争点は「改憲」…その2(後出しジャンケンはもうええねん!)
2016-06-21
争点は「改憲」…その2(後出しジャンケンはもうええねん!)
来たる参院選挙の主要な争点は言うまでもなく「憲法違反の戦争法をこのままにするのか」…ですが
「安倍政権を信任して一気に憲法改定させるのか」…も、大きな争点であります
この点に関する安倍ちんの発言は、ああでもない、こうでもない…と聞いてる人をはぐらかしたもんですけど
(→今日の記者クラブ主催の党首討論では、「憲法改正は争点ではないとは言っていない」と言うてるし…
けど、安倍ちんは、「憲法改定が争点だ」とも言うてないねんけどな…)
安倍ちん自民党がその悲願である「憲法改定」を前面に出さないのは、
「憲法改定は票にならない」という認識に基づく単なる「選挙戦術」であり
安倍ちんがどんな言い方をしようと、「(自民党主導の)憲法改定の是非」が
参院選挙の主要な争点であることには変わりはありません
なので、ぼくたちはそんなミエミエの「選挙戦術」に騙されることなく
「自民党憲法改定草案が現実になってもよいのか」ということを最優先で考えながら
参院選挙の投票先を決めないとあきません
安倍ちんは、憲法改定手続の最後に国民投票があることから
最終的な判断は国民の皆さんのすること…という言い方で、
さも、憲法改定に関しては国会(あるいは政党)に主導権はない…と言いたげですが
そもそも憲法改定のスタートである「発議」は、国会の場でしかできないもの…
つまり、市民が憲法改定案をつくって発議することはできず、
憲法改定というものはどうしたって、国会(政党)がそれを主導する…という形になってるので
憲法改定における国会(政党)の役割を矮小化する言い方にも騙されたらあきません
(市民は国会の場で発議された改憲案に対して、賛成か反対かの意思表示しかできないので…)
思い返せば、安倍自民党が最近の国政選挙において有権者に最も強く訴えていたことは
(アベノミクスという)「経済政策」でした
そして、自民が大勝した前回の参院選挙の後に何が起こったか(自民党が何をしたか)…と言えば
それは選挙運動時にはほとんど言及のなかった「なんでも秘密の法(別名:特定秘密保護法)」の強行でした
さらに、自民がこれまた大勝した前回の衆院選挙の後はどうだったか…と言えば
またしても選挙運動時にはほとんど言及のなかった、
「戦争法(→これはそれ以外に言いようがないので、別名はなし)」の強行でありました
ぼくたちは、同一政権から、過去、2度にわたって「選挙の争点隠し」…というか、単なる後出しジャンケンに遭い
そのおかげで、憲法違反の立法(=戦争法)がなされる…という、前代未聞の事態まで招いてしまった…
にも関わらず、ここでまた、安倍自民党の「争点隠し」に誤魔化されるのであれば
安倍政権下での憲法改定発議は確実…ということになります
もし、そうなれば、もはや「後戻り(修復)は不可能」なくらいにこの国は壊れてしまうことでありましょう
いや、いくらなんでも「愛国」を自称する人たちが、日本を壊すわけないやん…
そんな呑気な考えで、またしても自民党に一票を入れようとしてるかたに対しては
以下に、ひとさまのtweetをいくつか挙げておきますので、それをちゃんと確認していただいて
改めて投票先を考えて頂きたく思う次第です…
まずは、安倍自民の後出しジャンケンについて…
「安倍政権を信任して一気に憲法改定させるのか」…も、大きな争点であります
この点に関する安倍ちんの発言は、ああでもない、こうでもない…と聞いてる人をはぐらかしたもんですけど
(→今日の記者クラブ主催の党首討論では、「憲法改正は争点ではないとは言っていない」と言うてるし…
けど、安倍ちんは、「憲法改定が争点だ」とも言うてないねんけどな…)
安倍ちん自民党がその悲願である「憲法改定」を前面に出さないのは、
「憲法改定は票にならない」という認識に基づく単なる「選挙戦術」であり
