戦争法案関連…「現実に考えられないこと」のいくつか
2015-08-26
戦争法案関連…「現実に考えられないこと」のいくつか
戦争法案に関連して、中谷防衛大臣が
「現実に考えられないことまでを全て法律に明記する必要はない」と言うて
クラスター爆弾や劣化ウラン弾を自衛隊が輸送することを
「明文で」禁ずるつもりはない…という態度を示してはりますねん
「現実に考えられないこと」は法律に明記する必要はない…
まぁ、一般論としては確かにその通りです
けど、もっと一般的な話をすると、「現実に考えられないこと」は「法律に明記する」必要がない…のではなくて
そもそも「法律にする」必要がないんとちゃいますかね
(そやかて、法というのは、本来、「現実的に起こりうることに備えるもん」だからです)
また、「現実に考えられないこと」のなかには、「現実にあってはならないこと」も含まれてると思うところ
例えば、「明らかに憲法違反の法案を内閣が国会に出してくる」…なんてことも
本来は「現実にあってはならないこと」のはずで、そういう意味では
戦争法案それ自体が「現実に考えられないこと」だと思うんです
とすると、「現実に考えられないことを法律に(明記)する必要はない」のであれば
「現実には考えられない(違憲の)戦争法案」は、そもそも法律にする必要がない…というか、
法律にしたらあかんわけでありまして
ぼくには、中谷大臣の言うてることが、さっぱりわかりません
また、戦争法案が集団的自衛権行使の場面として具体的に(=現実的に)想定している、
「ホルムズ海峡の機雷掃海」に関しても、駐日イラン大使は
「イランを想定しているなら、全く根拠のないこと」と言うてはるところ
自民党政権は明らかに「イランによるホルムズ海峡の機雷敷設」を想定してますので
これまた、「現実には考えられないこと」になってます
さらに、集団的自衛権行使の場面として、これまた具体的に(=現実的に)想定している朝鮮半島有事においても、
アメリカ軍が在日米軍基地から北朝鮮へ出撃した瞬間に日本は参戦することになる(=戦争当事国となる)ので、
(→これは、日米安保条約が憲法9条に反する端的な例です)
やっぱり、集団的自衛権行使の例としては「現実的には考えられないこと」になってます
(→朝鮮半島有事では、「北朝鮮から日本に攻撃がある前に」
日本が「在日米軍を通じて先制攻撃する」という話でっせ…)
ここで思い出す、あの「邦人を乗せたアメリカの艦船が…」という話も…
「戦争時に米輸送艦によって邦人が輸送された事例」は過去に存在しないこと(外務省)、
米国政府は、米国に頼らず自国民を避難させるよう全ての外国政府に要請していること(内閣官房)を、
政府は認めました:外務委員会質疑」(辻元清美ブログ)
…ということで、やっぱり「現実には考えられないこと」ですので
政府は「現実に考えられないこと」ばっかり考えて戦争法案をつくってる…という
なんとも「馬鹿みたいな話」なのでありました…
※「現実には考えられないこと」を真剣に話すのは「馬鹿げている」と思うところ
そういうことを毎日毎日国会でしゃべってる安倍首相は「馬鹿げた人≒馬鹿」としか言いようがないわけです
とすると、先日のデモにおいて「SEALDs(シールズ)」のメンバーが安倍首相について
「バカか、お前は」…と言ったのは、事実をありのままに述べているだけ…だと、ぼくは思います
※「現実には考えられないこと」の反対に、政府が戦争法案を通じて「現実にやろうとしてること」のなかには
過去の「イラク戦争」や「アフガン戦争」のような戦争への参加を当然に含み、さらに
(ISを相手とする)「対テロ戦争」なるものも含まれております↓
「現実に考えられないことまでを全て法律に明記する必要はない」と言うて
クラスター爆弾や劣化ウラン弾を自衛隊が輸送することを
「明文で」禁ずるつもりはない…という態度を示してはりますねん
「現実に考えられないこと」は法律に明記する必要はない…
まぁ、一般論としては確かにその通りです
けど、もっと一般的な話をすると、「現実に考えられないこと」は「法律に明記する」必要がない…のではなくて
そもそも「法律にする」必要がないんとちゃいますかね
(そやかて、法というのは、本来、「現実的に起こりうることに備えるもん」だからです)
また、「現実に考えられないこと」のなかには、「現実にあってはならないこと」も含まれてると思うところ
例えば、「明らかに憲法違反の法案を内閣が国会に出してくる」…なんてことも
本来は「現実にあってはならないこと」のはずで、そういう意味では
戦争法案それ自体が「現実に考えられないこと」だと思うんです
とすると、「現実に考えられないことを法律に(明記)する必要はない」のであれば
「現実には考えられない(違憲の)戦争法案」は、そもそも法律にする必要がない…というか、
法律にしたらあかんわけでありまして
ぼくには、中谷大臣の言うてることが、さっぱりわかりません
また、戦争法案が集団的自衛権行使の場面として具体的に(=現実的に)想定している、
「ホルムズ海峡の機雷掃海」に関しても、駐日イラン大使は
「イランを想定しているなら、全く根拠のないこと」と言うてはるところ
自民党政権は明らかに「イランによるホルムズ海峡の機雷敷設」を想定してますので
これまた、「現実には考えられないこと」になってます
さらに、集団的自衛権行使の場面として、これまた具体的に(=現実的に)想定している朝鮮半島有事においても、
アメリカ軍が在日米軍基地から北朝鮮へ出撃した瞬間に日本は参戦することになる(=戦争当事国となる)ので、
(→これは、日米安保条約が憲法9条に反する端的な例です)
やっぱり、集団的自衛権行使の例としては「現実的には考えられないこと」になってます
(→朝鮮半島有事では、「北朝鮮から日本に攻撃がある前に」
日本が「在日米軍を通じて先制攻撃する」という話でっせ…)
ここで思い出す、あの「邦人を乗せたアメリカの艦船が…」という話も…
「戦争時に米輸送艦によって邦人が輸送された事例」は過去に存在しないこと(外務省)、
米国政府は、米国に頼らず自国民を避難させるよう全ての外国政府に要請していること(内閣官房)を、
政府は認めました:外務委員会質疑」(辻元清美ブログ)
…ということで、やっぱり「現実には考えられないこと」ですので
政府は「現実に考えられないこと」ばっかり考えて戦争法案をつくってる…という
なんとも「馬鹿みたいな話」なのでありました…
※「現実には考えられないこと」を真剣に話すのは「馬鹿げている」と思うところ
そういうことを毎日毎日国会でしゃべってる安倍首相は「馬鹿げた人≒馬鹿」としか言いようがないわけです
とすると、先日のデモにおいて「SEALDs(シールズ)」のメンバーが安倍首相について
「バカか、お前は」…と言ったのは、事実をありのままに述べているだけ…だと、ぼくは思います
※「現実には考えられないこと」の反対に、政府が戦争法案を通じて「現実にやろうとしてること」のなかには
過去の「イラク戦争」や「アフガン戦争」のような戦争への参加を当然に含み、さらに
(ISを相手とする)「対テロ戦争」なるものも含まれております↓