東電株主総会は最初からわかりきった 茶番劇
東電株主総会は最初からわかりきった 茶番劇
(2)原発の新増設は行わない--「脱原発」提案がどれだけ賛成を集めるかが最大の焦点だった。これまでの総会でも同様の提案や質問はあったが、賛成は5%程度にとどまっていた。株主提案を主導した市民団体「脱原発・東電株主運動」は総会後、 「(議案が否決され)不十分だったが、いろいろな意見を出せて、大勢の人が賛同してくれて一歩前進した」と評価。東電幹部も「事故を目の当たりにした株主の考えが変化した」と目を見張る。一般投票なら、一人につき一票できるシステムですが、で株主の声も聞く公平そうなパフォーマンスをしたのでした東電としがらみのある法人は、東電に判断を委任していました。あと脱原発のために株主になった方の記事がありましたので下記に載せます↓今がチャンス=暴落した暴落株を買って、脱原発株主に 2011-05-05
福島原発事故以来、東電株が大暴落しているので、これまでならこの運動に参加するにも20~30万円以上の資金が必要だったが、単元株100が今なら4万円ちょっとだから、比較的お手軽に東電の株主になれてしまう。100株の株主になると、最高議決機関である株主総会での議決権が与えられ、投票によって会社の意思決定に直接関与する権利が手に入る。脱原発をめざす運動は、いろいろあっていい。とりわけ事故があった今年の東電の株主総会は紛糾して面白そうなので、今からでも100株の株主になっておくことをお勧めしたい。経営陣がどんな顔をして最前列に並ぶか、生で見ておくのも、いいのではないか。ネットを検索してみたら、20年以上も前から、脱原発目的で東電の株主運動をすすめているグループのサイトがみつかった。《脱原発東電株主運動》 http://todenkabu.blog3.fc2.com/このサイトに脱原発・東電株主運動を紹介する記事があったので引用しておこう。■株主になって脱原発議案の共同提案者になってください!脱原発実現する目的で株を購入した会員の多くは単位株(100株)の株主です。株主総会に議案を提案するには30,000株以上必要で、毎年300人近い株主が共同で脱原発議案を提出しています。毎年6月に開催される総会の議案提案者になるには最低6カ月前から株主である必要があります。これから株を購入しようという方は年内に手続きされることをお勧めします!株を購入されましたら当会にご一報ください。3月に提案予定の議案と手続きのための書類を郵送いたします。■脱原発・東電株主運動について■発足脱原発・東電株主運動は1989年1月に福島第二原発3号機で起きた再循環ポンプ破損事故を契機に始まりました。原発に不安を抱く地元福島の住民や関東周辺の市民は、事故原因の究明と再発防止のために、東京電力に情報公開を求めましたが、会社は一切の対話を拒否、マスコミに発表する情報も発表のたびに内容が変わり、事故の深刻さが日増しに明らかになっていきました。そこで会社との対話を進める手段として市民が株主になり、株主総会に参加するようになりました。第67回株主総会(1991年)からは株主提案権を獲得し、総会では多数の質問と議案の提案を行なっています。総会における私たちの提案は拒否され続けていますが、そのうちのいくつかは数年後に会社経営に採用されています。■組織と活動<追伸> その時点では、1株444円、購入手数料は850円。