天木直人さんからの提案

翁長知事が訪米して辺野古移設は無理だと直言する。
 直ちに米国政府がこれに応じるはずはない。
 しかし、翁長知事が沖縄県民や日本国民の反対の声を背に、一歩も譲らずに米国に迫り続けるならば、最後は米国は譲歩せざるを得ない。
 これが民意の力だ。
 ひるがえって、国内の護憲政党は何をやっているんだろう。
 ここまでひどい安保法制案が決まり、国会審議がはじまろうとしている。
 それに対し野党は「国会徹底審議」を求めているという。
 なんという危機意識のなさだ。
 国会審議に応じた時点で負けだ。
 どんなに徹底審議を求めても、いまの1強多弱の政治状況ではすべて安倍首相に押し切られる。
 これは誰の目にもあきらかだ。
 どうすればいいのか。
 国会審議をボイコットするのだ。
 一切の審議に応じないのだ。
 もちろんそれでも安倍首相は強行成立させる。
 しかしボイコットされたものを強行成立させても正統性はないい。
 野党は世論の反発を恐れる必要はない。
 世論の多くは安保法制に疑念を持っているはずだ。
 こんな法案を成立させれば戦後70年の日本は終わるという危機感を抱かせるのだ。
 実際のところ国民もメディアも政治家も危機感があまりにも無さすぎる。
 護憲政党は翁長知事を見習うべきだ。
 民意を信じてボイコットするのだ。
 それが正しい事が、必ず明らかになる。
 それでも野党が政治的に共闘できなければ、その時こそ憲法9条が立ち上がる。
 新党憲法9条の出番である。
 憲法9条を安倍ごときに変えさせてはいけない。
 そう本気で思う国民が、自分たちの手で憲法9条と日本の将来を守るのだ。
 その方法を提示するのがインターネット政党である新党憲法9条である。
 あなたが主役だ。
 あなたが翁長知事になるのである(了)


きょう5月11日、ついに自公両党が安保法制の案文について最終的に合意する。
 一年あまり続けられた自民党公明党の茶番劇、八百長劇の終わりだ。
 安倍政権はそれを14日に閣議決定し、集団的自衛権行使容認を含む10本の法案を「平和安全法制整備法案」として一本化し、新法「国際平和支援法案」とともに国会で同時審議して成立を目指す。
 とんでもない言葉のごまかしだ。
 この安倍政権の暴挙をきょう5月11日の東京新聞がこう書いている。
 安倍首相は米国で約束した「今夏までの成立」を達成するため国会審議を短縮しようとしていると。
 すなわち法案をまとめて審議し、問題点を見えづらくして、最後は強行突破だ。
 憲法9条が完全に破棄されることになる。
 そして野党はこれを防ぐことはできない。
 絶望的な政治状況だ。
 いまこそ新党憲法9条の出番ではないか。
 しかし、新党憲法9条は選挙が行われるまで現実のものとはならない。
 新党憲法9条ができる前に憲法9条が否定される。
 どうすればいいのか。
 私は考えた。
 これが、これから書く緊急提言である。
 安倍首相に憲法9条を否定させるものか。
 こう考えて新党憲法9条の結党に賛同する同志たちよ。
 http://new-party-9.net/wp-content/uploads/2015/05/1c6041c4d4304059d4dca4b20173715a-150x150.jpgインターネットという最強の武器を使って我々が政治を動すんだ、と考える同志たちよ。
 いまこそ一人一人が新党憲法9条をネット上に立ち上げて、グーグル検索を新党憲法9条で埋め尽くそう。
 グーグル検索を新党憲法9条で占拠しよう。
 具体的にはこうするのだ。
 みずからのブログやツィッターで毎日配信している同志たちは、それぞれ新党憲法9条を立ち上げるのだ。
 新党憲法9条という文字を使った名前のネット上の言動を展開するのだ。
 その名前は「新党憲法9条を応援する」でも「新党憲法9条で安倍改憲を阻止する」でも「新党憲法9条で世界を平和にしよう」でも何でもいい。
 もちろん「新党憲法9条で安倍政権を倒す」でもいい。
 何でもいいから「新党憲法9条」という言葉を使ったブログやツィッターを各人がそれぞれ作っていますぐ発信するのだ。
 そして安保法制が国会で審議されている間中、発信し続けるのだ。
 書くことがなければ、私の新党憲法9条のHPに書かれている私の考えやブログの内容をそのまま勝手に引用してもらってもいい。
 そこに投稿される支援者の声をそのまま使ってもいい。
 私の著作権はすべて皆のものだ。
 皆がそれぞれ勝手に新党憲法9条を立ち上げたら、世の中はどうなるか。
 グーグルの検索に、ある日突然無数の新党憲法9条が立ち現れることになる。
 それぞれが安倍政権がやろうとしている安保法制に反対し、日米同盟の従属性に怒り、世界の平和の敵だという言葉がネット上にあふれ返る。
 これはインターネット上のひとつの社会現象となる。
 新党憲法9条とは何か、それを動かしているのは何者か、ということに皆が騒ぎ出す。
 まさしくインターネット上に革命が起きるのである。
 それこそが、私が狙っていたインターネット政党なのである。
 そして、そのことは、来年夏の参院選に向けたインターネット政党立ち上げの最大の宣伝になる。
 一石二鳥だ。
 新党憲法9条に賛同を寄せる皆の中には、どうすれば参加できるのか、どうすれば役に立てるのか、という問い合わせが寄せられる。
 もしあなたがブログやツィッターを通じて毎日発信しているのなら、直ちに新党憲法9条を自分で立ち上げて発信を始めてもらいたい。
 そこで書くことはなんでもいい。
 それらが集まって最後は新党憲法9条に結集することになればいいのだ。
 私はそのきっかけを提供したのだ。
 まさしく私はあなたであり、あなたが私だというわけだ。
 さあ、きょうからどんどんと色々な人が新党憲法9条を叫ぼう。
 新党憲法9条でグーグル検索を占拠しよう。
 それがインターネット上の話題になって、必ず安倍首相の暴政をストップすることになる(了)
【ポイント】
●ブログ、ツイッターフェイスブックGoogle+ など、「新党憲法9条」のタイトルを使って新規に立ち上げることです。大切なのはこのようなSNSが新規にどんどん立ち上がってゆくことです。「数」が重要なのです。
●デザインや体裁はあまり凝る必要もありません。なるべく負担を掛けないようにと考えています(もちろん、懲りたい方は凝ってくださって構いません)
●名前はペンネームでも構わないですし、自分の顔写真も公開する必要もありません(もちろん、公開したい方はしてくださって構いません)
●書くことがなければ、新党憲法9条HPの文章をどんどん活用してください(天木直人のブログ、読者の声など) そのまま引用するも良し、自分なりにアレンジするも良しです。
繰り返しますが、「新党憲法9条」を冠したSNSが新規に乱立してゆくこと、その「数」がなりよりも重要です。皆さん、私と共に誰もやらなかったインターネット革命を起こしましょう!