『「平和ボケのタカ派」は日本を核戦争に向かわせる』
「タカ派」の「平和ボケ」…
相も変わらず、日本のメディアは「韓国(+朝鮮)叩き」の延長で
平昌オリンピック開会式での「あら探し」や「イチャモンつけ」に勤しんでおられて、メディアは、彼らの頭が「自民党アタマ」(≒ネトウヨアタマ)になってる…としか思えず
もはや、この国に「権力監視+批判」を使命とする「報道」というものがあるのか…とさえ思います
しかしながら、それは「報道人」だけの話ではないのです
今年は「明治150年」だそうですけど、
明治政府が「国策として」はじめた「アジア蔑視」政策は
あっという間に市民の間に浸透したのでした
そして、その心情は戦争に負けてから70年以上が経過した現在においても、まだ根強く残っている…から、また、いとも簡単に(嫌韓・反中などの)「国策」に乗ってしまう…のでしょう
市民はともかく、この国の政権を担ってる保守政治家が「アジアと対等の関係で向き合う」という心情を持てないままであることに驚愕します。彼らはいつまでたっても「アジアは(自分たちより)下」と思い込んでる…
だから、国同士の「対等の関係」という、超基本的な外交関係が
特に(ロシアを除く)隣国との間で築くことができないでいるのです。にも関わらず、その「隣国見下し外交」姿勢は日本の市民の間に「一定の支持」があり、それが保守右翼政党および日本政府の「明治を引きずる外交姿勢」を支えている…のも事実
平昌オリンピック開会式での「あら探し」や「イチャモンつけ」に勤しんでおられて、メディアは、彼らの頭が「自民党アタマ」(≒ネトウヨアタマ)になってる…としか思えず
もはや、この国に「権力監視+批判」を使命とする「報道」というものがあるのか…とさえ思います
しかしながら、それは「報道人」だけの話ではないのです
今年は「明治150年」だそうですけど、
明治政府が「国策として」はじめた「アジア蔑視」政策は
あっという間に市民の間に浸透したのでした
そして、その心情は戦争に負けてから70年以上が経過した現在においても、まだ根強く残っている…から、また、いとも簡単に(嫌韓・反中などの)「国策」に乗ってしまう…のでしょう
市民はともかく、この国の政権を担ってる保守政治家が「アジアと対等の関係で向き合う」という心情を持てないままであることに驚愕します。彼らはいつまでたっても「アジアは(自分たちより)下」と思い込んでる…
だから、国同士の「対等の関係」という、超基本的な外交関係が
特に(ロシアを除く)隣国との間で築くことができないでいるのです。にも関わらず、その「隣国見下し外交」姿勢は日本の市民の間に「一定の支持」があり、それが保守右翼政党および日本政府の「明治を引きずる外交姿勢」を支えている…のも事実
平昌オリンピック開会式であったことを取り上げてみたいと思います
ネトウヨが朝日叩きにぶら下がってるけど、この写真の前に文大統領は安倍と握手を交わしてるんだよね。で、握手し終わった他国の首相などの来賓は大統領が着席するまで立って敬意を表しているけど、安倍はさっさと座ってるという図普通に民間でも相手先全員の握手が終わるまで立ってるのがマナーだよね。ほかの国の首脳はそうしてたし。・・
金正恩の妹に下から握手する文大統領と、不愉快そうにシカトする安倍首相が撮影されたこの写真、今の朝鮮半島情勢を象徴しているよね。韓国は北朝鮮と対話したがっているのに、米韓合同軍事演習を実施して北朝鮮に圧力をかけろと韓国に迫る日本は、外部の敵欲しさに南北融和に水を差すんじゃない!
下からの握手。韓国のいわゆる保守層に既に叩かれていますが、それを分かっていながら、こうできるのは強いですね。南北は国力では大人と子供ですから。韓国政府の意志が垣間見えた瞬間でした。
これらのtweetに出ている写真とその内容を読むと、
日本の首相の振るまいと韓国の大統領の振るまいのどちらが「大人か」…ということが、はっきりわかると思います
(最後の写真にしっかり写ってますけど、IOCの会長は韓国大統領と朝鮮の最高指導者の妹との握手を 微笑みながら「立って」見ていますよね…)
でも、安倍は(視線も送らずに)座って、一人だけ前向いてる…
(これは、朝鮮半島情勢を巡る「日本の(外交的)孤立」を象徴するような構図にもなってます…)
韓国は「とにかく戦争だけは絶対に避けなければならない」の一点で動いてる…それは為政者として当然の行動です
昔、故菅原文太さんが「政治(家)の大きな仕事は2つだ、それは「市民を飢えさせないこと」と、もう一つは「絶対に戦争しないこと」だ」とゆうてはりましたけど
ボクも政治の最優先課題(≒最大の使命)はその二つだと思ってます
この点、安倍は朝鮮半島が戦火に見舞われても構わない…という態度で、アメリカの朝鮮への先制攻撃(=戦争)を期待してさえいるんじゃないか…としか思えないんですが
(これは、日本の一部世論の間にもそういう心情がある…)
アメリカの先制攻撃が「朝鮮半島だけの戦争」になる保証なんてないのに、それを期待する…という「無責任」「他人事」感覚は、およそ為政者の態度とは思えません
(もちろん、朝鮮半島だけの戦争なら構わない…という話ではないんだけどね)
この点、日本の世論調査でなんと「47%が米朝戦争の開始を支持する」という結果が出ているのも
安倍とおなじような「他人事感覚」ゆえの数字…で、(ちなみに「支持しない」は46%…)
