「お気持ち」は安倍総理への最後通牒と書いたフラッシュの衝撃
10- フラッシュ誌 「お気持ち」は首相への最後通牒と
天木直人 2016年8月14日
日本列島がお盆休みとリオ五輪で真空状態になっている時に、発売中の写真週刊誌フラッシュ(光文社)(8月30日号)が、衝撃的な見出しの記事を掲げた。
その要旨は一言でいえばこうだ。
しかし皇室典範の見直しの必要性が浮上したのは今度が初めてではない。皇室に男子が生まれていなかった05年、小泉政権が内閣官房に「皇室典範改正準備室」を設置し、女系天皇を認める改正案にとりかかった事があった。当時、それに反対したのが内閣官房長官だった安倍首相だった。
以上が要旨であるが、このフラッシュの記事には、安倍首相が急ぐ憲法9条改正の事は何も触れていない。
これこそが天皇陛下のお言葉の核心である。
大手新聞が知っていても書けない事を、写真週刊誌が見事に書いたのだ。
このフラッシュの記事は、大手メディアに対する「お前ら、もっとしっかりしろ」という、「最後通牒」でもある(了)