安倍ちんがどんな言い方をしようと、「(自民党主導の)憲法改定の是非」が
参院選挙の主要な争点であることには変わりはありません
なので、ぼくたちはそんなミエミエの「選挙戦術」に騙されることなく
「自民党憲法改定草案が現実になってもよいのか」ということを最優先で考えながら
参院選挙の投票先を決めないとあきません
安倍ちんは、憲法改定手続の最後に国民投票があることから
最終的な判断は国民の皆さんのすること…という言い方で、
さも、憲法改定に関しては国会(あるいは政党)に主導権はない…と言いたげですが
そもそも憲法改定のスタートである「発議」は、国会の場でしかできないもの…
つまり、市民が憲法改定案をつくって発議することはできず、
憲法改定というものはどうしたって、国会(政党)がそれを主導する…という形になってるので
憲法改定における国会(政党)の役割を矮小化する言い方にも騙されたらあきません
(市民は国会の場で発議された改憲案に対して、賛成か反対かの意思表示しかできないので…)
思い返せば、安倍自民党が最近の国政選挙において有権者に最も強く訴えていたことは
(アベノミクスという)「経済政策」でした
そして、自民が大勝した前回の参院選挙の後に何が起こったか(自民党が何をしたか)…と言えば
それは選挙運動時にはほとんど言及のなかった「なんでも秘密の法(別名:特定秘密保護法)」の強行でした
さらに、自民がこれまた大勝した前回の衆院選挙の後はどうだったか…と言えば
またしても選挙運動時にはほとんど言及のなかった、
「戦争法(→これはそれ以外に言いようがないので、別名はなし)」の強行でありました
ぼくたちは、同一政権から、過去、2度にわたって「選挙の争点隠し」…というか、単なる後出しジャンケンに遭い
そのおかげで、憲法違反の立法(=戦争法)がなされる…という、前代未聞の事態まで招いてしまった…
にも関わらず、ここでまた、安倍自民党の「争点隠し」に誤魔化されるのであれば
安倍政権下での憲法改定発議は確実…ということになります
もし、そうなれば、もはや「後戻り(修復)は不可能」なくらいにこの国は壊れてしまうことでありましょう
いや、いくらなんでも「愛国」を自称する人たちが、日本を壊すわけないやん…
そんな呑気な考えで、またしても自民党に一票を入れようとしてるかたに対しては
以下に、ひとさまのtweetをいくつか挙げておきますので、それをちゃんと確認していただいて
改めて投票先を考えて頂きたく思う次第です…
まずは、安倍自民の後出しジャンケンについて…
安倍さんは経済経済と連呼するが、
実際やったことは秘密保護法、解釈改憲、安保法制。次は改憲が来ますよ。
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mzponta/20160615/20160615123133.jpg
「次の国会で議論」じゃなくて「次の国会で強行通過」だよね。 首相 改憲「次の国会で議論」| 2016年6月20日(月) - Yahoo!ニュース http://news.yahoo.co.jp/pickup/6204857
安倍ちん自民党が過去、与党が提出した主要な法案、例えば、「なんでも秘密の法」とか「戦争法」について
「国会で(野党と)議論」したことなんか、ありましたか?
(→彼らは国会で、野党の疑問や批判に答えようとせずに、単に国会質疑の時間を機械的に費やし、
市民の「もっと時間をかけて」「説明不足」との声も無視して、最後は強行採決しただけ…なので
憲法改定についても、自民党が真面目に「野党と議論」することなどなく、
そして、市民の疑問や不安、批判に答えることなく、
単に自分たちの改憲案を発議するだけ…となるのは確実です)
だから、自民党(と公明党とおおさか維新)に参院選挙を勝たせてしまえば、きっと…
「国会で(野党と)議論」したことなんか、ありましたか?
