ヴォーリズさんから学びたいこと(1)逆境でも曲げない信念


まだ手元にパソコンがあるうちに、
  ヴォーリズさんの考え方を少しだけご紹介させてください

ヴォーリズさんは知れば知るほど惹きつけられる人です。
彼の行動には、いつも多くの感動的なエピソードがついて来ます。

たとえば・・・

24歳の時、キリスト教の種を撒くために、アメリカから近江八幡にやって来たヴォーリズさんは、初めは高校の英語講師でした。
しかし、聖書クラスを開き、生徒に慕われ過ぎたため、お寺の多い街の人たちに恐れられ、講師の仕事を2年で解任されてしまいます。

お金もなく、これからどうやって生活を立てればいいのか?
そこまで追い込まれながらも、彼はアメリカに帰らず、自分の志も捨てませんでした。

どんなことが起きても、「だから仕方なく・・」と流されるのでなく,
「しかし自分は~負けずに進もう」と、自分の信念を貫きます
逆境であっても、ベクトルは常に前進、前向き。
「祈りつつ前進」です。

逆境にあっても、そこからまた新たに道を探して行けば良いと考えるのです。楽観的でもあります。

仕事がなくなった。それなら・・できる仕事を探そう

 元々建築家を夢見ていたこともあり、今度は設計で実力を発揮。
ヴォーリズ建築ファン」という言葉があるように、人々を魅了する建物をいくつも設計しました。
(大丸・神戸女学院関西学院大学・軽井沢の別荘、朝吹山荘等々)

異国の地に来て、地元の人たちからののしられ、仕事を失い、どうやって生きていけばいいのか?・・という人生のどん底に突き落とされながら、祈りと人々への愛によって、多くの事業をなし遂げます。

感動を引き起こすのは、彼の考え方や行動にあるのですが、
私は彼のそういう生き方に学びたいと思っています。