たねまきジャーナル小出先生/大飯原発フル稼働までに6週間/海のとてつもない汚染

5/17(木)
 永岡です.
原発のニュース、政府は関電管内の企業への電力使用制限令の発令を中止。罰則付きで制限令を出すかについて、地元経済界の反発が強く中止。管内企業・家庭に自主的な節電と計画停電の模様です。

 東北、東京電力は火力の増強でOKなのです。

 大飯再稼働、フル稼働には1年以上停止のため、2基で6週間かかり、今週に決定しても7月になるのです
千葉さん、毎日電気の数字が変わり、原発の再稼働は要るのか?と言われました。

 事故調査委員会で、国会議員の聴取が初めて行われ、海江田氏が呼ばれて、事故当時の菅総理の発言、チェルノブイリと2,3度管氏の口から出て、現場からの撤退を、関係者全員の撤退(第1→第2への退避、全員と認識した、そうなると東日本が失われると思った)とし、菅氏が東電を叱責したこと、もう少し別の表現があったと言うのです。海江田氏が海水注入命令を出してから菅氏が言うまでに50分、伝言ゲームのようだと海江田氏は言っています。今後、枝野氏、菅氏も参考人として呼びます。

 そして、小出先生のお話、大飯再稼働で、作業開始からフル稼働に6週間かかる。
止まった原発を動かすには時間がかかり、定期検査は順番にやり稼働していたものの、今は事故のためにそのまま停止して、ここから立ち上げるには準備がいるのです。止めたことで検査することは済んでいるものの、配管の検査、水の状態があり、再稼働で冷却水の温度を徐々に上げないといけないのです

 リスナーより、明日は暑いから原発動かす、涼しいと止めると言うことは出来ないかについて、出来ない。動かし続けたら同じ状態でやらないと、出力調整は原発には出来ないのです。定期検査は13カ月に1度で、13か月動かしたいのが電力会社のやり方なのです。

 6週間かかり、7月には間に合わず、しかし2基動かすのに6週間で、ひとつだけなら3週間で済むのだそうです。しかし1基では足りないので意味なし、それでピークを越えたら意味なしなのです。

 藤田さん、2基をフル稼働に6週間、毎日新聞で、今まで関電よりこういう話はなく、関電は都合の悪い話を出さずに隠していると指摘され、小出先生、昔からそうで、今まではマスコミも電力会社の主張を掘り出さず、今回毎日が掘り出していたわけです

 和歌山のリスナーより、汚染されたものを大人が食べるべきと言うことに賛成だが、汚染物を食べたら下水に放射能が濃縮されて、関係ない人が被曝するのかについて質問で、指摘は正しく、下水処理場に高濃度のものが集まるのは避けられない、汚染したものを食べよと小出先生言うが、これはどうにもならない、環境が汚れているためであり、我々の食べられる量は環境汚染の中では微々たる量であるのです。

 福島の原発から、海のセシウムが際立って高いこと高濃度の汚染水が出たためなのですが、海洋汚染はどんどん続く。放射能は煮ても焼いても消えない、環境を移動するだけで、川→海にながれるだけなのです。(
上小出先生のお話でした。)
 
下記はk a t o _ h i s a s i さんのブログです。参考になさって下さい。 
福島第一原発からずいぶん海を汚しましたね。
北カリフォルニアまで汚してしまってゴメンナサイ。東電に変わってとりあえず謝罪しておきます。東京電力も会長も社長も変わるようだから正式な謝罪はあるでしょう。
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