玄米信仰と玄米アレルギー


胃が重たくて、唇も荒れ・・何が原因かわからない体調不良が続き、
ついに、鈴木診療所で診ていただいた。

なんと玄米アレルギーという診断だった。

20代の時の体調不良や、30代の時、立ち上がれないほど弱った身体を治してくれたのは友人や鍼灸の先生のアドバイスによる玄米食だった。

それからは体調不良のときはいつも玄米食に軌道修正すると体調は良くなった。

なのに、玄米アレルギー??とは・・。

米食神話はアレルギーのない人だけ。アレルギーを持っている人が続けると体調が悪くなります。よく噛んでもダメです」と鈴木先生

私の場合、胚芽もダメ、雑穀もダメ。白米のみOKだった。

息子達もえぇ~??っとびっくり!

毎日アレルゲンをせっせと食べていたとは・・何やそれ?って感じやね。
健康のために食べていたのに笑うに笑えないな・・

昔は大丈夫だったのだろう。
でも、すっかり玄米神話を信じきっていた。
玄米は完全食で、微量ミネラルも白米より多く、白米は栄養がなく、食べると身体に悪いとまで思い込んでいたのに・・ヤレヤレ

ネットで調べてみると・・面白いことに・・
米食はよく運動をし、体力のある人には良いと書かれていた。
(記事のアドレスをコピーするのを忘れてしまったが・・)
源氏と平家の話を思い出す。
荒くれ武者ぞろいの源氏は玄米食、平家は都で白米と美食、貴族のような生活をしていた。この食生活の違いだけでも、源氏が勝つのは当然だという文章を読んだことがある。
一の谷を降りるとき、馬がかわいそうだと、馬を抱き抱えて降りたという怪力の畠山重忠(気は優しくて力持ちの武将)後世の作り話であったかもしれないが、なるほど・・米食のパワーか?とその時は思ったものだった。

しかし・・玄米は消化が悪い。
遅い時間によくかまずに食べれば、一晩中消化で胃腸が疲弊する。
しかも睡眠不足だったら、玄米は負担になる。
運動量も少なく、噛み方も下手な私には玄米はだんだん疲れが取れない原因となり、睡眠不足で消化不良、胃が荒れる。そしてアレルギーとなったのだろう(と想像できた。)

米食神話、玄米アレルギーで検索すると、いろんな記事が出てくる。
米食もメリット、デメリットがあるようだ。

特に玄米の毒であるフィチン酸アブシジン酸は正しい食べ方をしないと、お腹を壊したり、エネルギーの生成が阻害されるなどのリスクが伴う事があるようだ。

いくら身体によいものでも、アレルギーであったり、消化できなければ
マイナスにしかならない。体力のない時、睡眠不足の時、弱っている時などは、無理に玄米食はしない方がよいと思う。

今はもちろん食べられないが、白米でもよく噛んで食べること、唾液(アミラーゼ)をよく混ぜることが大事と鈴木先生からのアドバイスがあった。

下記は、米食するときの注意の記事。参考までにどうぞ。

知らないと損する!雑穀と玄米に含まれる毒とは