琉球新報連載「道標求めて」に早稲田ジャーナリズム大賞
琉球新報連載「道標求めて」に早稲田ジャーナリズム大賞
「新聞の役割問う連載」
琉球新報 2015年10月22日
早稲田大学(鎌田薫総長)は21日、同大が社会や文化、公共の利益に貢献したジャーナリストを顕彰する第15回「石橋湛山記念 早稲田ジャーナリズム大賞」の受賞作品を発表した。公共奉仕部門(応募54作品)で、琉球新報社の新垣毅編集委員の「沖縄の自己決定権を問う一連のキャンペーン報道~連載『道標(しるべ)求めて』を中心に~」が大賞に選ばれた。琉球新報社が同賞を受賞するのは10年ぶり3度目。
選考委員会は「新聞のありようとその果たす役割を問い掛けた連載記事として、選考会で圧倒的に支持された」と評価した。
同キャンペーンの中心となった連載「道標求めて―琉米条約160年 主権を問う」(2014年5月1日―15年2月15日)は、琉球国が米国など3カ国と条約を結んだ主権国家であり、琉球併合(「琉球処分」)が国際法上、不正であった可能性が高いことを明らかにした。
石橋湛山記念早稲田ジャーナリズム大賞