すきすきたねまきの会が創設されました。

湯浅誠さんたちが呼びかけ人になり、たね蒔きジャーナルの存続に関して、継続を求める会が創設されました。
「すきすきたねまきの会」という名称です。
http://www.tanemakifan.net/

■石井彰さんからのメッセージ

この番組は日本全国のラジオ番組をざっと見渡しても、
とても優れた、かつ大事な番組だと断言します。
水野・千葉アナウンサーと番組スタッフの見識と行動力は
低迷する現在のラジオにとって、まさに希望の存在です。
 
また現在の政治の動きや、格差社会の拡大を見るとき、
この番組が実現してきた「弱者や少数派の立場=視点にすっと立つ報道姿勢」は
ラジオだけでなく、あらゆる放送とメディアに絶対必要なことです。
でもこれがなかなか難しいのです。
そんな中、よくぞここまで素晴らしい番組を作り続けてくれたと
番組関係者の皆さん、そしてこれまでスポンサーになってくれた会社の方たちに
とても感謝しています。
それから毎日放送さん、こんなに素敵な番組を放送してくれてありがとう。
 
さぁ、今度は私たちの出番です。
せっかく蒔かれた「たね」に、水と肥料をあげながら育てて
小さくても存在感のある「花」を咲かせるのは、私たちの役目だと思います。
ただ番組を聴くだけでなく、市民が集まり手を携えて、番組を資金面でも応援していく。
 
まるで夢みたいな話ですが、もしそんなことができたら、
日本のラジオが、そして放送が大きく変わっていく、
ささやかだけれど大事な一歩になると私は確信しています。
「たね蒔き」ファンの一人として、またラジオの台本を書いたり演出をしている一人として、
全力で動きます。東京から大阪へも通います。
どうぞ、皆さんの力を貸してください。
石井彰(放送作家
 

■村井雅清さんからのメッセージ

私が出演させて頂いた時のテーマは、「東日本大震災でのボランティア」でした。
当初、初心者ボランティアが被災地にいくと迷惑がかかるとマスメディアの大合唱でした。
 
私はそれに対して、ずっと異論を唱えていました。そのことが「たねまき」のスタッフの目と耳にとまったのか、番組を通してこのことについて訴えさせて頂きました。
 
水野アナが「あの時は私たちも放送でそう言ってきた。」と少し反省の弁を言ってくれたのを覚えています。この日の放送を聞いて、知人が「今聞いていたよ! そのとおりや! と頷いていました」というメールをくれました。「たねまき」って人気のある番組なんだと思いました。
 
みなさん!「たねまき」が復活できるように協賛カンパをお願いします。また番組への出演依頼が私にくれば、ボランティアで出演しますので・・・・。
 
被災地NGO恊働センター 村井雅清

■西谷文和さんからのメッセージ

「たねまき」には、アフガニスタンカンダハルから生出演させていただきました。米軍の空爆で全身を焼かれた少女を取材中、水野さんから「そちらは安全ですかぁー」と電話が入り、「病院の中は安全です。それより、米軍が無差別殺戮してます。オバマからノーベル平和賞を剥奪するべきです」と怒りながらコメントしたのを覚えています。
 
その後もアフガニスタンで使われた劣化ウラン弾被害や、リビアやシリアの内戦など、帰国後すぐに出演させていただき、取材で見えてきたことをお伝えしてきました。私にとっては、「最新情報をレポートできる貴重な番組」です。9月にシリアに行きますので、今度もぜひ報告させてください。番組が終わっていたら、承知しませんよ。
 
西谷文和(ジャーナリスト)

■石丸次郎さんからのメッセージ

たね蒔きジャーナルがなくなるらしい…」そんな噂が駆け巡った7月末から、多くの市民、リスナー、そして出演経験者から、なんとか残して欲しい、残って欲しい、そんな声がいっぱい上がっています。

 なぜでしょうか?「たね蒔きジャーナル」が、一生懸命まじめに取材し、知りたいことを伝えるために頑張っている貴重な番組だということを、多くのリスナーが感じているからです。
 
福島の原発事故の後、日本中で「マスメディアは事態をちゃんと伝えていない」と不信が高まる中、早くから原発事故の状況と放射能汚染の恐ろしさを、独自の視点で伝えてきました。
 
その姿勢は、ほとんどあらゆる放送番組と一線を画したと言っていいものでした。一部で異端視されもしましたが、「たね蒔きジャーナル」は淡々と伝え続けました。その果敢さに多くの人は報道の良心を見、支持してきたのです。
 
こんな番組を作ってこられたのも、毎日放送ラジオ報道のジャーナリズム精神が、「たね蒔きジャーナル」にしっかり受け継がれて来たからです。
 
放って置いたら闇に埋もれてしまう、そんな事象に光を当て続けようという精神です。
経営的にラジオが苦戦しているのはわかります。報道番組は、儲からないどころか赤字を生み出しているという現状も知っています。
 
放送局も営利企業でありますから、番組を続けていくかどうかの主たるものさしが、営業成績であることもわかります。
 
でも、今や「たね蒔きジャーナル」は民放ジャーナリズムの宝です。残して欲しい、残って欲しいと、心から願って止みません。
 
石丸次郎(ジャーナリスト/アジアプレス)
 
■「すきすきたねまきの会」事務局
530-0021
大阪市北区浮田1丁目2-3-303
アジアプレス気付
TEL 090-9281-0374
FAX 06-6224-3226

たね蒔きジャーナル」を残していただくため、
私たちは無料ボランティア出演でMBSの経費削減に協力します。
また、市民による番組協賛で「たね蒔きジャーナル」を支えるため、
多くの人々に「たねまきカンパ」を呼びかけます。
 
賛同していただける方はこちら  寄付いただける方はこちら
市民で番組のスポンサーになってしまうってことも提案されてます。

日刊SPA!に記事が載りました。
http://nikkan-spa.jp/272308 

たね蒔きジャーナル打ち切りの情報が出たのは7月28日、それから3週間、支援の動きが活発化しています。
皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

ぜひ拡散お願いいたします。