tweetあれこれ…沖縄の凶悪事件について

tweetあれこれ…沖縄の凶悪事件について

今回は、沖縄で起きたアメリカ軍関係者による凶悪事件に関するtweetをあつめてみました

NHKニュース「平成7年の事件に匹敵する重大な事件、という見方が沖縄では出ている、ということなんですよね」あくまでも他人事。

民放では「批判を封じるために政府は果敢に動け」「これぐらいのことで日米同盟は揺るがない」。

翁長知事の「怒りの持って行き場がない」という言葉が、耳から離れない

今回の凶悪事件で地元の沖縄の市民が一番憤りを感じている…
それはその通りだと思いますけど、じゃ、沖縄県以外に住む市民は憤りを感じてないのか?…と言えば

一部の人(→例えば、自民党関係者など)を除いては、やはり、憤りを感じてると思います。でも、NHKのキャスターはそれを「自分の言葉」としては語ってくれず、沖縄では…という言い方で、「沖縄とそれ以外」をあえて分断してみせてくれて,「沖縄では重大な事件みたいですね…」と、まったくの他人事

さらに、民放でも、この「凶悪事件」をして「これぐらいのこと」と言う…

今回の凶悪事件は、「いったい何のためにアメリカ軍が日本にるんだ!?」という、日米同盟(≒日米安保条約)なるものの根本的な懐疑につながる重大な事件だと思いますが

「何があっても揺るがない日米同盟(≒日米安保条約)」なんてものが、もしあるとしたならば、それこそが「市民の脅威」ではないのか…と思います

(だって、日本の市民に何があっても揺るがない…なんてモノがあるとしたら、それは「日本の市民よりも大切な」ってことなんですから…)

「いい米兵もいるんだよ!街のゴミ拾ったり!」

あのな…ゴミなんか拾わなくていいから、殺すなよ。
バカなのか?こういうコトを言う人もときどき見かけますが

「いい米兵」がいるからといって「悪い米軍関係者」を非難できない…という理屈はありません


仮に自衛隊の基地がカリフォルニアにあって自衛隊員がアメリカの女性を殺害したとしたらどんな世論がアメリカに起こると思いますか?自衛隊の基地など吹っ飛びますよ普通・・

ぼくも、そうなるだろうと思います…

ヒロシマナガサキの核爆弾のコトについても感じるんですけど、
 アメリカ(軍)がしためっちゃ悪いことに対しては
 なんか、怒ったらあかん…というルールでもあるんですかね…)


安倍、昨日はシカトしてしゃぶしゃぶ食いに行ったくせに何今頃強い憤りとか言ってんの?舐めてんの? こいつが嘘をつくたびに頬の肉が垂れ下がっていけばいいのに
「憤り」というのは「心情」です

そして、心情とは人の気持ち…であるところ、安倍首相は自分の気持ちを語ることさえ、いったんは避け、その翌日に、(誰かが考えたスピーチを暗記してきたかのように)いつもの会見口調としぐさで「強い憤りを感じる」と言ったのですが、自分の気持ちさえ(下書きがないと)口にできない…というのは、やはり、口にできる「心情」がそもそもなかった…としか思えません

日ごろ戦闘の訓練を受けている他国の軍隊がこれほど大量かつ長期に、小さな島に駐留し続けることが問題の淵源だ。沖縄を軍事植民地として扱い続ける日米両政府の姿勢が間違いなのだ。現状を抜本的に変えなければ、我々は子や孫を、次の世代を守れない
ツイッターで、自民党の国会議員を適当に選んで、うるま市の事件にどう言及しているかをチェック。おすすめユーザーに表示される自民党国会議員をどんどんみていく。 見事にほとんどがスルー。何のコメントもなし。事件などないかのよう。日本国民を守るとか日頃叫んでいるのに、何なのこの人たち。
この凶悪事件については、沖縄出身で次期参院選挙に自民党から出馬予定の今井絵理子さんも

日頃活発に発言してるtwitterで現在までのところ「完黙」状態ですので、

他の議員も推して知るべし…でありましょう

ぼくは、この凶悪事件の一報を聞いてから、いてもたってもいられないくらいに怒ってるのでありますが

そういう「心情」を吐露することもない…というのは、箝口令でもしかれてるとしか思えません

(あるいはまた、吐露すべき「心情」そのものがないのかも知れません)


日ごろ戦闘の訓練を受けている他国の軍隊がこれほど大量かつ長期に、小さな島に駐留し続けることが問題の淵源だ。沖縄を軍事植民地として扱い続ける日米両政府の姿勢が間違いなのだ。現状を抜本的に変えなければ、我々は子や孫を、次の世代を守れない
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mzponta/20160521/20160521212133.jpg
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mzponta/20160521/20160521212134.jpg

「日本を守るため」と言いながら、日本の…というか、沖縄の市民を傷つけ続けているアメリカ軍…

「日本を守るため」と言いながら、アメリカでは設置できないような危険な場所に軍事基地をつくって、居座り続けているアメリカ軍…

「日本を守るため」と言いながら、アメリカでは行えないような危険な訓練を好き放題にしてるアメリカ軍…

「日本を守るため」と言いながら、日本の空(≒航空管制)を奪い続けてるアメリカ軍…


ぼくは、こういう状況を「屈辱」だと感じています

素朴に考えて、同盟関係とは対等な関係であるはず…で、

日米同盟なるものも政府からそういう風に説明されますが

その実態をありのままに見れば、これは「同盟関係」というより

「支配関係」(アメリカが日本を支配する関係)です


大日本帝国は敗戦によって数年の間(沖縄は27年の間)、

連合国(≒GHQ≒アメリカ)に占領・支配されていたのでありますが

GHQは去ったようでいて、日米同盟(≒日米安保)という名目を得て、その後もそのまま日本に居座り、日本の支配を続けているようです


これを「屈辱」だと感じないで、何があっても「アメリカ軍の都合優先」を貫く政党は売国政党であり、そういう政策を維持推進する政党は「売国政権」あるいは「植民地政府」である…

ぼくはもう、ずいぶん前からそない考えてますけど、

右翼を自称する人たちはなんでこういう「屈辱」(≒国辱)に耐えて…というか、それを歓迎してはるのか

ぼくには到底、理解できません…

(これは「中国ガ~」という以前の問題です)