ワシントン・ナショナル・ギャラリー展 京都市美術館 11/27まで(印象派の絵が好きな方は是非!)
先週の土曜日、あまり混まないうちに・・と、行って見てきました。
美術館には10時半着でしたが、ほとんど並ぶこともなく入場。
ゆっくり見ることができました。
でも、最終日近くは、京都の紅葉の時期とも重なります。
こちらも混むことと思いますので、早めのお出かけをおすすめします。
空前の規模で傑作集結!と、銘打つだけあって、すばらしい作品が勢揃い。
とても見応えのある美術展でした。
中は撮影禁止・・ちなみにアメリカの美術館はフラッシュなしでの撮影OKでした。
絵はがきで雰囲気だけでも・・ご紹介します。
モネ『日傘の女性 モネ婦人と息子」
奥さんのカミーユと息子ジャンをモデルにした絵。
他にも何枚かカミーユとジャンの絵が描かれていました。
初めの若い頃の作品と晩年の白内障で目を悪くしてからの作品はかなり印象が違いました。有名な睡蓮の絵は、目を悪くしてからの作品です。
奥さんを亡くし、目も悪くして,苦労したであろうことが想像できますが、
一連の蓮の作品からはそのような苦労を感じさせません。
モネの「印象・日の出」は、印象派の名前の由来ともなっています。
私もルノアールの描く少女の絵が好きです。
ピエール・オーギュスト・ルノアール「踊り子」
やはりルノアールに作風が似ています。)
ウジェーヌ・ブーダンは空と海の色使いが素敵で、学生時代から好きだった画家です。
ウジェーヌ・ブーダン 「トルーヴィル近郊の洗濯女」
観客が驚いていた、全て点描によるスーラの作品
ジョルジュ・スーラ「オンフルールの灯台」
結構大きな絵です。点描がうまく映っていませんが、機械的な点描でなく、一点一点筆で描かれていて、その根気に敬服しました。
明るく美しい色彩に才能を感じさせられました。
夭逝が惜しまれる画家です。