地の塩に・・。

友人のリクエストに応えてクルミパンを作りました。
クルミの良い香りがして、成功したかに見えたのですが、
耳を切って、味見をしてみると・・・
まず~い!
・・・・・・・
塩を入れ忘れました!
 
たった4グラムの塩を入れ忘れたために、パン全体が台無しです。
 
「塩気」がこんなに大切なものだった・・ということを思いしらされました! 
 
「あなた方は地の塩である」 という聖書の言葉を思い出しました。
    
 
ちのしお【地の塩】とは・・・???
 
マタイによる福音書第5章
 
「あなたがたは、地の塩である。・・・・・(あなたがたは、世の光である)。」
 
塩は食物の腐敗を防ぎ、光は暗闇を照らし出します。塩のように世の中の腐敗を防ぎ、光のように悪の浄化する存在になるよう、イエスキリストが山上で信徒に語りかけたとされています。
 
塩が食物の腐るのを防ぐことから,少数派であっても批判的精神をもって生きる人をたとえていう語。 ( 大辞林 第三版の解説) 
 
 
社会や世の中の平和や安全を願い、また、弱者の側に立って行動する人達はなぜか、いつの世も少数派・・。 
人間が、いかに心が弱く、自分の欲望や誘惑に流されやすいかということの証明みたいですね。今の日本も、自分さえ良ければ・・というエゴイスト達が社会を牛耳っています。
 
 それだけに・・ 原発の再稼働に反対したり、秘密保護法案に反対してパブコメを書いたり、集団自衛権に反対する署名をしたり・・ブログでも、大切な問題を自分なりに考えて声を挙げ、問題意識を持って積極的に行動されている方々は、まさしく「地の塩」の方々だと思います。
「地の塩」の人達は、たしかに社会の腐敗を防ぐ役割を担っているのですね。
 
こんな世の中でも、諦めずに、誰もが安心して住める社会を目指して声を挙げていきたいですね!
弱者を中心にすえることで、だれもが住みやすい社会になるということを、
バリアフリーの考え方で教わりました。
弱者に犠牲を押しつける今の世の中の流れはとても危険なものだと思います。