遅咲き・低木の御室桜(おむろざくら)

先日の原谷苑仁和寺からも1、5キロほどの場所。
原谷苑の記事

せっかく近くに来たのだから・・と、仁和寺の御室桜も見に行くことになりました。

先ずはカレンなカリンの花をどうぞ!
カリンの花、初めて見ました♪♪
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さて、御室桜です。こんな桜が目の前に~。
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御室桜は・・・桜の花が間近に見られる低木の桜の種類です。
御室桜遅咲きで、背丈の低い桜です。近年までは桜の下に硬い岩盤があるため、根を地中深くのばせないので背丈が低くなったと言われていましたが、現在の調査で岩盤ではなく粘土質の土壌であることが解りました。 
ただ、粘土質であっても土中に酸素や栄養分が少なく、桜が根をのばせない要因の一つにはなっているようです。 
京都で一番の遅咲きの桜ということで、期待して行ったのですが・・
今年はこちらも早く咲き始め、すでに「落花」となっていました。
でも兼好法師の『徒然草』「花は盛りに・・」では、花は盛りだけでなく、蕾の時や
花びらの散りしおれたる庭も良いとあったような・・
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たしかに・・なかなか風情がありました。
タンポポとのコラボもかわいい。イメージ 4
ちょっと手元がぶれましたが・・低木の桜の雰囲気だけでも・・
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低木の桜の良さは、こんな枝から桜が咲いているのも目の前で見ることができます。

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法師のお言葉どおり、終わりかけの「散りしおれたる桜」も良いものでした^^

御室(おむろ)とは??
御室の名の由緒は、醍醐天皇の延喜4年(904年)、宇多法皇仁和寺に「御室」を造営し、起居する御所としたことから、その建物が「御室御所」と呼ばれ、やがては仁和寺の別称となったものとされている。さらに、仁和寺の住持である門跡の称号としても用いられた。それが仁和寺一帯の地名として定着したものである。

追記:一緒に出掛けた友人の息子さんはオムロンにお勤めされているのですが・・
御室は、オムロンの創業地で、社名の由来にもなっているのだとか・・
現在、オムロンの跡地は住宅地ですが、創業記念碑が建立されているそうです。

オムロ+ン=オムロン

日本では「****ン」がつく名前はヒットすると言われてます。
そういえば~~と、二人で老化防止ゲーム開始!
「****ン」のつく名前を思いつくままに・・(笑)(笑)

結構ありますね~^^