放射能測定所5周年記念セレモニー(1)代表より「政府の棄民政策と経済優先について」
奈良市民放射能測定所5周年セレモニー(1)
記念講演「放射能被ばくと命の守り方」講師 守田敏也さん
(1)代表より報告
▼アベソウリ
「健康に対する問題は、今までも、現在も、これからも全くないということは、はっきり申し上げておく」(2013.9・7)安倍首相の外国人記者に対する回答
▼復興大臣からの指示事項
福島の放射能は、健康に影響がない??
放射線被ばくにより、「遺伝的影響が出ることはない」??
100~200mSvの被曝は野菜不足程度のリスクに過ぎない??
福島県産の食品は安全性が確保されており学校給食で使うよう要請する!?
3、来てもらう(観光業における風評被害の払拭)
4「健康への影響は未だ結論がていない」というような「曖昧な表現」は「いたずらに不安を煽る」ので「シンプルに発信する」
(要するに「影響はない」とだけ、たたきこむような放射線教育を実施する)等々
(渡辺悦司さんの論文より)
*政府の推し進める政策の基本にある考え方が露骨に示されています。
こんな嘘の刷り込み、福島に住まれている方々や少しでも放射能のこと を勉強した人なら、だまされません。
5,1月に『幸せになるための「福島差別」論』なる本が出されました。
放射能を「大したことない♪」と考えるか? 「大変と考える」か?
どっちが幸せか??
くよくよする気持ちほど不幸になる・・という内容の本
特に、「反原発のリーダー」が取りこまれていることに注意が必要です。
★『しあわせになるための「福島差別」論』おいおい「かもがわ出版」さんしっかりしてくれ
サイトのコメント欄より↓
科学でも技術でも手が付けられなくなったのか放射性物質による汚染の現実から目を背けるように、「被曝影響はない!」とみんなで心から信じていれば皆が信じれば「しあわせになれる」という宗教じみた雰囲気でした。 それはまるで神風を信じていた大日本帝国臣民のようです。
6、政府が科学的根拠や実態の調査に基づかずに、上から「放射能はない」「健康被害はない」という前提の下での棄民政策。放射能汚染の拡大を図っています
①トリチウムを含む汚染水の海洋放出
②2020年から福島県産米全量全袋検査から抽出検査への縮小
③フクイチ敷地内の伐採木の焼却処分
⇒焼却すれば放射能は濃縮され、非常に汚染を拡大させる
④さらに、事故の責任を誰も取らないままの原発の再稼働や輸出
⇒命より金儲け優先の政策
⇒新規制基準は、稼働の可否を決めるものであって安全を保障するものではない (原子力規制委員会)
⑤貸し倒れに備えて、税金で全額保証する政府全面支援による原発輸出