反安倍・反戦争法で結集せよ!<本澤二郎の「日本の風景」(2056)

2015年07月19日

反安倍・反戦争法で結集せよ!<本澤二郎の「日本の風景」(2056)

<支持率急落で死に体>
 安倍内閣の支持率が急落している。30%台の「死に体政権」である。一押しすれば倒れる政権である。他方、国民の怒りは天を突く勢いである。NHKや日本テレビが報道しなくても、国民は分かってきている。15日の5万人、16日の2万人、18日は全国100箇所で反戦争法と反安倍デモが繰り広げられた。公明党本部前でも行われた。快挙だ。これは60年安保を上回る勢いである。野党が反安倍・反戦争法で結集するだけでいい。これが民意である。

<民意は野党に「受け皿」つくれ>
 国民は民主党政権や維新の政権、共産党政権に期待を抱いていない。実現の可能性がゼロだからである。しかし、反安倍・反戦争法で受け皿を1本化すれば、国民の支持は集まる。間違いなく集まるだろう。
 政権の受け皿を用意して、内閣不信任案を連発するのである。解散に追い込めばいい。もはや民意は、悪魔に魅入られた政党である自民・公明にない。選挙屋「ムサシ」を動員しても無理であろう。

<安倍・自公内閣打倒の機会到来>
 国粋主義国家主義、カルトの神社本庁や極右の日本会議に民意はない。民意は反安倍・反戦争法である。
 財閥が金をばら撒いて読売や産経・日経を踊らせても、民意は動かない。民意は反戦争法・反自公である。内閣支持率は急落している。正確な情報を知らせて主権者の意思を聞けば、せいぜい10%以下の支持率であろう。
 安倍・自公内閣打倒の好機である。

<安倍打倒が民意・日本版ナチス政権粉砕が民意>
 安倍・自公内閣は、戦前のファシズム政権そっくりだ。日本版ナチス政権に相当しよう。憲法違反の集団的自衛権の行使は、安倍クーデターである。
 民主主義国でのクーデターが正当化されることはない。日本版ナチス政権を粉砕する権利が国民の側にある。抵抗権を行使する場面であろう。

<平和・友好の2大原則で連携>
 安倍打倒後の政府は、平和と友好を原理とする政権である。この1点で連携すればいい。安倍・自公政権は、これだけで打倒できる。

東芝徳洲会疑獄でも倒せる!>
 自信のない者は徳洲会疑獄を暴露すれば、それだけで政府は倒れる。東芝疑獄をつつけば、それだけで足元から崩れるだろう。安倍打倒が民意である。野党指導者の覚醒を期待したい。


2015年7月19日記(政治評論家・日本記者クラブ会員)

jlj001 at 13:03