たね撒きジャーナル(小出先生/国は、真実を告げるべきだ。「除染しても戻れない」
11/7(月)遅くなりましたが、昨日のたねまきジャーナルです。
そして、小出先生のお話
リスナーより
福島2号機の再臨界ではなかったのですが、東電が臨界の判定基準の検討を行おうとしていることについて(小出先生もご存じなかった。)
東電がキセノン検出により、判定基準を変えると経産省に報告したと言うのですが、東電に権限はなく、基準もなかった。
臨界の定義は何か?なのであり、国は冷温停止の基準も変えている。
臨界は物理学的に核分裂の連鎖反応のことであり、そうでないのは、自発核分裂かしかなく、キセノンの量をや濃度を測定すれば、臨界か、自発核分裂か判定できるのです。
キセノンの濃度で基準を変えると言う意味らしいのですが、キセノンを検出した場所、濃度により判定は変わる。物理的なプロセスをどう評価できるか、今、融けた炉心がどこにあるか?分からずに判断は難しい。しかし、臨界と自発核分裂ではキセノンの量は相当違うので、判断は容易なはず。
キセノンが出ても、基準の量を変えたら、これまで発表されたことが公表されないことも想定され、データは公表してもらわないといけない。臨界か、自発核分裂か判断しないといけないのです。
キセノンの濃度で基準を変えると言う意味らしいのですが、キセノンを検出した場所、濃度により判定は変わる。物理的なプロセスをどう評価できるか、今、融けた炉心がどこにあるか?分からずに判断は難しい。しかし、臨界と自発核分裂ではキセノンの量は相当違うので、判断は容易なはず。
キセノンが出ても、基準の量を変えたら、これまで発表されたことが公表されないことも想定され、データは公表してもらわないといけない。臨界か、自発核分裂か判断しないといけないのです。
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細野氏、「冷温停止は変えない」と言っており、小出先生「愚かなことだ。」と。
福島では調査団を組んでチェルノブイリを調査し、除染がいかに難しいか知らされてショックを受けている。
農地の表土を剥ぐ除染はダメと、小出先生のお話どおりであり、福島の調査団には、初めてチェルノブイリで知ったことも多く、福島の苦しんでいる人たち自身が事実を知らないのです。
「農地の回復は出来ない、それを国がちゃんと説明しないといけない」のに、「除染したら戻れる」と、国が言っているのが実情です。
チェルノブイリではすぐ近くに田園があるのではないのです。
野田総理が現地へ行ってパフォーマンスしたのが犯罪的なのです。
真実を国が告げないといけないのです。
真実を国が告げないといけないのです。
これが現実です。
今日も、小出先生のお話をお知らせいたしました。
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除染したら戻れる・・これはウソだということが証明されました。
安易な言葉で、ふるさとに未練を持つ人たちに、幻想を与えて、真実を見る目を曇らせてはいけません。
チェルノブイリの事実に謙虚に学ぶべきです。