それはきっと、「朝鮮からミサイルが飛んできても迎撃してくれるはず」という前提で、考えてるから…だと思いますが、それは「根拠のない安心感」に過ぎない…ということが
この記事を読めばわかります↓
『「平和ボケのタカ派」は日本を核戦争に向かわせる』:田岡俊次)
ではここから、核心部分を転載しておきましょう…
日本の首相の振るまいと韓国の大統領の振るまいのどちらが「大人か」…ということが、はっきりわかると思います
(最後の写真にしっかり写ってますけど、IOCの会長は韓国大統領と朝鮮の最高指導者の妹との握手を 微笑みながら「立って」見ていますよね…)
でも、安倍は(視線も送らずに)座って、一人だけ前向いてる…
(これは、朝鮮半島情勢を巡る「日本の(外交的)孤立」を象徴するような構図にもなってます…)
韓国は「とにかく戦争だけは絶対に避けなければならない」の一点で動いてる…それは為政者として当然の行動です
昔、故菅原文太さんが「政治(家)の大きな仕事は2つだ、それは「市民を飢えさせないこと」と、もう一つは「絶対に戦争しないこと」だ」とゆうてはりましたけど
ボクも政治の最優先課題(≒最大の使命)はその二つだと思ってます
この点、安倍は朝鮮半島が戦火に見舞われても構わない…という態度で、アメリカの朝鮮への先制攻撃(=戦争)を期待してさえいるんじゃないか…としか思えないんですが
(これは、日本の一部世論の間にもそういう心情がある…)
アメリカの先制攻撃が「朝鮮半島だけの戦争」になる保証なんてないのに、それを期待する…という「無責任」「他人事」感覚は、およそ為政者の態度とは思えません
(もちろん、朝鮮半島だけの戦争なら構わない…という話ではないんだけどね)
この点、日本の世論調査でなんと「47%が米朝戦争の開始を支持する」という結果が出ているのも
安倍とおなじような「他人事感覚」ゆえの数字…で、(ちなみに「支持しない」は46%…)
それはきっと、「朝鮮からミサイルが飛んできても迎撃してくれるはず」という前提で、考えてるから…だと思いますが、それは「根拠のない安心感」に過ぎない…ということが
この記事を読めばわかります↓
『「平和ボケのタカ派」は日本を核戦争に向かわせる』:田岡俊次)
ではここから、核心部分を転載しておきましょう…
まず、アメリカは「限定的な攻撃」を選択肢の一つとして考えてるようですけど
朝鮮側からすると、アメリカからの先制攻撃が「限定的」なのか「全面的」なのか…は判別不能です
また、朝鮮側がアメリカからの先制攻撃を受けても自制する…ということは考えられないので
それが「限定攻撃」の意図であったとしても、それはあくまで「こちら側の事情」に過ぎず
アメリカから手を出した途端に「全面戦争(≒全面反撃)」を招くのは確実でしょう
でも、「アメリカの先制攻撃を支持」する日本の市民は…
朝鮮側からすると、アメリカからの先制攻撃が「限定的」なのか「全面的」なのか…は判別不能です
また、朝鮮側がアメリカからの先制攻撃を受けても自制する…ということは考えられないので
それが「限定攻撃」の意図であったとしても、それはあくまで「こちら側の事情」に過ぎず
アメリカから手を出した途端に「全面戦争(≒全面反撃)」を招くのは確実でしょう
でも、「アメリカの先制攻撃を支持」する日本の市民は…
…という「極めて呑気な安心感」(とそこから生じる他人事感覚)で
戦争を支持してるんでしょうけど…
戦争を支持してるんでしょうけど…
だが現実には、ミサイル防衛に当たる4隻のイージス艦は各8発の迎撃用ミサイル「SM3」しか搭載しておらず、仮に全弾が命中したとしても最大8目標にしか対処できない。
北朝鮮の中距離ミサイルはやや旧式の「ノドン」だけでも200ないし300発と言われる。核弾頭は30発はありそうで、北が通常弾頭付きのミサイルと核付きのミサイルをまぜて発射すれば、イージス艦は最初の弾道ミサイル8発に対して、迎撃ミサイル8発を発射して「任務終了、帰投します」となる。
イージス艦が撃ち洩らした弾道ミサイルは、短射程(射程20キロ弱)の「パトリオットPAC3」ミサイルで迎撃することになっている。
だが「PAC3」は自走発射機に4発ずつ入れ、2輌が1地点(例えば都心を守るため防衛省の庭)に配備される。PAC3は不発、故障の場合も考えて1度に2発発射するから、2輌で4目標にしか対処できない。相手が十数発を発射すれば確実に突破される。
自衛隊の高級幹部達は、軍事知識を持つ相手に対しては、非現実的なことを言って馬鹿にされたくはないから「その通りです。突破されます」と認める。「何も防衛手段がないと国民は不安になるから、気休めの役には立ちます」と言う将官もいた。
今から6年後の2023年度に陸上に配備されるイージス・アショア2基を約2000億円で発注し、新型の「SM3ブロック2A」(1発37億円)などを搭載するイージス艦を8隻にしても、弾の数が1隻8発、PAC3も1輌に4発では形ばかりだ。
これは儀式用の「儀杖隊」に類する。~
…というように、日本に配備されている(あるいは配備予定の)迎撃システムで、朝鮮から飛んでくるミサイルのすべてを迎撃することは不可能だと自衛隊幹部も認めてるし…
アメリカの朝鮮への先制攻撃は「日本の戦地化」がもれなくついてくる…
根拠のない安心感(≒非現実的な願望)をもちつつ
「他国(≒朝鮮や韓国)が戦火にまみれても構わない」と考えるのは
「他国(≒朝鮮や韓国)が戦火にまみれても構わない」と考えるのは
「人でなしの思考」だと思うのでやめてもらいたいと強く思います