日本語がちゃんと使えないのは、安倍ちんもNHKもいっしょだ…(ついでに民放も)

日本語がちゃんと使えないのは、安倍ちんもNHKもいっしょだ…(ついでに民放も)

ひとさまのtweetから…
日本NHKオスプレイ着水
アメリカFOX→オスプレイ墜落 US Marine Osprey crashes off(=「墜落する」) Japan, 5 rescued, US officials say |

在沖縄海兵隊所属のオスプレイ(別名:「空飛ぶ棺桶」)が、沖縄県名護市の浅瀬に墜落した…というニュースは

すでに、みなさん、ご存じであろうかと思います

えっ? あれは墜落じゃない、「不時着」だって?(あるいは、あれは「着水」だって?)

だって、報道機関がそう伝えてるじゃん…と、日本の「自称報道機関」を信じる素直な人なら反論するかも知れないけど

ぼくは、そういう方よりももっと素直なので、誰がどのように伝えようと、墜落は「墜落」としか言えません…

って、なんでこんなコトから話を始めなあかんのか、ホンマに不愉快極まりない…と言いたいトコだけど

日々の暮らしが「空飛ぶ棺桶」に脅かされてる現実的脅威のもとにある人たちにとっては

不愉快なんて、そんな形容で片づけられる話ではありません


それにしても、NHKは最初、「着水」って言うたんかぁ…↓
オスプレイが着水の情報 沖縄県警(12月13日 23:38NHKニュース&スポーツ)沖縄県警察本部に入った情報によりますと、13日午後10時ごろ、沖縄県うるま市津堅島の東の沖合に、アメリカ軍の輸送機、オスプレイが着水したということです。また、第11管区海上保安本部には、アメリカ軍普天間基地から午後10時すぎに、「オスプレイ津堅島の近くにある伊計島の東の沖合およそ8キロに着水した」と通報が入ったということです。

ぼくのオヤジが言うてましたけど、「着水」って言うたら、なんか、

「水上飛行機が水面に着陸した」みたいな話になってないのか、この「墜落事故」…


…なんてことを考えてたら、NHKを始め、日本の「自称報道機関」は

今回の「墜落事故」を「不時着」で押し通すつもりらしく、一部を除いてはいまだに「不時着(水)」と言い続けとる…↓
米軍オスプレイ沖縄県名護市沖に不時着NHK:12月13日 23時38分)

防衛省によりますと、13日夜、沖縄県名護市の東の海上で、アメリカ軍の輸送機オスプレイ1機が不時着したということです。この機体には5人が搭乗していて、全員が救助されたということです。~

いや、これは、ぼくが間違ってる可能性もある…なんてコトはないと思うねんけど

念のために「不時着」の意義を調べてみると…
デジタル大辞泉の解説 ふじ‐ちゃく【不時着】

[名](スル)《「不時着陸」の略》航空機が故障・燃料不足・悪天候などのため運航不能となり、目的地以外の場所に着陸すること
「目的地以外の場所に『着陸すること』」って出とる…


で、その「着陸」の模様を写真で確認すると…↓

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mzponta/20161214/20161214124718.gif
これが「着陸(着水)」やと、アンタら、ホンマにそない思てんのか…?

(もし、そうだとしたら、ぼくの頭の中の日本語辞書と、あの人たちの日本語辞書はまったく別もんや)


ところが、信じられないことに、ネット上でも、「不時着」表現を支持する人もいてて…↓
「落ちるまでパイロットがどうにか頑張ったから墜落ではなく不時着」の定義がまかり通るなら、日航御巣鷹山墜落は、「不時着」に定義が変更されるはず。 そんな言葉遊びに労力割くのもったいない。ただそれを意図して使う報道に対して、そういう性格の報道機関なんだねと、判断材料にすればいい。

(↑ひとさまのtweetより)
まぁ、なんというか、そうまでして、いったい何のために誰をかばってんねん?…と、

ぼくはもう、口あんぐり…なのでありますが…
韓国や中国が自力で開発した飛行機がこうなったら、日本のマスコミは不時着というのかな?(笑)

(↑ひとさまのtweetより)
そんなことはあり得ないわけで…
アメリカ人がそのものズバリ「crash」と表現してる事故を,一ミリの関係もない日本臣民が「オスプレイのクラッシャブル構造が-」とか「コントロールできてたから不時着水だ」とかワーワー言ってるの滑稽の一語だよな

(↑ひとさまのtweetより)
日本の報道機関が、いったい、誰の意向を忖度し、誰をかばっているのか…を考えると

それは、オスプレイの墜落事故を矮小化したい「安倍(内閣)の意向を忖度」しつつ、

アメリカ(軍)をかばってる」としか言えないのでありまして

ここは「アメリカ以上にアメリカをかばう国なのか!?」…と、素直なぼくは呆気にとられるのでありました

(そやかて、アメリカの報道機関が自ら「墜落」って言うとるやん…)




※もう、これだけでも信じられへん話であるのに、

アメリカ軍の責任者は沖縄県の抗議にたいそうご立腹のようでして↓米軍高官「被害与えず、感謝されるべき」 沖縄副知事に(朝日新聞デジタル:2016.12.14)沖縄県名護市沖に米軍輸送機オスプレイが不時着して大破した事故で、沖縄県の安慶田光男副知事は14日、在沖米海兵隊トップのニコルソン四軍調整官に対し抗議した。安慶田副知事によると、ニコルソン氏は「パイロットは住宅、住民に被害を与えなかった。感謝されるべきだ」と抗議に不満を示したという


【写真】怒りが収まらない様子だったニコルソン四軍調整官
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mzponta/20161214/20161214215951.gif

 安慶田副知事によると、オスプレイの飛行停止と配備撤回を求める抗議文をニコルソン氏に手渡し、抗議したが、ニコルソン氏はかなり興奮した様子で「(事故を)政治問題にするのか」と言ったという。安慶田副知事は「県民はオスプレイの配備も訓練も認めていない」と述べたが、ニコルソン氏は最後まで怒りが収まらない様子だったという。

 安慶田副知事は面会後、報道陣に「謝罪は全くなかった。本当に植民地意識丸出しだなと感じた」と述べた

 沖縄には2012年10月から米軍普天間飛行場宜野湾市)に順次24機のオスプレイが配備されたが、県や宜野湾市などは一貫して配備撤回を求めている。
この在沖縄海兵隊トップのオッサンは、

感謝されて当然のことをしたのに、なんで抗議するのか!…と、思いっきり怒ってはるのであります

(って、アンタ、いったい、誰に怒ってんねん!)


沖縄に対して(…ということは、日本に対して)このような不遜傲慢極まりない態度を取るオッサンを見て

右翼(民族派)を自認する人なら「烈火のごとく怒る」のが、その信条に素直な態度であろうかと思いますが

ネトウヨ達が率先して「あれは不時着だ」「よく住宅地を避けた」と言ってるところを見ると

彼らはもはや、自らが依って立つ「右翼(民族派)」という立場の意義さえもわかってないようです

(まぁ、ぼくから見て、そういう人たちは「右翼(ネトウヨ)」ならぬ「植民地扱い満足派」としか映らんけどな…)