テレビ番組のご紹介:日本テレビ『心に刻む風景』でヴォーリズ建築が。明日16日Eテレ日曜美術館で「ミュシャ未来を見つめる超大作」

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ヴォーリズ建築五葉館 (初の結核患者のための療養所 )
3方向からの採光と風通しの良い窓が特徴

テレビ番組のご紹介

日本テレビ『心に刻む風景』でヴォーリズヴォーリズ建築が5週にわたって放送されます。(6分間だけなのですが…)
 
関東地区では 日本テレビ
 毎週水曜 夜21時54分~22時 
関西地区では 読売テレビ 毎週日曜 夜21時54分~22時 (初回は4月16日)
番組ホームページ  http://www.ntv.co.jp/kokoro/   の
 
「放送内容」 「バックナンバー」にダイジェストが紹介されてゆきます。
初回はヴォーリズ記念病院の五葉館でした。
 
今後、明治学院チャペル、ヴォーリズ記念病院、ハイド記念館、旧朝吹邸(日テレ迎賓館)が紹介される予定です。
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明治学院チャペル
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友人からの情報です

現在東京の近代美術館で開催されている
ムハ(ミュシャ)の「スラブ叙事詩」展の紹介です。

番組名:【日曜美術館
ミュシャ 未来を見つめる超大作
「スラヴ叙事詩
チャンネル:NHK総合
放送時間:4月16日(日)AM9:00

アルフォンス・ミュシャ(1860-1939)は、オーストリアモラヴィア(現在のチェコ)の田舎町イヴァンチツェに生まれました。
※名前のミュシャはフランス語読み。チェコ語の発音ではムハ
六本木の国立新美術館で開催中のミュシャ
(会期:2017年3月8日 – 6月5日)
今回は、幻の超大作『スラヴ叙事詩』全20作が初公開。(この機会を逃すと縦6m×横8mの巨大絵画の連作を日本で観られる日はないと言われる)

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ミュシャ展は、この方のブログが詳しい)

以下上記ブログより抜粋転載

今回のミュシャ展の構成
<スラヴ叙事詩
1.ミュシャアール・ヌーヴォー
2.世紀末の祝祭
3.独立のための闘い
4.習作と出版物
まず冒頭でチェコ国外では世界初公開となる『スラヴ叙事詩』の展示があり、その後アール・ヌーヴォーの画家として一世を風靡したパリ時代の作品やチェコスロヴァキア独立後に制作されたポスターなどが展示されています

少年時代から画家を志していたミュシャですが、裁判所の官吏だった父親の反対を押し切っプラハの美術学校を受験するも不合格に。苦労の末、34歳のとき「ベル・エポック」を代表する女優サラ・ベルナール主演の舞台「ジスモンダ」のポスターを制作したことで一躍時の人に。

植物や宝石に装飾された女性を美しい曲線によって描いたミュシャのデザインは人気を博し、瞬く間にアール・ヌーヴォーの旗手としての地位を築き上げました。
- ジスモンダ / 1895年 -
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パリ万博を契機に汎スラヴ主義に傾倒
取材のためバルカン半島を訪れたミュシャは、当地で支配される人々の屈辱と苦しみを目の当たりにし、次第にスラヴ民族の独立・自決のための作品作りを志すようになります。
この時期に後の《スラヴ叙事詩》の構想を得たとも言われています。

スラヴ叙事詩|圧倒的なスケールで描かれた全20作
アメリカの資本家チャールズ・R・クレインから金銭的な援助を受けたミュシャは1910年にチェコに帰国。
1911年、プラハ近郊にあるズビロフ城にアトリエを設けて《スラヴ叙事詩》の制作を開始します。
ミュシャスメタナの連作交響詩《わが祖国》を聴いたことで《スラヴ叙事詩》制作への決意を固めたとも言われています。

ミュシャが約16年をかけて描きあげた超大作《スラヴ叙事詩》全20作は、チェコ国外では本展覧会が世界初の公開

1939年、ミュシャナチスドイツのチェコスロヴァキア侵攻のさなかに逮捕され、厳しい尋問の末、釈放された4か月後に体調を崩し亡くなりました。
ミュシャの作品が「国民の愛国心を高揚させる」ものだということが逮捕の理由でした。
平和を希求する祈りのような作品を描いた晩年のミュシャですが、皮肉なことに、人類史上最悪の犠牲者を生んだ第二次世界大戦の渦中でその生涯を終えました。
《スラヴ叙事詩》は1939年、ナチスドイツの略奪から逃れるため筒状に巻かれた状態で保管され、20年以上の間日の目を見ることはありませんでした。

東京のミュシャ展、行きたいです。