竹熊先生、伝承館での勉強会から・・

「あいうべ体操」で健康な身体を作ろう。伝承館での勉強会から

(院長先生の独り言より転載です。)
 
 

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 菊池養生園で、「土からの食農教室」を長年実践してこられた医師です。実は家内の父(義父)と大学の研究室が同じで、そういった縁もあり、今回講演会(7月15日)にゲストとして呼んでいただきました。

講演会自体は、西日本新聞の佐藤弘編集委員が企画され、北は青森など全国各地から、医師、歯科医師の方達約50名ほどが参加されておられました。

メインの講師は、今井一彰(いまいかずあき)先生
・呼吸方法でアトピーは治る
・いぼ取りに一番いいのは祈ること
・ニセ薬でも十分効果がある
・足のバランスを取ることで腰痛が消失する
・治療に薬は要らない
等々、にわかには信じられないことです。失礼ながら、最初は話半分で聞いていたのですが、講演もうまく引き込まれました。

呼吸方法
「あいうべ体操」のやりかた
 次の4つの動作を順にくり返します。声は出しても出さなくてもかまいません。
①「あー」と口を大きく開く
②「いー」と口を大きく横に広げる
③「うー」と口を強く前に突き出す
④「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
①~④を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続ける
この体操は、真剣に行うとかなり疲れます。慣れるまでは、2~3度に分けたほうが続けやすいでしょう。入浴時にやるのがおすすめです。
また、「あいうべ体操」は、しゃべるときより口をしっかり、大きく動かす必要がありますが、無理は禁物です。

とくに顎関節症の人やあごを開けると痛む場合は、回数をへらすか、「いー」「うー」のみをくり返してください。この「いー」「うー」体操は、関節に負担がかからないため、何回行ってもけっこうです。
「ベー」がうまくできない人は、大きめのあめ玉をなめて、舌を運動させましょう。舌運動と甘味の刺激で、脳も活性化します。


 この体操で、口呼吸が、鼻呼吸となるそうです。口を綴じているときに自分のベロがどこにあるのかをみてください
1.下あごの中
2.空中
3.上あごにくっついている

3以外であれば、口呼吸となっており、気道が閉塞し、頸椎までゆがむとCTを出して説明がありました。早速、私も帰ってからこの「あいうべ」体操を実践し、口を綴じているときには3の状態となっています。
 夜寝るときにサージカルテープ(絆創膏でも可)で口をふさぐと強制的に鼻呼吸となり、翌日起きた時にきつくないとも話されていました。これも簡単なので、試してみます。

 念ずるといぼが取れる。そのために日本各地にいぼとり地蔵があると説明され、劇的に効果の見られた症例まで・・

 プラセボ(偽薬)効果の話もされました。これは私も質問があると答えることがあります。
「病は気から」
「笑う門には福来たる」
「鰯の頭も信心から」

人間の精神の力は時として不可能を可能にします。放射能を無害化するといういろいろな商品が言い伝えられています。その効果は私にはわかりませんが、効果があると言うことを信じて飲むことで、実際に効果があると思います。プラセボでも十分効果があるのは、今まで散々説明されていることだからです。
 私の医学部学生時代に、ベータブロッカーとニセ薬を誰にもわからないようにして飲ませる実験がありました。被験者の一人は私。ベータブロッカーとニセ薬を2人か3人か(細かいところは忘れました)で飲んで、自転車をこぐ。わたしはだんだんと足が重くなってきましたが、なんと、ニセ薬も入っていたにもかかわらず、全員が同じことを口にしました。(ベータブロッカーの薬理効果など、ろくに勉強していないのにです)あの授業で、プラセボといってもバカにしてはいけないと勉強しました。

 あとは、私も感心のある腰痛について。足の土踏まずのところに普通の輪ゴムをかけて、この輪ゴムで踏ん張る力が非常に強くなると被験者を用いて説明されました。
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この写真の前方アーチ部分です。みらいソックスを使えば、この足の形が良くなると説明され、確かに
外反母趾
・内反小指
の女性の足が、靴下をはくことで見事に強制されていました。

詳しくはこちらのページを。私も自分用と妻の靴下を取りあえず一足ずつ(2500円とかなり高いので、複数を一度には変えませんでした)。たしかに足の踏ん張りがきき、いい感じです。

 この方法で放射能にまともに対抗できるとは思いませんが、それでも試す価値はあると思います。「あいうべ」体操を本日から始めてみてはいかがでしょうか。

肥田先生は、次のように述べられています。
-この問題にどう取り組んだらいいか、ご提言いただけますか。
肥田 医師として、福島原発のヒバクシャの診療に関わる機会が増えるのではないかと予測される。 内部被ばく者診療の重点は2つ。
 第1は、主訴が「頑固な倦怠感」の場合は、患者の話をじっくりと聞くこと。聞くだけで患者の不安はかなり癒され、医師への信頼が強まる。
 第2は「患者を励ますこと。」患者は極端な無力感に陥っている。何より重要なのは強烈な「生きる意志」である



 自分の力で健康を維持して、このような被害をもたらした国、電力会社に声を上げていくことこそ、長生きの本当の秘訣だと私は思います。

私の話は10分程度。こちらに紹介だけさせていただきます。


配付資料は、
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を両面にしてお渡ししました。

 それ以外にも歯科の先生から、伝統食を食べている人間と、精製された米、小麦粉を食べると歯並びからあごの形から、虫歯まで様々な異常がでてくる。

 非常に興味深い内容でした。

 人間の本質を抑えた講演会で、私自身非常に勉強になりました。ありがとうございました。

もう少し、靴下買っておこうと思っています。

◆関連ブログ
内部被曝-ペトカウ効果と遺伝疾患2012年05月04日
放射能と人体(8)ブラブラ病以外の被曝症状とは?2011年12月22日
放射能と白血病の増加2012年02月18日
原爆生き残りの方の証言(肥田医師、橋爪文さん)2011年10月13日

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竹熊宜孝先生について
 
大切なブログ友であるおかぁ ちゃんさんが、お子さん達を連れて仙台から熊本へ避難されました。その避難先でお世話になっているという「菊池養生園」の先生です!
先生のブログの自己紹介には、このようなことが書かれていました。
 

「医は食に、食は農に、農は自然に学べ」をモットーに、医者をしながら30年以上無農薬の畑を耕す。
「孫、子供たちの次代に食と農の大切さを着実に引き継ぐには、その大切さを知っている年寄りの経験、智恵が欠かせない。机上の知識では駄目だ。ここ10年が勝負だろう。地に足の着いた“食農教育”を子どもたちにぜひとも浸透させたい。」

こういう先生が身近にいたら・・、おかぁちゃんさんも心強いでしょうね。
 
私達の命は、水と空気、食物で育まれています。
水、空気、土地を汚染から守ることは、自分の命を守ることと同じです。
それを考えても、日本中に瓦礫を拡散させようという政府は、生きるための源を
汚染させ、・・日本の人口削減計画を実行しているとしか思えません。
 
先生の「医は食に・・」は、命は健康な食物によって養われるということ。
化学肥料や農薬を使わない健康な土で育まれた野菜は、きっと避難者達の身体を守ってくれることと思います。