(→彼らは国会で、野党の疑問や批判に答えようとせずに、単に国会質疑の時間を機械的に費やし、
市民の「もっと時間をかけて」「説明不足」との声も無視して、最後は強行採決しただけ…なので
憲法改定についても、自民党が真面目に「野党と議論」することなどなく、
そして、市民の疑問や不安、批判に答えることなく、
単に自分たちの改憲案を発議するだけ…となるのは確実です)
だから、自民党(と公明党とおおさか維新)に参院選挙を勝たせてしまえば、きっと…
つまり、もうどんな公約も守らないつもりだぜ。
選挙前には、戦争しませんって言って、 選挙後には、「約束とは異なる新しい判断」で、 やっぱり戦争しますってことになるんだよ。だから絶対にこいつに勝たせちゃいけないんだよ。
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mzponta/20160621/20160621175132.jpg
「(従来の約束とは異なる)新しい判断」という「打ち出の小槌」(→単なるウソをコトするお題目)を持ち出して
憲法改定の発議を強行することでありましょう
じゃ、自民党はどんな憲法改定を狙ってるのか…と言えば、それは…
憲法改定の発議を強行することでありましょう
じゃ、自民党はどんな憲法改定を狙ってるのか…と言えば、それは…
現憲法の三大原則である「国民主権と基本的人権の尊重と平和主義」をなくすことが,自民党の目指す(自主)憲法…ということで
(う~ん、この大事な3つの原則をなくしたら、いったい、憲法には何が残るんやろな…
それは「国民の義務」だけ…やったりして…)
そして、同じ映像には、こんな「人権ヘイト」と「中国ヘイト」まで…「人権擁護」なんてことは、およそ当たり前の話…であるのに
それをこれだけ敵視する…というのは、人権そのものを敵視してるのとおんなじ…ですわ
(…ということは、自民党の改憲案が通ると、人権は「あってはならないもの」になるのよね…
って、なんかスゴすぎるな、それ…)
次は、同映像にも出てくる自民党の稲田朋美大先生の、聞いてて涙が出そうな…と言いたいとこやけど
聞いてて卒倒しそうな驚愕のお言葉を…自民党は本当は国民の生活なんかどうでもいいのです。伝統とか国の歴史とか権威とか国民の幸福とは関係ないものにしか興味がないのです。 自民党 自由民主党政務調査会長 稲田朋美
「私は国民の生活のための政治なんか間違っていると思います」
http://d.hatena.ne.jp/images/d_entry.gifこんな人たちに憲法をいじらせてええのか…
その答えはもう明白であると思いますので
憲法改定以前の話としても、こんな人たちに政権を任せてええのか…ということを考えて頂きたいと思います
※どうでもええような付録…
公明党やおおさか維新なんて存在は、たんなる自民党の別働隊(あるいは補完勢力)なので
独立して取り上げる必要性は薄いんですが、勘違いしてる人がいるかも知れないので念のため…「争点になる」もならないも、「自公+おおさか維新」で2/3を確保したら、確実に憲法改定の発議が出てくるやんけ!
「憲法改定に自民以上に熱心なおおさか維新」はともかく、公明党は憲法改定に抵抗してくれるかも…
なんて都合良く考えてる(ガッカイの)人がいるかも知れませんが
「なんでも秘密の法」や「戦争法」のときの公明党の振る舞いを見るならば、そんなことは絶対にあり得ません
なので、ガッカイ員の皆様におかれましては、「公明党に一票を投じることは自民党の改憲案に賛成することだ」…
という「客観的に正しい認識」をもって頂いて、それでもまだ公明党…でええのかどうかを
「組織(=ガッカイ)の指図」ではなく、「自分の頭」で考えて頂きたいと切にお願いする次第です
(…なんてことをぼくが百万回言うても、無理やろうけどな…)
では、最後に「お維」(=おおさか維新の略称)についても…今朝の毎日新聞。 維新幹部の一人は「憲法改正を目指す官邸から『改憲反対勢力を(大阪で)落選させるため、2人出して』と要請された」と明かす。
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mzponta/20160619/20160619141820.jpg