増える得体の知れない感染症と国立感染症研究所

2012年10月18日(院長の独り言より)

増える得体の知れない感染症と国立感染症研究所

 北九州でガレキを燃やし始めて、早一ヶ月。RSウイルス感染症北九州市で爆発的に増えていることは、既報の通り

しかも、このように遠く九州で燃やしたことで狙い通りの流行状況を引き起こすことができました。

RSウイルス感染症 過去最悪の流行10月16日 17時11分
http://onodekita.sakura.ne.jp/sblo_files/onodekita/image/2012101801-thumbnail2.jpg

 大阪もきっと何かをやっているのでしょうね。このように、東北、関東、関西、九州と同じような感染症が出てくれば、だれも放射能の影響とは考えません。北九州のガレキ焼却を死守する理由はここにあります。

そして、それ以外にも様々な疾患が猛威をふるっています。
「マイコプラズマ肺炎」流行、過去最悪の勢い岐阜
2012年10月17日
高熱や激しいせきが続く「マイコプラズマ肺炎」が、県内で過去最悪の勢いで流行している。県が定点観測をしている5カ所の医療機関で1月から9月末までに確認された感染者は316人で、昨年1年間の患者数を既に100人上回った。流行のピークとなる冬を前に、県が予防の徹底を呼び掛けてい

風疹の猛威、その理由とは?10月11日(木)7時15分配信
今年、風疹が流行している。国立感染症研究所の調査によると、2008年以降、年に400人以内だった患者が、9月26日時点ですでに約1669人と3倍強まで増加している。しかもその内訳は、20~40代の男性が6割強を占めている。

日本紅斑熱 感染に注意
昨年全国患者過去最多の178人
 農繁期や秋の行楽シーズンを迎え、野山に生息するマダニが媒介する日本紅斑熱の感染が懸念されている。昨年は全国の患者が岡山県の3人を含む178人で過去最多。今年の県内発生はまだないものの、隣の福山市では今月に入って患者2人が確認された。多くは軽症だが、治療が遅れると重症化し、死亡するケースもあるため県が注意を呼び掛けている。
 「日本紅斑熱リケッチア」と呼ばれる病原体を持つマダニを介して感染する。刺されると2~8日後に発症。40度近い高熱と頭痛が続き、全身に赤い発疹が出るのが特徴。全国でこれまで7人が亡くなっている。


デング熱、日本で146人発症…昨年2倍強
 高熱を発症するデング熱が東南アジアを中心に流行している。

 今年に入り、日本に入国して発症する患者も150人近くに上り、この10年で最大だった2010年に並ぶ勢いで増えている。国立感染症研究所は、旅先での虫よけや発症時の早期治療を訴えている。


東京新聞:関節曲がる感染症に注意 蚊が媒介のチクングニヤ熱:社会(TOKYO Web)(リンク既に削除)
 関節が変形する後遺症が出ることもあるウイルス性の感染症チクングニヤ熱」の患者が6~7月、国内で立て続けに4人見つかった。海外で蚊に刺されて感染したとみられるが、感染者の帰国が増えれば国内で流行する恐れもあり、国立感染症研究所は注意を呼び掛けている。
 感染研によると、チクングニヤ熱は主にアジアやアフリカに分布し、2~12日の潜伏期を経て発熱や関節炎などの症状が出る。死亡率は低いものの、数カ月にわたって関節に痛みが続き、曲がったまま戻らなくなる可能性もある。ウイルスを含む感染者の血液を吸った蚊で被害が広がる。


 このほかにも、手足口病など様々な疾患が流行していますが、共通するのは高熱を発すること。しかも、最近は聞いたことのないようなウイルス性疾患が報道されています。ウイルス性疾患の場合は、通常は-インフルエンザ、RSウイルスなど簡便に検査出来るタイプをのぞいて-分離同定はしません。症状で診断していきます。そこが、細菌とは大きく違います。

 
この国立感染症研究所・・今回の原発事故後に見つかって欲しい細菌・ウイルスを的確に見つけてくれています。それは、原発赤痢騒動の時から・・原爆赤痢-参考-

 もう今となっては、「国立」とついただけで、なにやら胡散臭い感じがするでしょうが、以前もご紹介したとおり、この国立感染症研究所は当然のごとく731部隊と関連しています。


 国立予防衛生予防研究所は、原爆の被害調査に専門家組織として米国側からは期待されたわけであるが、ABCC設置と同年の1947年、細菌人体実験を行った旧日本軍731石井部隊への人材供給源であった東京大学伝染病研究時(いまの医科学研究所)から分離し、731に関係した医学者を幹部に作られた(『毎日新聞』1966年5月14日)厚生省管轄の政府機関である。このころ731関係者は、細菌関連研究の研究成果を米国に提供することで戦争責任から免責されるというGHQとの裏取引によって社会活動に進出し始めた。石井部隊関係者によってミドリ十字の前身日本ブラッドバンクが設立され、ここにも731関係者が集まった。予防衛生研究所は、薬害エイズの原因となった非加熱製剤関連では、政府検定機関として、やはり731部隊関係者が設立したミドリ十字の薬剤を認可するという巡り合わせとなったがミドリ十字、厚生省、予研などがエイズ問題で社会的にその責任を問われる中で1995年4月、国立感染症研究所と改称された。(p.174欄外)

新宿区戸山の人骨」発掘開始 731部隊との関連指摘も
 1989年に大量の人骨が見つかった東京都新宿区戸山の旧陸軍軍医学校跡地で、厚生労働省が21日、初の発掘調査を始めた。人骨の身元や埋まっていた経緯は不明のままで、中国で人体実験をしたとされる旧日本軍「731部隊」(関東軍防疫給水部)の拠点があったため、市民団体が犠牲者の可能性があるとして調査を求めていた。

 軍医学校で働いていた元日赤看護師の女性が2006年に「人体標本を埋めた」と証言し、川崎二郎厚労相(当時)が発掘方針を決めた。厚労省は現段階で「731部隊との関連は不明」としている。

 調査は、敷地内の公務員宿舎が老朽化に伴い解体されたため可能になった。対象は宿舎跡や駐車場など約3千平方メートルで、まず6カ所で重機を使い3~10メートルの深さまで掘る。地中の状態を見た後、3月から範囲を全体に広げ手掛かりがないか調べる。

 跡地では89年7月、国立予防衛生研究所(現国立感染症研究所)の建設工事中、少なくとも62体分の人骨が発見された。新宿区や厚労省が、専門家による鑑定や軍医学校関係者へのアンケートをしたが、実態は解明されていない。
2011/02/21 17:28


 国立感染症研究所が得体の知れない感染症を警告した場合・・・指摘されている症状を見て、自分なりに解釈するようにしましょう。

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やはりでてきた健康被害-北九州2012年09月27日