真実を探すブログさんのサイトより
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-1260.html
<転載開始>
http://farm4.static.flickr.com/3765/10817395725_41d40e4ebe.jpg
国会議事堂 / Richard, enjoy my life!

1年ほど前から私が読んでいた政治系のブログ「暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~」が、閉鎖すると発表しました。閉鎖理由は「特定秘密保護法案が成立する可能性が高いから」とのことで、他のブログさんでも更新を止めようとする動きが見受けられます。

いずれも、特定秘密保護法案などの法律を警戒して今のうちに閉鎖するようですが、私は「可決もされていないのにまだ早過ぎる」と思います。
そもそも、この特定秘密保護法案は11月の中旬には与党が数の力で強制可決する方針でしたが、予想以上に反対の声が強くなってしまったため、当初の予定よりも審議が延長され、遂には11月26日まで延びてしまいました。

更には先日に国連の人権理事会が特定秘密保護法案に対する懸念を発表し、世界的にこの法案の危険性が認知されてきています。ですので、このままの勢いで反対の声が強くなれば、少なくとも今年の法案成立は阻止することが出来るかもしれません。

それなのに、法案が可決すらされていない現状で、特定秘密保護法案を警戒してブログを閉鎖するのはあまりにも勿体無いです。

また、特定秘密保護法案が可決されたとしても、法案を公布して、施行期日を迎えるまでは何も効力はありません。特定秘密保護法案の附則第一条には「この法律は、公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。」と書いてあり、最長で1年は施行されない可能性を秘めています。

どんな法案でも法案が可決した後に、「公布」という国民に認知して貰うための期間を設けており、平均で6ヶ月前後ほどの猶予時間を定めている事が多いです。
もちろん、特定秘密保護法案の具体的な時間はまだ分かりませんが、どんなに早くても、今年に実行されることはあり得ません。法案が効力を持つのは最短でも来年の春以降で、遅ければ一年後になると考えられます。

可決すらされておらず、猶予期間もあるわけで、今焦る必要は無いです。ちなみに、当ブログは特定秘密保護法案が施行されても、普通に更新を続けます。それで特定秘密保護法案と接触して捕まるようなことがあれば、その模様をネットで全世界に生中継して、国民的な議論を促す予定です。

ライブドアホリエモンは牢屋の中からブロマガを更新していましたし、現時点では法案を危険視していますが、世論の流れなどから悲観視は全くしていません。
それどころか、私は「特定秘密保護法案のお陰で、多くの人が安倍内閣の危険性を認識することができた」と考えています。ある意味で特定秘密保護法案に感謝をしたいくらいですよ。


☆「暗黒夜考」ここに終焉 ~長らくのご愛読に深謝~
URL 
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/fe5204261c9dce31e778027f15313598

引用:
”暗黒法案”「特定秘密保護法案」の成立が決定的となったことを受け、ここ最近のエントリーにてコメントしてきたとおり、本ブログの閉鎖をここにご報告させていただく次第である。

○「監視社会」の到来

アメリカでは911の後に制定された「愛国者法」にて、事実として、何万というブログが国家権力により強制的に閉鎖に追い込まれ、「対テロ」を名目におびただしい数の一般市民が当局に拘束され、グアンタナモ収容所をはじめとする監視施設に収監され、拷問を受けてきているのである。

今回の「特定秘密保全法案」成立の背景にあるのが、日本版・愛国者法の制定であることは想像に難くない話であり、実際、安倍政権が口にしている改憲共謀罪が今後成立すれば、”危険分子”は芋づる式に炙り出され、言論統制・思想弾圧が行なわれる社会になることであろう。

そもそも論として、ブログは勿論、その大元となるインターネットという言論空間自体が体制側の用意した”プラットホーム”であることを考えれば、その中で体制批判を繰り返す行為は飛んで火に入る夏の虫も同然であろう。

これまでのエントリーでも度々指摘してきたとおり、我々の身の回りを見渡せば、防犯を名目に街中に監視カメラ網が構築され、銀行預金も株式も”電子化”により丸裸にされ、運転免許証・パスポートといったカード類にはICチップが埋め込まれるといった「監視社会」が着実に構築されているのである。

特にスマホ等の携帯端末については、通話・メールの内容は勿論のこと、GPS機能により個人の位置情報がリアルタイムで捕捉可能であり、ツイッターフェイスブックやLINEといったSNSにより、個人の信条・思想と共にその人的相関図までが捕捉可能となっていることに皆さんはお気づきであろうか?

