(政府が)困ったときはこのCM…

2017-06-24

「困ったときはこのCM」…

昔ね、栄養ドリンクのCMかなんかで

「疲れたからだにこれ一本」(あるいは、「疲れたときはこれ一本」やったかな?)…という、

宣伝コピーがあったと思うんですけど

さしずめ、これは「(政府が)困ったときはこのCM(一本)」という感じでしょうかね…↓
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ところで、少し前にアソウ君が「ナチスの手口に学んだらどうかね」と言ってたけど

こういうCMを流す…ってのも、これまたナチスの手口に学んでる…としか言いようがありません

ナチスの元ナンバー2はこんなこと言うとったもん↓)

一般市民は戦争を望んでいない。 
貧しい農民にとって、戦争から得られる最善の結果といえば、自分の農場に五体満足で戻ることなのだから、
わざわざ自分の命を危険に晒したいと考えるはずがない。

当然、普通の市民は戦争が嫌いだ。
ロシア人だろうと、イギリス人だろうと、アメリカ人だろうと、その点についてはドイツ人だろうと同じだ。
それはわかっている。

しかし、結局、政策を決定するのは国の指導者達であり、国民をそれに巻き込むのは、民主主義だろうと、
ファシスト独裁制だろうと、議会制だろうと共産主義独裁制だろうと、常に簡単なことだ。
意見を言おうと言うまいと、国民は常に指導者たちの意のままになるものだ。

簡単なことだ。
自分達が外国から攻撃されている、と説明するだけでいい。


そして、平和主義者については、
彼らは愛国心がなく国家を危険に晒す人々だと
公然と非難すればいいだけのことだ。

この方法はどの国でも同じように通用するものだ。

ヘルマン・ゲーリング 国民をコントロールする方法)

「攻撃」といっても、政府のCMにあるような「兵器による(物理的)攻撃」のみならず

外国からの「批判」を自国に対する「攻撃」だと錯覚させる方法もあります

(現代においては、そういう「攻撃」を意識させることがより効果的でありましょう)


例えば、日本は周辺国から「歴史戦」を挑まれ、攻撃されている…

なんてことを、一部ウヨくんたちが主張してますけども

「(根拠のある)批判」を「攻撃」とみなして「ありもしない攻撃」をでっちあげる…というのは
まさに、「自分達が外国から攻撃されている、と説明する」ことそのもの…なので
このようなまやかしには乗らないでくださいませ…


※この他、政府が困ったときによく起きる現象を思いつくままに挙げておきます…

・なぜか、株価が上がる…(今だって、いつのまにか東証株価が二万円の大台に乗ってるし…)

・なぜか、スクープ記事が出てくる…(というか、これはスクープじゃなくリークだと思うけどね…)

・なぜか、お天気ニュースがやたら増える…(最近は、お天気ニュースがトップ…というかなり無理筋の編集が多いし…)

・なぜか、朝鮮、韓国や中国関連のニュースが増える…(まぁ、これは「いっつもそうやんけ状態」やけどね…)

・なぜか、それほど重要だとは思えない事件事故報道が増える…(その分、政府が困るネタが扱われなくなるのよね…)


…ということで、これらのほとんどは「ニュース」に関連するものでありまして

この国のTVメディアは「政府が困ると、政府を助ける」という、とっても奇妙な習性があるようです…

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