メディアに対する圧力」って、要するに市民に対する圧力そのものなんだ


「メディアに対する圧力」って、要するに市民に対する圧力そのものなんだ



森友コント、すでに放送禁止 見たテレビ局の人が、おもしろい!と言って、放送することになり、収録までしたのに、放送当日、「すみません、放送は見送りです」と電話が来ました・・・ 「いつまでも自由にものが言えて、笑いあえる世の中に住みたいじゃないですか、ね?」

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為政者を茶化す(ことができる)…
それは「民主主義の証し」みたいなもんです
(そやかて、独裁者を茶化したら捕まるからな…)

ところが、すでにこの国のメディアの主役たるTVでは、為政者を茶化せない…ということになっておるようでこれは由々しき事態です

(そやかて、為政者を茶化せない社会は民主主義ちゃうからな…)


民主主義とは市民が国の主人である社会…ということになりますけども

そうであるならば、メディアは主人である市民の方を向いて発信する…ということが求められるところ

メディアが市民よりも為政者の方を向いて発信する…ということになると、
それはメディアが「この国の主人は為政者(たるでんでん君)」と考えてる…ということになります

(ってことは、大手メディアの頭では、すでにこの国は「民主主義とちゃう」ということになってるってことね)


この国のメディアは昔からそうだったんだけど、為政者のコトを気にしながら(→こんな発信をしたら為政者から睨まれるかな?…という意味で気にするということです)
発信するクセがついてる上に、最近では別の意味で為政者のことを気にしているようで、
(→こういう発信をしたら為政者に気にいられるかな?…という意味で気にするということです)

それは為政者の「圧力」(見える形での恫喝も含む)がそれだけ露骨になった結果なんですが

考えてみれば、「メディアとは市民の目や耳」であるわけでして(→だから、メディアは市民の一部と言ってもいい)

メディアへの圧力というのは、イコール市民への圧力に等しいと思うんです

ぼくたちは、メディアとぼくたち市民を切り離して考えがちなんだけど

メディアが為政者の圧力にさらされている(=為政者がメディアに様々な圧力をかけてる)ということは

為政者がぼくたちに圧力をかけてるのとほぼおんなじ
コトなので

でんでん政権のメディアへの有形無形の圧力に関して、ぼくたちはもっと敏感になって

(忖度報道を批判しつつも)ぼくたちの目や耳である(べき)メディアを応援せなあかん…し

為政者のメディアへの圧力に断固抗議すべきであると思います


…ということで、メディアはこの国の主人を「でんでん君」だと考えてるようなんですが
reut.rs/2pESDid @Reuters_co_jpさんから と言うより その肩書が首相だろうが与党総裁だろうが「一個人」が 「いついつまでに改憲しよう」と勝手に決めて、示したら全てがその通りのスケジュールになるって「独裁」以外の何と呼べばいいんだろうな?
当のでんでん君自身が「ボクちんはこの国の王様」だと考えてるようで

今までの国会での議論(の進め方)を無視し、

いきなり「時期を決めて改憲内容も指定して」憲法を変えたい…と言い出してます

(これは与党自民党内でもまったく寝耳に水の話なので、でんでん君の「独裁者感」はハンパやない…)


ちなみに、でんでん君たちの改憲理由の筆頭にあるのは、

表向きは(GHQアメリカに)憲法を「押し付けられたから」ですけど…
憲法アメリカに押し付けられたみっともないものと言いながら、惨めな日米地位協定を見直そうともせず、沖縄を差し出し、好き勝手に日本の空を米軍が飛び交う。そして自衛隊さえ。日本として安倍政権ほど情けなくみっともないものはない

でんでん君たちの言い分に沿うならば、

憲法とセットで「押し付けられた」はずの日米安保(とそれに基づく米軍基地や地位協定)に対しては
なぜか、でんでん君たち、な~んも言わへん…(って、なんでやのん、それ…?)


それはでんでん君たちの本音が「押し付けられた」から気に入らない…のではなくて

たんに、憲法の中身が気に入らないだけ…の話でありまして

(→だから、中身が気に入ってる日米安保に関しては「日本(外交)の基軸」と言い続けてる…)

特に気に入らないのが、平和憲法の柱である9条と前文…であります

(つまり、でんでん君たちは「平和憲法」が気に入らん!…と言うてはるってことね)


もひとつ、でんでん君の「独裁者感」(…というか、「裸の王様感」)がとってもよくわかるネタを…↓
安倍政権の閣議決定
安倍晋三ポツダム宣言を当然読んでいる」

安倍昭恵は私人」

 「職員が籠池に送った手紙は職務ではない」

「そもそもには基本的という意味がある」←NEW!!



こういう人たちが「緊急事態条項」を手にしたらどうなるか、分かるよね。
「首相の言い間違い」を間違いでなくするために、

「辞書を書き換える」(言葉の意味をすげ替える)というコトまで閣議決定する…というのは

もはやギャグとしか言いようがないんですけど、

独裁国家ではときどき、こういう「真面目なギャグ」が見られるようです…

(まぁ、「裸の王様」はそれ自体がギャグだったしね…)


しかし、こんな「ギャグ」をそのまま野放しにしておくと…
日本国民は何がしたいの?安倍がやりたいこと、冷静に見てみろよ。
年金は71歳までくれないってよ。
基本的人権は剥奪するってよ。
緊急時にいうこと聞かない国民は懲らしめるってよ。
消費税は上げるし、福祉はカットだってよ。
戦前の教育を復活させるってよ。
地獄へまっしぐらじゃないか。
この国は敗戦前の「イケイケドンドン精神力と神風でなんとかなる国」へとまっしぐら…なのでありまして

そんなの御免だ…と思う方は、でんでん君たちに「NO」を突きつけて頂きたいと思います