これは為政者による「殺人扇動」である…

この人の「タガ」は前からハズれてるけど、ここまで来たら、

殺人扇動である…↓

麻生副総理「警察か防衛出動か射殺か」　武装難民対策　（朝日：2017年9月24日）

　麻生太郎副総理は２３日、宇都宮市内での講演で、朝鮮半島から大量の難民が日本に押し寄せる可能性に触れたうえで、「武装難民かもしれない。警察で対応するのか。自衛隊、防衛出動か。射殺ですか。真剣に考えなければならない」と語った。

　麻生氏はシリアやイラクの難民の事例を挙げ、「向こうから日本に難民が押し寄せてくる。動力のないボートだって潮流に乗って間違いなく漂着する。１０万人単位をどこに収容するのか」と指摘。さらに「向こうは武装しているかもしれない」としたうえで「防衛出動」に言及した。

　防衛出動は、日本が直接攻撃を受けるか、その明白な危険が切迫している「武力攻撃事態」などの際に認められており、難民対応は想定していない。

　麻生氏は先月、「少なくとも（政治家になる）動機は問わない。結果が大事だ。何百万人も殺しちゃったヒトラーは、いくら動機が正しくてもダメなんだ」と発言し、撤回していた。

麻生は明らかに「朝鮮半島からの難民」なるものを「迷惑顔」で語り、さらには
「難民→武装の可能性→射殺も選択肢だよね？」と、勝手に話を暴走させてますが
いくら今、世界の至るところで難民が「迷惑顔」で語られて、
「難民をこれ以上受け入れるのはやめよう」という主張が一部から出ている…とはいえ

「難民は武装してるかも知れないから殺してしまうのも選択肢だよね」と言うヤツは、いない…はずです

しかし、日本では、行政権ナンバー２の地位にある者が平気でこんな「イカレタ話」を披露し
それを聞いてる側も、特に何の（抗議の）反応もない（…どころか、話が終わって拍手さえもらってる）というのは

もはや、この国の与党およびその支持者たちのタガがはずれてる…としか言えないのでありまして

日本はとうとう、為政者が「殺人扇動」をする国になってしまいました…
（ぼくは「イカレタ」という言葉は使うべきではない…と思って、使用を控えてきましたけど、　この発言に関しては、「イカレテル」としか形容のしようがありません…）

では、ここから、この「イカレた扇動オッサン」に関するひとさまのtweetをいくつか挙げてみましょう…

麻生さんの今回の射殺発言は、これまでの何度かの失言とはレベルが違う。軽率さだとか、サービス過剰の結果だとか、考えの浅さだとか、見通しの甘さだとか、反省の軽さだとか、そういう問題ではない。根本的にあり得ない。全方向的にまったく弁護の余地がない。まるで救いがない。

そう…、このたびのアソウの発言は「全方向的にまったく弁護の余地がない」というか、なんでこんなオッサンの扇動発言を弁護する余地を探さなアカンねん…と言うべきもんで

このような人間が幹部を務める政党は、もはや、「イカレた極右政党」と受け止めるべきでありましょう…

（なんで、自民党が「保守」やねん！）

難民対策で射殺がいきなり出てくるとか、頭がどうかしている。難民が出ないようにするのが日本の政治家の仕事。
/ “麻生副総理「警察か防衛出動か射殺か」　北朝鮮難民対策（朝日新聞デジタル）

アソウのオッサンが朝鮮半島からの難民を「迷惑だ」と考えてるのは明らかですが
もし、日本に来たら射殺するぞ…と扇動するくらいに、難民に来て欲しくないのであれば
そもそも、難民発生の原因となる「米朝軍事衝突」を止めればいいわけでして
でんでん以下、外相も加勢して連日、「米朝軍事衝突」を焚いてる自民党政権が
その結果招来する難民だけは日本に来るな（来たら射殺もあるよ）…と語るのは

あまりにも身勝手な話であろうと思います

（言うときますけど、日本は難民条約の批准国なので、「難民を射殺する権利がある」…のではなく
「難民を保護する法的義務」があるんでっせ…）

逃れてきた難民に対する対応として「警察か防衛出動か射殺か」などと発言した麻生副首相の発言は、関東大震災で朝鮮人虐殺が起きた頃から日本社会は変わっていないのだということを痛感させる。小池都知事が虐殺の事実を隠蔽しようとしているのも、それが過去の話ではなく今日的な問題だからである。

