樹下再会の集い・・10年後の生徒たちに出会う

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卒業して10年目の同窓会
「樹下再会の集い」
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今年は私にも招待状が届いた。

昔の面影の残っている顔、
早くもお母さんになった顔・・
名前を見ないと、わからない顔も。

でも、みんなそれぞれ「良い顔」の25歳になっていた^^。

昔心配した生徒も、今は落ち着いて穏やかに談笑している
10年間、みんな、どんなことがあっただろうか・・・・。

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思い出すのは、10年前の樹下再会の集いで会ったN君のこと。
大阪弁で言うところの「やんちゃ」な彼だったけど、
10年後の彼は建築家として頑張っていた。

N君は、私のところに来て、こんな報告を・・。

「おれ、中学時代はずいぶん先生困らせたけど、
高校で気づいたんや、このままではいけないって。
で、本気になった。
おれ、変わったやろ?」

彼は、大きな目をキラキラ輝かせて、
自信に満ちた明るい表情で語ってくれた。
(私は、君の姿がとてもまぶしく感じたよ。)

人はどこかで気づくんだよね。
そして、気づいた時が成長する時。
人生に目標ができると、頑張れる。

中学時代に色々あっても、
回り道しても、
どこかで気づいて、
それぞれが自分の人生を大切に生きてくれれば
それでいい。

10年後の君たちの「良い」顔は、
きっといろんな試練や体験を乗り越えてできた顔なんだろうな。

素敵な大人になった君たちに、心から乾杯‼

・・・・・・

近況報告では、私も仕事を続けながら「ヴォーリズ」をライフワークにしていることを伝えた。
25名ほど集まった生徒には、持参した小阪先生のヴォーリズ建築の絵葉書を一枚ずつプレゼント。
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ヴォーリズ建築という名前は聞いたことありますか?」
「この建物を見て、いいなぁ・・と思ったら、ネットで<ヴォーリズ>を検索してみてください。きっとみんなもヴォーリズが好きになると思います」
と、ヴォーリズの種蒔きもした・・・^^。

さて、このうち何人が、検索してくれたことだろう。
願わくは、かわいい生徒たちの中からもヴォーリズファンが生まれることを期待したい。