アフリカへの愛

金曜日は2ヶ月ぶりの金曜トークサロンでした。

今回のゲストは…とっても笑顔の素敵な女性、藤井千江美さん
🌹「アフリカへの愛」
~ミラクルツリー・モリンガの木~

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左はマリンバ奏者の真理子先生、右が藤井さん。

若々しく、笑顔が可愛らしい

いったい、彼女のどこにアフリカまで行くパワーが秘められているのだろう。

彼女の人生は遅咲き。
ひきこもり、拒食症、大学も1年で中退。
いったい、何をやっているんだろうと…自分を変えるため一人旅に。
一人旅は自分しか頼れない。
一人で乗り越えていくうちに自分もやればできると思うようになった。

旅先で色んな方から声をかけてもらい
旅っていいな…と、思い、旅行会社に就職。

28歳で、アフリカと出会う。
初めて見る自然にびっくり
初めて出会うアフリカの人たちの親切、優しさに感動

黒人は、黒人以外の人は知識を持っていると思っている。
ケガを治して…と言われてもできない
現地の医療事情を知り、医療で役に立ちたいと思うようになる

37歳から40歳、帰国して看護専門学校に通う。
42歳でボツワナで、エイズの予防啓発などの仕事をする

45歳~48歳
水も電気もないシエラレネ共和国に3年
小学校には屋根がなく、先生もボランティア。
産業が必要…と思った時、モリンガ(木)に出会う。
奈良の月ヶ瀬でお茶作りの研修をして
モリンガ茶を地域の産業に。


日本でも販路を広げたいと言われ、私も1つ協力させていただいた。
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現在は…
アフリカでの活動を毎年数ヶ月継続しながら
日本で、モリンガ茶の販売や看護学校の講師、
老人ホームの看護師として勤務されている

Q .活動の原動力は??

ずっと後悔していた青春時代にある
この後は「やりたいこと」で突っ走ろうと思った。
やりたいものを見つける、やりたいことを続ける・・


Q.なぜ、アフリカに??

アフリカは文化伝統,時間の感覚が違う
人々の素朴さ、見返りを求めない親切、繊細さ
言葉ではなく、わかりあえる

最後に、ケニアの踊りをスワヒリ語で歌いながら、踊ってくださった

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「藤井さんは大きくて丸くて優しい人」
「穏やかで強い人です~」と、同僚の皆さん
初めて会ったのに、すぐ友達になれそうな雰囲気がある

彼女の両親もすごい。
娘が日本に帰ってこないなら…と、アフリカに会いに行かれ
共にアフリカに感動され、アフリカが好きになって帰って行かれたとか。
私が親の立場だったら…どうだったろうか?

人生は本当にやりたいものを見つけることが大事で、
人生のスタートは、ゆっくり、遅咲きでも大丈夫なんだなぁ…と思った

逆に、スタートに乗り遅れた人たち
不登校や色んな壁にぶつかった人たちには
彼女の生き方は希望になるだろう。

そのきっかけが40日間の一人旅とアフリカだ
「一人旅で自分を見つめ、人と触れ合う楽しさを知った」

アフリカに渡って、現地の人たちに溶け込み、
医療の必要性を感じて、遅い35歳から看護学校通い

産業が必要とあれば…モリンガをお茶にして売り出そう…と考える。
現地の人たちと交流し、その必要に応えようと努力される。

アフリカに渡ってからの活動は、アフガンの中村医師を思わせられる

彼女を支えたアフリカの人たち
アフリカの大自然と動物たち
今まであまり考えることのなかった
アフリカの魅力も笑顔で楽しく伝えられた。


自由自在に自分の人生を楽しく生きている彼女から
パワーがもらえたトークサロンだった。