麻生の発言は武装した難民についてだというリプが沢山くるんだが、分かってるわそんなこと。北朝鮮が武装した難民を日本に送り込むことにいったいどんな戦略的意味があると言うのか。あり得ない状況設定のもと、「射殺」という一線を越えた言葉で難民への憎悪を扇動したことが罪深いんだよ。

ぼくは、このたびのアソウ発言を聞いて、これは為政者による「殺人扇動」である…と思いましたけども
こういう発言が何の問題にもならず、何事もなかったようにスルーされる国ならば
もし、将来、関東大震災のような混乱が生じた際には、十分に「市民による虐殺」が起きる可能性がある…と思わざるを得ません

（ここまで来ると、歴史から学ばない…というのは、自民党の党是だね）

「便衣兵かもしれない」とか「暴動を起こすかもしれない」とか、口実さえ用意できれば簡単に虐殺に至る国と言われても全く反論できないなぁ。

アソウの言う通り、「かも知れない」で市民を殺してもいいんだ…と今でも言うのなら

この国（の為政者）はやっぱり、歴史から何も学んでないし、
（そういう為政者を選ぶ）そういう国なんだろう…ということになるでしょう

総理がひたすら「対話はムダ、圧力のみ」と言いつのり、
外相が世界の160カ国に「断交せよ」と要求し、
副総理・蔵相が「難民きたら射殺か」とのたまう。

ジャパン、すげーよ、すげー。
戦後何一つ学ばなかった世襲議員だけそろえてまた破滅に向かうわ。

こういう場合にこそ、「ニッポン、スゴいですね！」と言うべき…だと、ボクは思います

レイプはもみ消すし、難民は射殺しろと言い出すし、
お友だちに税金から利益供与するし、
集団的自衛権を確立した上で戦争を煽るし、
そのくせこのタイミングで自己都合の衆院解散とな。

すでに戦前もはや地獄の安倍政権下の日本社会。

今の日本はいろんな意味で「タガが外れてる」と感じて危機感や不安感を感じてる人が

いったい、どれくらいいてるのか、ボクはとっても気になりますが

現在の政党の支持率などを見ている限り、そんなことはまったく感じてない…という人が

圧倒的に多い…ということに、ボクは危機感と不安感と恐怖を感じてます

ここまで国家が腐敗するのに5年しかかからないとは。
それに国民が気がつくのに何年かかるかが問題だな。

第二次安倍政権発足後5年で、日本はここまで劣化した…んだけど

それに気づくのは、やっぱり、また日本が戦場になってから…なんでしょうかね

Permalink | コメント(4)

コメントを書く

http://www.hatena.ne.jp/images/guest_icon.gifやっさん 2017/09/26 05:18満州にいた日本人は敗戦時、難民状態の這う這うの体で日本に帰ってきました。その時、中国や朝鮮の人は雨をしのぐ屋根を貸してくれました。彼らは射殺なんてことはしませんでしたよ。

http://www.hatena.ne.jp/users/mz/mzponta/profile_s.gifmzponta 2017/09/26 17:56極端な話をしますと、当時、満州にいた日本人は、敗戦後に中国の人にこっぴどく仕返しをされても文句は言えなかったと思いますが、残留孤児を始め、中国の方々はそのようなコトはせずに、たとえば、日本軍捕虜に対しても、丁重に扱ったんでした。そういうことを考えると、このたびのアソウ扇動は、自民党が歴史をまったく学習していないと言うことと、絶えず自分たちを被害者の側において加害面は都合良く忘れてる…ということを痛感します。

http://www.hatena.ne.jp/images/guest_icon.giflapazu 2017/09/26 20:29そのうち「武装デモ隊」とか言い出して、国会周辺をデモする自国民も射殺対象になりそうですね…

http://www.hatena.ne.jp/users/mz/mzponta/profile_s.gifmzponta 2017/09/26 23:01そう言えば、共謀罪は既に施行されてますので、「射殺」とまではいかなくても、デモが共謀罪の標的にされるのは時間の問題だと思いますね。

投稿したコメントは管理者が承認するまで公開されません。