怖いアルコールと肝臓の関係

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友人から長い返事が返ってきました。
涙ながらに書かれたようで、読んでいて私も辛く感じました。

急逝された原因は食道静脈瘤破裂。
お別れを言う間もなかったそうです。

お酒が大好きで、アルコール依存ぎみ?であったこと、
それでも、きちんと仕事もなさり、穏やかで楽しい方で・・
危機感を持つのが遅れました・・と悔やまれていました。

友人は53歳、ご主人より二つ上。
優しい友人はお酒の好きなご主人に少し甘かったのでしょう。

3年前、肝臓がボロボロになって入院。それでもお酒は好きで止められず・・
アルコールによる不眠も続き、睡眠薬も飲むようになったこと、

亡くなられる2週間前に二人だけで出かけて食事をされたことが心に残っていること。夫は何か感じていたのかなぁ・・と。
こんなことなら、お酒を隠したりせず、
好きなだけ飲ませてあげれば良かった・・と。

突然のお別れにもっと優しくしてあげれば良かった・・と。


お酒に限らずに好きなものを禁止するというのは、言う方も辛いもの。
ご主人は肝臓が悪くなった時点で、ご家族のためにもう少し長生きできるように、
気を付けてほしかったなぁと思います。

でも、彼女のご主人のように人に迷惑かけるでもなく、いつも楽しそうに美味しく飲まれている姿を見たら・・気を付けてとは言いにくかったでしょうね。

食道の粘膜に静脈瘤ができるというのは肝硬変によるもので、
肝硬変で肝臓に血液を送り込む門脈という血管の圧が高まり、食道の血管に逆流して,血管が太くうねり、それが大きくなって破裂すると大出血になります。
肝硬変では、止血機能が低下しているので、大量出血につながり、助からないことが多いそうです。
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私も、夫に先立たれた悲しみは経験済みながら、友人のご主人はまだ51歳。
あまりにも早いお別れは本人も無念であったことでしょう・。
娘さん3人のお母さんでもある友人はしっかり者で、中学校時代は生徒会長、
職場では40代で教務主任の仕事もこなされていました。
優しくソフトですが芯のある方。
この試練も、きっと乗り越えて行かれると思います。

27歳で亡くなった女性からの言葉にもありました。

毎日を生きることは
与えられた権利ではなく贈り物

あなたの人生は・・
心に幸せを感じることをしてください。

もし何かがあなたを不幸にしても
あなたはそれを
愛など他のパワーに変える力を持っています。

・・・・・・

彼女に慰めがありますように・・。

アルコールはやはり怖い。
気を付けてくださいね。