たねまきジャーナル9月7日の報告&10日沖縄オスプレイ反対10万人集会

 
9/7(金)のご報告

この日は、たね蒔きジャーナル存続申し入れと報告会
MBS前に300人くらいの人たちが集まりました。
でも、9/19の記者発表まで言えないそうです。
しかし総務部長は、「番組がいかに愛されているかということがわかり、また今回のようなことは前例がない。」と・・。
小出先生は打ち切るならその時は、打ち切ると決めた人が、打ち切る理由を、私たちの前できっちり説明していただきたい。と申し入れされました。
さすが小出先生です。
 
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9月7日
 
アメリカ大統領選、オバマ氏は富裕層に増税ロムニー氏は減税など、ことごとく異なり、アメリカの英語は広がりに強く、オバマ氏は演説を聞くと一歩リードし、胸に響く言葉を発したオバマ氏のリードと近藤さん言われました。   

 原発のニュース
政府は西日本の節電要請を8時に解除で、ピーク需要は一昨年に比べて5~11%減り、原発いらんのでは?とのことに、関電の社長が原発は不可欠といい、政府に原発の選択を失わないでくれと言うのです(ヲイヲイ…)。   9月7日
 
9月10日(月)
毎日放送ラジオのたね蒔きジャーナル、今日は水野晶子さんの司会‥毎日新聞ほっと兵庫編集長の平野幸夫さんの案内で放送されました。
水野さん、お休みの時に、こんなにたね蒔きジャーナルを応援してくれる人がいると実感。「リスナーの声がたね蒔きの主役」と水野さん言われて、関西だけでなく、ネットで公開し、日本中が応援してくれていると言われました。
ニューヨークでも、オーストラリアでもネットで聞いているとのことです。
 
 
 谷垣氏の出馬断念、平野さん「長老から嫌われた。本来の野党は対抗策を作るべきなのに、逆にすりより、打算で擦り寄ったツケで墓穴を掘った。
野田氏が選挙をしてくれると思って伸ばされて、使い捨てにされた。それで問責に協力するなら、谷垣氏に党内外から支持は来ない。しかし、自民全体も、他の人がリーダーとして支持が集まるか、弱い人のために働けるのか問題。と指摘がありました。
民主の総裁選、野田氏、解散総選挙は近いうちのそれ以上でもそれ以下でもないと言い(日本語になっていない!)、赤松氏は消費税増税で分裂したことを批判(さらに分裂する可能性あり)、原口氏は党の名前を変えるほどのものがいる、鹿野氏も責任面で野田氏を批判し、しかし野田氏の不支持は分散、野田氏は再選の模様です。
 JNNの世論調査による民主、自民の代表は野田氏と石破氏(泣)で、野田氏→細野氏→前原氏の順、
自民は石破氏→僅差で石原氏→安倍氏、です。
が、石破氏、憲法を変え、国防軍を作り、集団的自衛権の行使、国家安全基本法を作ると言い、領土保全邦人救出、日米同盟深化を公約にしているのです
解散時期は来年夏までが31%、しかし年内解散を求める人は過半数で、投票したいのは自民、民主、維新の順でした。

沖縄でのオスプレイ配備反対集会に10万人

県民大会の事務局長で沖縄県議の玉城義和さんのお話がありました。
オスプレイの事故がこの集会の直前にありました。
 10万人の参加は、沖縄では95年の少女暴行事件の集会以来。
しかし、この集会が本土、東京にどう伝わったのか?
 