ビッグデータ」の活用と称して、NTTドコモがこの10月よりユーザーの位置情報を堂々と開示し、NTT東日本がSUICA利用者の鉄道利用状況を開示するといった個人情報の悪用に繋がる動きが能動的に報じられているが、その裏側に潜む危険性についてよくよく理解することが肝要であろう。

今回の「ブログ閉鎖」に対し、一部の方から敵前逃亡するのか?といったご意見をいただいているが、国民監視のための一つのツールであるブログにて自身の思想信条を晒し続け、このまま玉砕・犬死にする戦い方を続けていく訳にはいかない故、戦い方を変えるべく陣を引くということをご理解いただきたいと思う次第である。
:引用終了

☆法律ができるまで
URL 
http://www.sangiin.go.jp/japanese/aramashi/houritu.html

引用:
 法律は原則として衆参両院で可決されたときに成立します。下の図は、例の多い衆議院先議の流れを示していますが、参議院から先に審議する場合もあります。
 また、両院で異なった議決をした場合には、各議院から選出された委員による両院協議会を開いて、意見の一致を図ることもあります。
http://blog-imgs-58.fc2.com/j/y/o/jyouhouwosagasu/horituyiyiy1123.jpg
:引用終了

☆特定秘密保護法案全文
URL 
http://www.tokyo-np.co.jp/feature/himitsuhogo/zenbun.html

引用:
附則
 (施行期日)
 第一条 この法律は、公布の日から起算して一年を超えない範囲内において政令で定める日から施行する。
 (経過措置)
 第二条 この法律の公布の日から起算して二年を超えない範囲内において政令で定める日の前日までの間においては、第五条第一項及び第五項(第八条第二項において読み替えて準用する場合を含む。以下この条において同じ。)の規定の適用については、第五条第一項中「第十一条の規定により特定秘密の取扱いの業務を行うことができることとされる者のうちから、当該行政機関」とあるのは「当該行政機関」と、同条第五項中「第十一条の規定により特定秘密の取扱いの業務を行うことができることとされる者のうちから、同項の」とあるのは「同項の」とし、第十一条の規定は、適用しない。
:引用終了

☆法律の公布
URL 
http://www.clb.go.jp/law/process.html

引用:
法律は、法律の成立後、後議院の議長から内閣を経由して奏上された日から30日以内に公布されなければなりません。
法律の公布に当たっては、公布のための閣議決定を経た上、官報に掲載されることによって行われます。
(官報では、公布された法律について、一般の理解に資するため「法令のあらまし」が掲載されています。)
 
「公布」は、成立した法律を一般に周知させる目的で、国民が知ることのできる状態に置くことをいい、法律が現実に発効し、作用するためには、それが公布されることが必要です。
なお、法律の効力が一般的、現実的に発動し、作用することになることを「施行」といい、公布された法律がいつから施行されるかについては、通常、その法律の附則で定められています。
 
法律の公布に当たっては、その法律に法律番号が付けられ、主任の国務大臣の署名及び内閣総理大臣連署がされます。
:引用終了


法案が可決すらしていないのに、今まで何年も続けていたブログやホームページを放り出すのは敵前逃亡と同じだと言えます。敵の軍勢を見て腰を抜かした兵士と一緒であり、情けない限りです。
私はどんな敵が相手だろうと、ちゃんと正面から戦いたいと思っています。



<転載終了>