暗黒夜考~崩壊しつつある日本を考える~さんのサイトより
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/f175e4cb22616ba62165c540055017f1
<転載開始>
事実上、小沢一郎代表らが中心となって嘉田知事を擁立して創設に導いた「日本未来の党」に対し、”大本営”たる大手マスゴミによるネガティブキャンペーンが真っ盛りである。
先日のエントリーでもコメントしたとおり、今回の衆院選の”真の構図”は「民自公連合+石原・橋下極右勢力 VS 小沢一郎中道左派連合」である。
それを”大本営”さながらの大手マスゴミ各社は「民VS自公VS第三極=石原・橋下新党」なる”三つ巴の構図”などというデタラメを毎日朝から晩まで垂れ流し、無党派層を中心とした票を「民自公連合+石原極右勢力」に流れるよう、世論操作をおこなっているのである。
早い話、選挙後に迎合することになるであろう「民自公連合+石原・橋下極右勢力」のいずれかに票が入れば”御の字”ということである。
その状況を一変させたのが、「オリーブの木構想」を水面下で進めてきた小沢一郎亀井静香山田正彦河村たかしといった面々であり、普段、記者クラブに入り浸り、永田町や霞ヶ関界隈だけを活動範囲としてロクに足を使った取材をしないマスコミ各社の政治部記者連中らは、今回の「”卒原発”を掲げる嘉田新党立ち上げ」にさぞ面食らったことであろう。
そのことは「日本未来の党」創設が公表された当日の新聞・テレビ各社の”無防備””情報不足”な報道内容をみれば明らかであろう。
この点に関しては、大手マスゴミ各社の”御用記者クラブ”連中の間抜けさもさることながら、一部ネット上にてコメントされているように、小沢代表ら関係者の緻密な戦略がそれを上回っていたということであろう。
で、それから数日が経ち、その全貌が掴めてきた「日本未来の党」に対し、マスゴミ各社が漸くネガティブキャンペーンを本格的に開始しはじめたということである。
以下に読売新聞の社説(11/29付)と”自民党の御用紙”たる産経新聞記事を取り上げたが、その批判手法は、案の定「小沢叩き」に収斂される内容である。
読売の社説をみると、冒頭を飾る「国力を衰退させる脱原発」の一言で既に失笑ものであるが、「抽象的な言葉ばかり」「急ごしらえの新党の離合集散」といったお決まりの新党批判と、あとは”お約束”の「反原発叩き」「小沢叩き」の十八番フレーズのオンパレードぶりである。
産経新聞記事も一貫して読み取れるのは使い古されてきた「小沢批判」の手法であり、今回は、鳩山内閣時の”迷走”イメージを有権者に擦り付けんとする印象操作そのものであり、”悪しき思惑”が充満した内容である。

ここで有権者の方はよく考えてみて欲しい。
何故、大手マスゴミ各社はたかが2名で結党されたちっぽけな一地域政党に対して、ここまで必死にこれを叩くのであろうか?
それは、一番争点となっては困る「脱(卒)原発」と共に、”特別会計の全面見直し”や”天下りの禁止”といった「脱官僚支配」をあまりに明確に打ち出しているからであろう。
更にはあまり大きく報道はされていないが、宗主国アメリカが最も警戒する”東アジア外交”を明確に打ち出していることも、大手マスゴミが”火消し”をせんと必死になっている理由であろう。
そして何よりも大きいのが、事実上の”舵取り””指南役”に小沢一郎代表の陰がある点であろう。
先日、無事に無罪判決とはなったものの、依然として宗主国アメリカとこれに与する売国奴連中にとって小沢一郎は”天敵”であり、最も恐れる人物であるゆえ、これを叩き潰さんと必死なのである。
小沢一郎代表が政権交代後の鳩山政権にて、「脱アメリカ」「脱官僚支配」に急ハンドルを切り、結果、返り討ちにあったことは事実であるが、この2つの「大命題」は一度失敗しただけで諦めてよいものではなく、むしろ何度でもこれを成し遂げるべく挑むべき極めて重大な命題であろう。
話が長くなるので今回は深く掘り下げた話は割愛するが、日本の「国益」が損なわれているその背景には、大方のケースでアメリカや官僚機構が介在して”悪さ”をおこなっているのが実情である。
即ち、アメリカや官僚機構によって、庶民から搾取の限りを尽くさんとする仕組みが構築・実行され、一部の者だけが”焼け太り”するという構図が出来上がっているということである。
この「旧体制」とも言える状況が”諸悪の根源”であり、これを打破しない限り、我々の目にみえる形で顕在化している諸問題を根本的に解決することなど不可能であるというのが個人的見解である。
即ち、気づかぬところで肝心要のカネを盗人どもに抜き取られていたのでは、健全な国家運営など土台無理な話だということである。

この「国民からの搾取システム」(=旧体制)を維持せんがために、これを邪魔立てする小沢・嘉田連合に対する大手マスゴミによるネガティブキャンペーンはこれから益々激しさを増すことであろう。
兎にも角にも、賢明な皆さんにはマスゴミ各社による”大本営発表”を鵜呑みにせず、オリーブの木の下に集った面々が真に成し遂げようとしている”事の本質”を理解されたうえで、ご自身の信念にて清き一票を投じていただければと思う次第である。
※参考1「「脱原発」を掲げる正真正銘の”第三極”小沢・嘉田連合が発足 ~「オリーブの木構想」がいよいよ現実に~」
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/206622572eb7589f841521a41928dca1
※参考2「【衆院選】 新聞・TVの報じる「民VS自公VS第三極」”三つ巴の構図”に異議あり!」
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/6b8ba790931c85250c06bd080c1b9e10

皆さん、産経、読売などの記事に騙されないようにしましょうね!