ヴォーリズさんの近江八幡と古民家カフェ

しばらく、多忙で自分の記事をアップできていません。
遅くなりましたが、先月、講演で近江八幡に行ったときの記事です。

敬愛するヴォーリズさんが日本に宣教に来て、初めて降り立った街が
滋賀県近江八幡当時はとても寂しいところだったようです。

奈良からは京都経由で2時間。
やや遠いですが、昨年から、通った回数はもう20回ほどに・・。
行く度に好きになる不思議な魅力ある街です。

もちろん、*ヴォーリズさんの街(下記参照)だから・・という理由はあります。

しい八幡堀、のどかな田園風景、視覚的にも風情のある街ですが、
この街に住む方々が、ヴォーリズさんと近江八幡の街を誇りに思っている
ところも、とても素敵だと思います

最近は、近江八幡の駅に着くと、思わず心の中で「ただいまー」(^_^)
ふるさとに帰ってきたような懐かしさを感じています。


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これは、近江兄弟社メンタームの会社)の前にあるヴォーリズさんと
ヴォーリズさんにお花をあげようとする少女の銅像
この親しみやすい雰囲気がヴォーリズさんです。

何度も通ううちに、耳の不自由な私を助けてくださる方とも出会い
遠方なれど、心の距離は近くなりました。

最近は月に一度、近江八幡教会(ヴォーリズの教会)の礼拝に参加しています。
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教会へは今年3回目。
この時の牧師さんのメッセージは
「すべての人に善きことを行いましょう。いつするの?今でしょ?」というもの。
わかりやすいメッセージです^^。
教会の空気は心を落ち着かせてくれました。


その後のランチは、友達が探しておいてくれた古民家カフェへ。
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蔦の絡まる建物と、窓から見える八幡堀がとても良い感じ!
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八幡堀

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古民家でくつろぎながら、いただく創作ランチですが、安くておいしいのです^^。

写真はピリ辛のつゆが美味しい野菜いっぱいのそーめんセット。

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近江八幡は、こんな古民家利用のカフェがたくさんあります。
今まで行った古民家カフェは3件ですが、すべて外れなし!
またいつかアップします。

カフェの窓から見える景色です。
蔦がきれいでしょう?
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ちょうど、八幡堀を行く船も見えました。
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目に映る自然も穏やかで美しく、久々にリフレッシュできました。

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ヴォーリズさんの街について・・

ヴォーリズ青年は、24歳の時、キリスト教の種を撒くために、アメリカから近江八幡にやって来ました。
滋賀県立商業高校で英語の講師を務めたのですが、生徒に慕われ、放課後の聖書クラスは、たちまち学校の1/3以上の生徒が集まってしまいました。
本来、お寺の多いこの街の人たちは怒って圧力をかけ、ヴォーリズ先生を2年で解任させてしまいます。

ところが、彼はアメリカに帰らず、自分の決意を諦めませんでした。
元々建築家を夢見ていた時期もあり、今度は設計で実力を発揮。
今も「ヴォーリズ建築ファン」という言葉があるように、人々を魅了する建物をいくつも設計しました。
(大丸・神戸女学院関西学院大学・マッケンジー邸、朝吹山荘・駒井家住宅等々)

また、他にも、アメリカのクリスチャン事業家からの援助もあり、メンソレータムで有名になった近江兄弟社結核療養所(現ヴォーリズ病院)、近江兄弟社学園(現ヴォーリズ学園)などの様々な事業を、こ近江八幡の地で手がけました。

あれだけ地元の人たちから反対運動をされ、ののしられ、仕事を失い、どうやって生きていけばいいのか・・?
・・というところまでつき落とされながら、祈りと人々への愛によって、多くの事業をなし、豊かな実を結ばれた方です。

彼の好きな言葉は、・・「祈りつつ前進!」
              「明日は今日よりも勝る。」

私も座右の銘にしています。

ヴォーリズさんのこと、時々、紹介させてください。