モンサントのマッチポンプ(兵頭正俊ブログ)

モンサントマッチポンプ

野菜を求めて近くのスーパーに行く。
やはり駄目だった。以前は地元の野菜が並べてあったが、今は淡路のタマネギなどを除けば、外国が輸入禁止している被災地の野菜ばかりだ。さすがに福島の野菜はなかったが。
それから20分ほど歩いて、別のスーパーに行く。驚いたことに、ここもまったく被災地の野菜ばかりだった。野菜の種類ごとの県名も、ご丁寧に先の店と同じである。
仕方なく車で、ちょっと離れた産直販売に行く。ここは以前から、近辺農家の、生産者名入りの野菜を販売している。最初に地元農家のトマトを求め、あれこれ買って、ニンジンの産地を見て、ぎょっとした。
外国が輸入禁止している、前のふたつのスーパーと同じ県名が記されている。とうとう神戸の産直販売に、被災地の野菜が並ぶようになったわけだ。
福島の農家が、自分たちが怖がって口に入れない食材を作る。それを政府・電通が「食べて応援」させる。国民の健康の犠牲によって、福島の農家に賠償金を払わずに済む。あるいは早めに補償を打ち切る。帰還も「食べて応援」も、1%による、1%のための政策である。けっして99%のための政策ではない。
兵庫県の、福島への関わりは根本的に間違っている。福島を、政府とともに間違った方向に導いている。福島への支援は、放射能汚染で危険な福島に、兵庫の子供を修学旅行や現地体験で送り込むことではない。ベクトルが逆になっている。たとえば福島の被災者とりわけ子供を、兵庫に引き受けることこそが大切なのだ。
兵庫の行政は、政府の帰還政策、「食べて応援」と一緒になってしまっている。そこで現実化するのは、兵庫県民の内部被ばくであり、健康と生命の損傷である。
一時期(そして今も)関西が被災地からの避難場所の最初に挙げられた時期があった。これも変わるかもしれない。もしかすると、同じ地震の被災地というよしみで、核のゴミの最終処分場さえ引き受けるかもしれない。日本の政治民度の低さからいえば、これもけっしてあり得ぬ話ではない。


「ネイチャー」に福島原発事故の生物学的影響が指摘されている
「ペッコ
@pecko178 残念ですがついに世界中に発表しました。
蝶の異常な異変について発表しました。完全に生態系が狂ってしまいました。次は実験中の日本人が異変を起こすはずです。日本人は国家によって殺害されます。
@asuka_250 さんより
lolwut
ネイチャー
気候、地域等諸条件を分析し、福島の小さいモンシロ蝶は原発事故後の環境が原因と結論
Syntax
またネイチャーにフクシマのチョウの関連論文が出てるわ。
気候条件ではチョウのサイズが他地域と同じはずなのに、福島の汚染地域のチョウはサイズの減少が確認されてる。
だから放射能汚染の影響は明白だって」
さらに、福島第1原発事件後の、野生日本猿の低い血球についても論文が載っている。
「kawaharahirosi
@yumechan2010ネイチャーに、福島の猿の被曝による血球減少の論文も出てる。
ただ、調べた段階ではまだ関東全域の汚染がこんなにひどいと思われてなかったんじゃないかな。
福島とそれ以外で調べてる。
ゆささ
Minerva owl(ミネルヴァの梟
福島・放射能汚染、つばめの死亡とかで被害がよくわかるんだ。放射能をほったらかして、東電の役員の多くは責任をとらず海外移住してるんですね。刑事告発されないといけない。権力者は責任をとらない日本」
発表メディアがネイチャーなので、外国人の学者の場合、安倍晋三もさすがに手が出せないが、日本人だった場合、以上のような研究には弾圧がある。

 
「国家百年の計
福島県では小動物に異変これは英科学誌ネイチャーにも発表されていますが、この調査結果を発表した後に、大瀧丈二琉球大准教授が率いる研究者チームの研究費は安部政権+公明党からカットされました。圧力があったと見られ、このような放射能被曝を裏付ける調査には悪質な妨害がある。検査妨害」
わたしは、安倍は退陣するのみならず、政界からも完全に引退して欲しいと願っている。ここまで日本を破壊してしまえば、もう満足しただろう。
安倍は政治家に向いていない。人間とは何か。政治家とは何か。愛国とは何か。その根本がわかっていない。
人間とは間違う存在である。だから自分とは違う他者の意見が大切なのだ。安倍には他者の意見を尊重して学ぶ姿勢がない。だからいつまで経っても子供のままだ。大人になれないのだ。
政治家とは、99%の幸せのために尽くす職業である。安倍は1%の金もうけのために政治をやっている。
そして言動の端々に見られる人間的未熟。自分を絶対視し、自分の思いを貫くためには戦争も辞さない。安倍によって仮想敵国とでっち上げられた中国は、「爆買い」で日本の消費を支えている。こんな暗愚なトップは世界にいないのではないか。
もうここまでくれば民族にとっての疫病神であり、死神である。
今や退陣し、政治家を廃業することが、国家に対する最大の貢献である。


さもあれ、世界でもっとも権威のあるネイチャーに、世界的な学者たちが、福島第1原発事件が及ぼした生態系の影響について論じ始めたわけだ。
遠藤利明五輪相の、福島の食材を選手に振る舞うとか、競技の一部を福島県で開催する、というのは田舎者の与太話にすぎない。いかに日本の政治が劣化しているか、そして遠藤の情報弱者を物語っているのである
まことにわたしたちは非常に危険な食材に囲まれている。確かに覚醒した一部の人びとは、通販その他で安全な食材を求めている。しかし、大半の国民は、放射能汚染食材はもちろんだが、遺伝子組み換え食品も、世界で、もっとも食べている国民である。
モンサントは金もうけのためなら何でもする会社だ。ベトナム戦争では枯れ葉剤を米軍に購入させた。また、現在、ウクライナの傭兵会社も経営している。
遺伝子組み換え食品には発ガン性があるといわれている。そのため、モンサント会社の食堂では社員に遺伝子組み換え食材を使った料理を禁止しているといわれている。
もしTPPが妥結すると、これまで以上に日本は遺伝子組み換え食品であふれかえるそれに抵抗して健康野菜を作ると、ISD条項で訴えられる世の中になる。治らない病人を増やせば、保険・医療・医薬マフィアに大きな収益をもたらす。ちなみにモンサントの個人筆頭株主ウィリアム U・パーフェットは、薬剤開発研究に関わる会社のCEOである。
劣化した日本の官僚も政治家も、米国に抵抗してまで国民の命と健康を守る気など毫(ごう)もないのだ。