戦争法案関連…戦争法は絶対に憲法違反だと断言しておこう

戦争法案関連…戦争法は絶対に憲法違反だと断言しておこう

安倍ちんが手を振り上げたり、人差し指を立てながら自信満々にしゃべるコトって

今までホントだったためしはないのだ…

(ひとさまのtweetから…↓)

安部が断言したときはヤバイものと断言していいと思う

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(このオッサン、また人差し指を立てとるやん…)


で、今回の「自信満々断言」事件はこれやねんけど…↓

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(朝日:2015年7月31日)


あのね、安倍ちん、「戦争に巻き込まれることは絶対にないと断言したい」って、アンタ

今回の戦争法案は、戦争してる一方に加担しまっせ…という話やから

「わざわざ戦争に巻き込まれに行く」…というか、もっと正確に言うたら

「わざわざ戦争に参加しに行く」…というコトやんけ!

(う~ん、戦争に参加するのに「戦争に巻き込まれることはない」と言うのは
 多分、この世の誰が聞いてもわからんと思うけどな…)


そんで「徴兵制」の話は、制度として「徴兵制」を敷かなくても

「貧乏人はいらっしゃい」リクルートをやったら、

それは事実上の「貧乏人だけ徴兵」制度みたいなもんになるし…


専守防衛」というのは、「専ら守る」「守ることに専念する」というもんであるところ

地球の裏側でもどこでも地理的制約なく、アメリカ軍といっしょに武力行使します…という戦争法案が

なんで「専守防衛」の定義におさまるのか…

って、またまたウソばっかりやんけ!


では最後に、今まで安倍ちんたちが「断言」したことは

すべてまったくのデタラメ(ウソ)だったよね…ということを再確認しつつ…

(ひとさまのtweetにちょっとコメントを付加して…↓)
すべて嘘だったよな。何度でも言ってやる。すべて嘘だったよな。

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最後の一人どころか、最後までわからずじまいのデータがどんだけあんねん…

(その数、2014年2月現在でなんと2112万件…)


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「母さん、ぼくの納めた消費増税分、どこへ行ったんでしょうね?
 政府が全額社会保障に回すって言った、あの増税分ですよ」

(映画「増税の証明」のナレーションから…って、そんな映画なんかあるかい!)


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今、政府が必死でまとめようとしてるのはTPP…


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フクシマは…

ということで、安倍ちん(たち)が断言することは、

ことごとくデタラメ(ウソ)に終わる…というのが、この国の普遍的政治法則なのでありました…




※どうでもええ付録…

今回の断言ネタに対する朝日新聞の解説がどうも読者に誤解を与えそうなので

添削しておきたいと思います

まずは、朝日の記者の解説から↓
■説得力に欠ける

 首相が国会答弁で「断定調」を繰り返すのは、法案への国民の理解が深まっていないとみて、危機感を募らせているからだ。首相周辺の一人は「攻撃は最大の防御だ」と語る。強気の答弁で野党の批判を封じ、国民の支持を得たいということなのだろう。

 しかし首相がどう口調を強めようと、問題の本質は法案の「違憲性」と、どんなケースに集団的自衛権が適用されるかがあいまいな点にある

 多くの憲法学者が法案を「憲法違反」と指摘し、その根幹への不信感が高まっているのに、首相は集団的自衛権を行使する判断基準を聞かれると「総合的な判断だ」と繰り返す。政権の裁量を少しでも広げておこうと、あえて法案や答弁ぶりにあいまいさを残している。これでは憲法上も安全保障政策上も、行使が適切かわからない

 そもそも、長年の憲法解釈を一内閣の閣議決定で変更したのは首相自身だ。その首相が、いくら将来のことを「絶対にない」「今後もない」などと明言しても説得力に欠ける。

え~、戦争法案の「本質」とは、

憲法9条のもとでは明らかに許されない集団的自衛権(他国での武力行使)が入ってる違憲法案」…

ということに尽きるわけでありまして、集団的自衛権行使の基準があいまいなことも本質的問題…というのは

過った解説です

また、集団的自衛権行使の基準が不明確で政府の裁量が広がれば

憲法上も安全保障政策上も、行使が適切かわからない」…と解説するのも読者を誤誘導するもので

仮に、集団的自衛権行使の基準が明確であったとしても、それで合憲になるのか?…と言えば

違憲集団的自衛権を「憲法上適切に行使すること」は不可能ですので

そんなことは「断じてありません」


言うまでもなく、「安全保障政策」を進める政府は憲法を順守する義務があるのであって

安全保障政策上の必要性は実定憲法を翻す根拠とはなり得ません

(→それをすれば「立憲主義の否定」そのものです)

この記者は、わざわざ「憲法上」に加えて「安全保障政策上」という題目をつけて

その両方の観点から考えるべき…と主張したいようですが

憲法上できないことを安全保障政策上採用する…という選択肢はとり得ないので

これまた読者を誤誘導する解説だと思います

(これって、「安全保障環境の変化」を説く安倍ちんの側面支援とちゃうんか…?)