これが石原という人間だ!

自分を何様と思っている石原都知事の人権感覚がよくわかる記事です。

くまきちさんのブログ: http://blogs.yahoo.co.jp/shinchankumachan/24019954.htmlより転載。

これが石原という人間だ

今回の中国反日デモ。この男、石原慎太郎アメリカのヘリテージ財団で行った尖閣東京都購入の意志表示から始まりましたね。

 
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反日デモの日本企業に被害額は1,000億円と言われています。
しかしこれは、デモにより直接被害を受けたものを損保会社が査定した金額、各自動車メーカーが操業縮小したり、中国進出企業が今後被るであろう逸失利益は、算定不能です。
石原のような立場の人間が、あんなことを言えばこうなることは、中学生でも予想できること。
まったく、日本の国益にそぐわないことと思います。
日本が周辺国との関係に深めないないようにすることは、アメリカの基本政策。日本は中国、韓国、ロシアと見事なまでに領土問題という解決困難な問題を抱えさせられている。
すべてがアメリカの国益にかなったこと。
石原は1980年代に「Noと言える日本」などという本を出し、アメリカと距離を置くスタンスを取ってきた。都知事に最初に立候補した頃は、たしか横田基地の返還を主張していたはず。

それが、アメリカの国益のために動き(しかも都民の税金を使い!)、中国との関係を著しく悪化させた。

これを「変節」と言わず、何というのだろう。

「石原がやらずともいずれこうなる」という意見もあります。
それはそうでしょう。前回反日デモ騒動が起きたのは、小泉の靖国参拝だ。
そもそもは、中国の漁船が海保の艦船に体当たりをしてきたことから、始まる。
あれは、新しい政権を試したんでしょう。まあ、一種の挑発ですよね。
とはいえ、日本から挑発してはならないと思います。中国と同じ立ち位置に立ってはいけないです。
 
さて、ここからはひとりの障がい児の親としての意見です。
石原が都の障がい者施設を視察して言ったことを、ぼくは生涯忘れないでしょう。

 
「この人たちには死ぬ権利はないのか?」

 
障がい児であっても、人としてのプライドもあり、生きる喜びを感じて、周囲に大きな影響を与えて、愛し、愛され、生きているのです。
死ぬ権利なんてありませんよ。冗談じゃない。

 
さて、石原のバカ息子。

 
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ネットで出回ってる節によれば、石原があれほどアメリカに媚びているのもこのバカ息子を総理にして、遠隔操作で日本を操ろうとしている、ということらしい。
それはそれとして、今回の自民党総裁選によってこの息子がいかに愚かであるかを、国民の多くが知ったことでしょう。

 
そのバカ息子、総裁選の初め、ニュースステーションに出演し、最初にこう言ったんです。

 
「私は安楽死(を推進する)の会に入ったんですよ」

 
ぼくはその瞬間、悪寒がする思いだった。
石原オヤジの言葉がフラッシュバックした。
この親子が日本を支配したら、障がい児、障がい者は、「死ぬ権利」の行使を迫られるに違いない、そう感じました。悪夢の世界です。

 
石原慎太郎は、いったいどういう人間なのか?
三島由紀夫と比較されることもあるけれど、ぜんぜん。。ですよね。
作家だけの人なら、とっくに消えていた、と思いますよ。
裕次郎の兄」としてだけ、人々の記憶に残ったんじゃないかな。
ぼくも、この人の小説、読んだことありません。

 
この人のこと、鮮烈にイメージする沢木耕太郎の作品を思い出します。
題名は失念しましたが連作ドキュメンタリーでした。
1975年、石原に最初に都知事選に出馬し落選するまでを追ったものです。
そのラスト、落選が決まった後の「お疲れさん会」を、まあ有名レストランでやる訳です。そこへ石原が行く。
狭い通路でボーイと石原がハチ合わせする。
ボーイはお皿とかいっぱい持ってて、よけるタイミングが一歩遅れるんだよね。
石原は先によけて、ボーイの背中にこんな言葉を投げつける。

 
「オマエが先によけろよ、ボーイだろ!」

 
沢木はそのドキュメントをこういう言葉で締めくくった。
「これが石原慎太郎という人間だ」
 
 
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石原慎太郎とオウム・統一教会の関係 日本型フアシズム批判(その1)
URL: http://blogs.yahoo.co.jp/biwalakesix/31168035.html
 
元オウム四男坊こそ、石原慎太郎の”アキレス腱”