今年は『吾家の生活』で!

今頃のアップで、すみません。
年末年始は皆様へのご挨拶もできずに失礼いたしました。
十分な訪問ができていないにもかかわらず、皆さまからのご訪問とコメント、感謝しています。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、ヴォーリズの『吾家の生活』には、どんな家に住んだとしても、家よりさらに大切なのは、そこで「 どのように生活すべきか?」
 だと書かれています。今年はこの本の提言に従って、生活改善(考え方も改善?)を心がけようと思っています。

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★なかなかご紹介ができないので、少し例を・・。

<食事と睡眠時間>
ヴォーリズの推奨する睡眠時間は8時間、睡眠は大切と言われます。
(心がけるとすれば午後10時から午前6時まで就寝でしょうか?)
8時間も寝たら時間が足りない・・と思われる方は、ゴールデンタイム(体を治す時間帯の10時から午前2時まで)の時間帯だけでも体を休めれば、疲れも取れ、健康を維持できるのではないかと思います。
いつも新年に決めても長続きしない私ですが、今年は睡眠時間の始まりだけでも守りたいです。
・夜よく眠れない人は、夕方6時から朝の6時までの間には決して物事を論議したり、決めたりすることをしない習慣をつける。

・食事は、さっさと食べたり、好きなだけ食べ続けたりしてはいけない。食事はだんらんを大切にして、ゆっくりよく噛んで食べる。
・肉食、白米、白パンは控えめに、十分な野菜や繊維質を摂る。

<心配事について>
・心配事は愚かで無用、不経済で有害、しかもきりがなく、何ら益がな    いものである。
・良くなりかけた病気も、心配ゆえに、病状が悪化することもある。
・これに対して希望を持つことは、元気をだし回復を期待することができる。
・音楽の演奏も、間違わないだろうか?と心配すると良い演奏はできない。気を落ち着け、平安な気持ちになった時、初めて思う存分その腕を発揮できるのである。

<プラス思考の考え方として・・>
批評すなわち賛辞
誰も、腐ったリンゴや、裏通りの猫の悪口など言う人はいない。
人の批評は言ってもらえるだけ、自分を認めてくれていると感謝し、いっそう努力し、世の期待に沿うよう励むべきである
(批評は喜んで歓迎し、「誹謗、批評は、実は讃辞である」と考える。)
←こういう強い心を持ちたいですね。

<不断の向上>
家庭も個人も、進歩が止まり日一日と退化していくのは悲しい。
人生の中間点を越え、あるいは年とっても勉強や新しいことを始めることは良いことであり、一般的に年若い人より、中年の方が知的方面で成熟しており、経験も加わってそれをよく会得し、自分のものとすることができる
・体のために食事と運動を続けるように、知育のためにも、規則正しく勉強を続けていけば、絶えず向上して、生涯を有益なものにできる
・年と共に、朽ちるのでなく、成熟していかなけければならない。
・この習慣をつける最上の方法は、両親自身が常に何かの勉強を続けて子供たちに良い実例を示すことである。

今回はこのくらいに・・。
この本は大正時代にかかれたものですが、考え方は新しく、今の時代にも立派なアドバイスになっていますね。

皆様も、充実した良い一年となりますように。
ヴォーリズの『吾が家の生活』からの提言も参考にしていただけると嬉しいです。

年末から色々なことがあり、パソコンも不調で訪問が遅れていてすみません。ゆっくり、訪問させてくださいね。