関西テレビのニュースアンカー、若狭湾の原発事故を考える

9/26(月)

 永岡です、関西テレビのニュースアンカーで、若狭湾原発事故を考える企画がありました。
 緊急時計画区域(EPZ)があります。今まで、原発事故があればEPZは半径8~10kmであったのが、滋賀県京都府は国の判断を待たずにこれを20kmにしています。

 これにより影響を受けるのは舞鶴市で、EPZを20kmとすると、人口の96%が入り、さらに、関西唯一のホールボディーカウンターがこの舞鶴にあるのですが、EPZの中になってしまい、有事に役に立たなくなり、これを移転することを検討しています。
 また、若狭湾原発事故があれば琵琶湖は30kmの範囲であり、放射能汚染をモロに受け、滋賀県の嘉田知事は、EPZはもう意味なしとコメントしています。
 舞鶴に住む村本さん夫妻、バイバイ原発活動を行い、8月6日にパレードも成功させています。舞鶴で自給自足の生活をして、バイオガスも作っているのですが、福島事故を見て、舞鶴からの脱出も考えたものの、周りに知り合いもいるし、それなら、原発を止めようと、声高に原発反対と言うのではなく、バイバイ原発パレードを成功させています。

 また、琵琶湖で漁師をしている人は、琵琶湖の魚が卵を産む浅瀬が減って、漁は最盛期の1/10になっているのです。これで、原発事故が起これば壊滅と、若狭湾原発の再稼働を中止させる仮処分を行い、弁護士は井戸謙一先生、志賀原発差し止め判決を書いた人であり、司法の場で、原発論議をしたいとコメントしています

 琵琶湖は関西の水を支えており、ここが放射能汚染されたら関西は破滅です。このニュースのキャスター、ヤマヒロさんこと山本浩之さん、原発事故の懸念とともに、政財界が、原発は止めると言っていたのに、このところ野田総理の再稼働発言など、止めると言っていた原発を再度推進する発言が目立つことへの懸念の発言がありました。

 これもいい番組でした、これを、お知らせいたしました。