水野さん、10万人集会が今日の朝刊に大々的に載るかと思っていたのに載らず、それについて、玉城さん、お電話での出演です。
 昨日は10万人を目指し、基地関係の大会では72年の復帰以来最大の集会で、県民の多くが来た歴史的な大会。
水野さん、沖縄県民は140万人で、それで10万人集まるのはよほど!と言われ、玉城さん、東京なら100万人集まった。
 集会のシンボルカラーを赤にしたのが成功で、Tシャツ、ハンカチなど赤であり、玉城さん、黄色でイエローカードを想定したが、レッドカードにしたのです
皆さんの創意工夫でこうなったのです。  スピーチには若い学生もあり、沖縄のあらゆる団体、医師会、市長会、労組、ほとんどの団体を網羅し、しかし医師会、商工会はこれまで自民党ならそちらの団体なのに、米軍基地への対応は団体により濃淡があり、安保容認の人もいるものの、オスプレイには政党とかを関係なくやっているのです。党派を超えて幹事会を作り、超党派の200団体が一致しています。
 平野さん、直前に事故であり、オスプレイは米軍も疑問を持つと言われて、玉城さん、オスプレイの危険性はモロッコ、フロリダ、ノースカロライナで事故になり、日米ともに人為ミスというが、沖縄では誰も信じていない、機体のミスであり、安全性はアメリカも、日本のなぞった報告書も信用できないのです。
アメリカの専門家も、構造的な欠陥を指摘しているのです。
 日本も防衛省、人為ミスと言い、明日森本氏、仲居真氏に会うのですが、それで仲居真氏の反応は、森本氏安全だと言うだろうが、それで互いに深まらない。何をもって安全か分からないのです。
 その仲居真氏、集会に出席せず、平野さん態度に疑問があり、国に軟化したのかと言われて、玉城さん、仲居真氏の出席は大会に関係ない、逆バネが効いても、数には影響しない。しかし日本政府、国民に発信していて、オスプレイ受け入れの誤ったメッセージを発したらいけないのです。
 
8月末に森本氏、沖縄に来て仲居真氏に会い、その際の文言を見ると、仲居真氏、今の段階では受け入れは難しいとしか言いようがないと微妙に言っており、「今の段階では」が疑問+日本政府が独自に安全性を確認して徹底して欲しいと言い、人為ミスと結論になり、野田氏も了承し、それを仲居真氏も認めないかについて、玉城さんも同じことを考えて、日本政府の独自の安全性の保証に関して、森本氏、重く受け止めるといい、これは重要で、穿った見方をすると、日本政府の保証、どこで落とすかについて、事前に相談があったと受け止めざるを得ない。
日本政府の閣議での安全宣言を想定するなら、仲居真氏、条件闘争に入っている可能性=絶対ダメではない、配備したいならこれが、あれが必要と言い出したのではないか、安全性の保証+県民の納得から、県民の納得は困難で、日本政府が安全を担保するに移り、日本政府の判断によるなら、条件闘争に入っていると受け止めざるを得ないのです。
 それが事実なら、大会に参加して拒絶することと矛盾し、深読みしたらそういうこと(そのため大会に来なかった)なのです。
 しかし、日本政府に安全の保証は出来ず、県民の説得より、方便としてあり得るのです。つまり、合意への間合いをとると思われても仕方ないと、玉城さん言われました。

 今回は東京でもオスプレイ反対集会の国会包囲1万人、岩国、その他でも多くの人が参加し、玉城さん、昨日の集会は出発点で、沖縄が問題提起し、市町村で集会をやる、6ルートで決議をやる(本土も関係あり)、全国的な運動にしたいのです。日本全土で低空飛行の訓練があり、しかし全国の報道は、10万人集会のものは少なく、リスナーの指摘もあり、玉城さんも、いつも沖縄から歯がゆい問題で、しかし沖縄だけでなく日本全国の問題で、基地を沖縄に閉じ込めていい問題ではない、全国に広がる問題であり、全国で論議して欲しい、日米関係を考える機会にしてほしいと玉城さん言われました。

 アメリカと直接交渉したほうが早いという声もあり、玉城さんアメリカに行き、ワシントンに行くと、沖縄の人が来た意味を理解して聞いてくれて、「このことを日本政府は聞いているのか」と言われて、日米の取り決めであり、情けなくなる。
県民大会はやらなくてもいい状況にしないといけない、外務省、防衛省が沖縄の声を聞いてアメリカと交渉して欲しい。玉城さんもまたこの決議を持ってアメリカに行く、行かざるを得ない、本来の日本政府の役割を果たしていないと言われました


 この10万人集会、リスナーより、オスプレイが安全なら国会議事堂の上を一日飛んでいろという声もあり、7ルートは全国であり、事故は民家の松ぼっくりが落ちるほどの距離、基地のそばで落ちており、アメリカ本土でも事故を重く見て、その怒りを政府がアメリカに向けるべきなのです。