アシダカグモに出会ったら・・殺さないでくださいね。

草木も眠る丑三つ時…ふと壁をみると


出たぁ~!
 
 
 
 
 
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これがアシダカグモとの初の出会い

こんな馬鹿でかいクモ…(子供の手のひらサイズです!)
これが、もし毒蜘蛛だったら・・・?
 
 

蜘蛛に咬まれて紫に腫れ上がった足を想像してしまった私…
・・・想像というより妄想ですネ。

殺虫剤は毒なのでめったに使わないのですが…あまりの不気味さに思考停止…
慌てて殺虫剤を探して、シュー!

逃げ足も早いのですが…敵も驚き慌てて、
こちらに向かって逆走してきます!!

わぁ寄って来ないで~とばかり、殺虫剤、おもいきりかけて部屋から退散。
後で、こわごわ、部屋に戻ると、姿は見えなくなっていました。
 
あんなに殺虫剤かけたからたぶん……でしょうね。
 
 
「そいつが何をしたの?かみついたのかい?」
「・・・・・・」
「刺されたの?」
「・・・・・・」
「それなら、気立ての好い蜘蛛だったかもしれないよ。」
 
・・・なぁんて、フランシスのお父さん(「おやすみなさいフランシス」)なら言うでしょう。
 
ごめん・・・。
 
 
でも、あれはいったい何者…?


ようやくパソコンが手元に戻ったので、気になるアヤツを調べてみました。
 
あったあった!

アシダカクモグモです。

でも、毒蜘蛛なんかじゃない。
それどころか、ムカデやゴキブリなんかの害虫を食べてくれる益虫だったのですね。

ゴキ退治に、この蜘蛛を飼う人もいるのだとか・・・
ふだんは臆病で、見えないところにひっそり隠れているそうです。

あれこれ調べてみると、アシダカ軍曹なる別称もあるようで…益虫の代表選手でした。
 
 
ごめんね~!
無知な人間ほど怖いものはありません。
害を及ぼさない蜘蛛まで殺虫剤使ってしまうのですから・・。
 
人間に害を及ぼすものを害虫、役立つものを益虫という言い方は人間中心でよくありませんが
むやみに虫を殺すのは止めたいと思います。
 
姿が怖いから、毒蜘蛛かも・・なんて思った自分が恥ずかしい・・。
蜘蛛は例外もありますが、ほとんどは悪さをする虫を食べてくれる益虫だそうです。
 
皆様も、アシダカ軍曹に会ったら・・・
 
一瞬、ぎょっとしますが、 深呼吸をして落ち着いて・・・
 
        「お仕事いつもご苦労さま!」と声かけしてあげてくださいね。