置いておくべきではない。撤去を政府に求める」、山本氏も「搬入は誠に遺憾。安全が確認されない限り飛行しないよう要請すべきだ」とそれぞれ訴えた。 |