あなたにとって住みやすい国とは?
あなたにとって住みやすい国とは? 大阪弁で世情を語る 様より転載
今日ね、ニュースで大阪であったネパール人殺害事件の裁判のことが報道されたり
昨日は昨日で、朝鮮学校が高校無償化の対象外とされることに決まったとか
はたまた、パキスタンからやってきた中学生がイジメと思われる暴行を受けて大怪我をしたとか
(↑学校はイジメを否定し、生徒同士の「悪ふざけ」やと言ってるそうやけど)
そういうニュースが重なってね、なんというか今日の天気のように重苦しくて寒い気分になってん
ぼく、前から思ってんねんけどね
ある国でどれだけ人権が保障されてるか…とか、民主主義が達成されてるか…とか
そういう指標はいくつかあんねんけど、ぼくが一番最初に思いつく
めっちゃわかりやすい観点があんねん
それはな、その国で暮らす「少数者」がどのような扱いを受けているのか…やねん
「少数者」で一番最初に思い浮かぶのは外国人やん
とするとな、日本でどれだけ人権が保障されてるか、民主主義が達成されてるかを測るには
日本に暮らす代表的な少数者である外国人が政府(行政)からどのように扱われてるか
また、日本の市民からどのような扱いを受けているかで、端的にわかると思うねん
冒頭で挙げたことはすべて、「(特定の国の)外国人であったから」そういうことが起こった…としか
理解しようのないもんばっかりやん
そういうことを考えると、ぼくはこの国が人権保障という点でも、人権に対する市民の意識という点でも
まだまだやなぁ…と思ってしまうねん
ぼく、ここで「少数者」の代表として外国人を挙げたんやけど
「少数者」ゆうのは、もちろん外国人だけやないやん
同性愛者も「少数者」やと思うし、何も人数が少ない人だけを「少数者」と呼ばんでも
社会的弱者という観点でゆうたら、障がい者も高齢者も子どもも失業者も
重い病気の人も「少数者」やし、人数が多くても、
その地位が世界的にみて普遍的に低く扱われる傾向にある女性も含めて
そういう人達をぜんぶ合わせて、ぼくは「少数者」と呼んでもええと思てんねん
そういう人達が制度的に、あるいは社会的にどのように扱われてるか…
それは、その国の人権度や民主度を測るめっちゃわかりやすい尺度になると思うねんで
で、ぼく、ここでまた違うことを話したいねんけど
今挙げたような「少数者」が住みにくい国というのは、
果たして「少数者でない人たち」が住みやすい国なんやろか
人間は基本的に、自分に不利益な行動は積極的にせえへんもんやから
少数者を攻撃したり、少数者の権利が回復される(→拡大されると違うで)ことを
阻止することに熱心な人って、それでなんか自分が守られた…とか、自分の利益になった…とか
そんな風に思ってるわけやん
(つまるところ、少数者をイジメることで自分が幸せになると思ってる…)
そやけど、そんなことホンマにあり得る話なんかな?
ぼくはな、少数者が住みにくい国が多数者にとって住みやすい国であるはずがないって思うねん
例えばな、全体主義っていうのは、少数者を排除することを前提とする体制やったやん
ほな、全体主義の下で、多数派に属する市民は暮らしやすかったんか、幸せやったんかと言えば
そんなこと全然ないやんか
(そんなん、敗戦前の日本やドイツのこと考えたらすぐわかるやん)
少数者をイジめればイジめるほど、多数者が暮らしやすくなる…
そんなことは絶対ないねん
そやからね、今、少数者イジメ、弱者イジメに熱くなってる人は、
何が自分の幸せに繋がるのか、もういっぺん冷静になって考えて欲しいねん
少数者イジメ、弱者イジメは結局、自分イジメにしかなってへんねんから…
昨日は昨日で、朝鮮学校が高校無償化の対象外とされることに決まったとか
はたまた、パキスタンからやってきた中学生がイジメと思われる暴行を受けて大怪我をしたとか
(↑学校はイジメを否定し、生徒同士の「悪ふざけ」やと言ってるそうやけど)
そういうニュースが重なってね、なんというか今日の天気のように重苦しくて寒い気分になってん
ぼく、前から思ってんねんけどね
ある国でどれだけ人権が保障されてるか…とか、民主主義が達成されてるか…とか
そういう指標はいくつかあんねんけど、ぼくが一番最初に思いつく
めっちゃわかりやすい観点があんねん
それはな、その国で暮らす「少数者」がどのような扱いを受けているのか…やねん
「少数者」で一番最初に思い浮かぶのは外国人やん
とするとな、日本でどれだけ人権が保障されてるか、民主主義が達成されてるかを測るには
日本に暮らす代表的な少数者である外国人が政府(行政)からどのように扱われてるか
また、日本の市民からどのような扱いを受けているかで、端的にわかると思うねん
冒頭で挙げたことはすべて、「(特定の国の)外国人であったから」そういうことが起こった…としか
理解しようのないもんばっかりやん
そういうことを考えると、ぼくはこの国が人権保障という点でも、人権に対する市民の意識という点でも
まだまだやなぁ…と思ってしまうねん
ぼく、ここで「少数者」の代表として外国人を挙げたんやけど
「少数者」ゆうのは、もちろん外国人だけやないやん
同性愛者も「少数者」やと思うし、何も人数が少ない人だけを「少数者」と呼ばんでも
社会的弱者という観点でゆうたら、障がい者も高齢者も子どもも失業者も
重い病気の人も「少数者」やし、人数が多くても、
その地位が世界的にみて普遍的に低く扱われる傾向にある女性も含めて
そういう人達をぜんぶ合わせて、ぼくは「少数者」と呼んでもええと思てんねん
そういう人達が制度的に、あるいは社会的にどのように扱われてるか…
それは、その国の人権度や民主度を測るめっちゃわかりやすい尺度になると思うねんで
で、ぼく、ここでまた違うことを話したいねんけど
今挙げたような「少数者」が住みにくい国というのは、
果たして「少数者でない人たち」が住みやすい国なんやろか
人間は基本的に、自分に不利益な行動は積極的にせえへんもんやから
少数者を攻撃したり、少数者の権利が回復される(→拡大されると違うで)ことを
阻止することに熱心な人って、それでなんか自分が守られた…とか、自分の利益になった…とか
そんな風に思ってるわけやん
(つまるところ、少数者をイジメることで自分が幸せになると思ってる…)
そやけど、そんなことホンマにあり得る話なんかな?
ぼくはな、少数者が住みにくい国が多数者にとって住みやすい国であるはずがないって思うねん
例えばな、全体主義っていうのは、少数者を排除することを前提とする体制やったやん
ほな、全体主義の下で、多数派に属する市民は暮らしやすかったんか、幸せやったんかと言えば
そんなこと全然ないやんか
(そんなん、敗戦前の日本やドイツのこと考えたらすぐわかるやん)
少数者をイジめればイジめるほど、多数者が暮らしやすくなる…
そんなことは絶対ないねん
そやからね、今、少数者イジメ、弱者イジメに熱くなってる人は、
何が自分の幸せに繋がるのか、もういっぺん冷静になって考えて欲しいねん
少数者イジメ、弱者イジメは結局、自分イジメにしかなってへんねんから…