今度は「核兵器の使用は可能」と横畠法制局長官
19- 今度は「核兵器の使用は可能」と横畠法制局長官
安倍政権が集団的自衛権の行使の合憲性を謳うことに大いに協力した横畠内閣法制局長官は、今度は18日の参院予算委員会で、核兵器の使用は憲法違反に当たるのかとの質問に対し、「憲法上あらゆる種類の核兵器の使用がおよそ禁止されているとは考えてない」との見解を表明しました。
憲法9条のもとでの自衛隊の装備は、国民の持つ幸福追求権を保障するために、急迫不正の攻撃から国民を守るための必要最低限に限定されている訳ですが、それを核兵器も持ち得るとはなんとも「融通無碍」であって、一体どのように解釈しすればよいのかという思いです。
それにしてもつくづくと恐ろしい内閣です。
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「核使用、憲法禁止せず」 横畠法制局長官、実現性は否定的
中日新聞 2016年3月18日
横畠裕介内閣法制局長官は十八日の参院予算委員会で、核兵器の使用は憲法違反に当たるのかとの質問に対し「わが国を防衛するための必要最小限度のものに限られるが、憲法上あらゆる種類の核兵器の使用がおよそ禁止されているとは考えてない」との見解を表明した。同時に「海外での武力行使は必要最小限度を一般的に超えると解している」と述べ、現実的ではないとの見方も示した。