新復興大臣もまた・・あかんやつ

どこかで聞いたことのある言葉をまた聞いた…

興大臣が替わりましたね

辞任した前復興大臣は誰がどこから見ても「トンデモナイやつ」だった…ので

辞任(≒事実上の更迭)は当然…ではあったんですが

あの人は「復興大臣になってから」あないなった…のではなくて、もともと「そんな人」やったんです


というのも、「衆院で5回当選」「参院で3回当選」が大臣適齢期…と(勝手に)言われてるなかで

あの人は「衆院当選7回目」にしてようやく大臣ポストに就いた…

ということからも、あの人はもともと「大臣には向いてない人」(≒大臣なんか任せられない人)であった…

ということが強く推認されるからです


で、そんな「大臣には向いてない人」が就いたポストが…というか、もっと露骨に言うと

「大臣には向いてない人」でも就けたポストが「復興大臣(兼福島原発事故再生総括担当大臣)」であった…

という話でありまして、こういうところから見ても、

でんでん安倍内閣が「東北大震災からの復興」を軽んじてるのは明白です

(だから、でんでん安倍くんはまったく「被災者に寄り添って」なんかいないのよ…)


ちなみに、「復興大臣」に代表されるような、各省庁からの出向者で成り立つ「寄り合い所帯官庁」を所管する大臣は…
「調整ポスト」(=「当選回数を重ねても入閣できない議員らに入閣実績を作るための調整ポストだ」
(政府関係者弁:毎日2017年4月6日)
…と呼ばれ、もともと「問題のある人」の大臣経歴をつくりだすための救済策と化してるわけでありまして

思えば、この辞任大臣の前任者だって「下着泥棒高木くん」だった…のであります


だから、でんでん安倍くんをはじめ、「明らかに」復興大臣というポストを軽んじてる人たちが

いくら口で「被災者の皆さんに寄り添って」と繰り返しても

そんな麗しい言葉には何の意味もない…どころか、「言うてることとやってることが真逆」である点で

被災者をはじめとする市民を愚弄するものでありましょう


そして、新しい復興大臣…それは、東日本大震災と核発電所爆発事故で大きな被害を被った福島県出身…

だから、被災者の気持ちを誰よりもわかってくれて、今度こそ「被災者に寄り添って」くれる…と

自民党がメディアを使ってさかんに宣伝してるところでありますが…↓
復興相、後任もあかんやつや 赤旗4/27

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(↑ひとさまのtweetより)

この記事を見る限り、「核発電所爆発事故の被害者」よりも「事故を起こした東電」に強く寄り添う人のようなので

そんな人にいったい何を期待するのか…という話であります


そして、この新大臣もまた、いつかどこかで聞いたことのあるフレーズを口にしてるんだけど…↓
最後の一人まで支援を継続し、信頼を取り戻したい。これから被災地の課題をきちんと把握したい」
(就任後に宮城県知事と面談した新大臣が、その後、記者団に向けた発した言葉:時事:2017/04/27)

東電に強く寄り添う気持ちを隠さない人が「最後の一人まで」を大見得を切ったところで、

そんな言葉になんの意味があんねん、ふざけんなよ…というだけの話でありましょう


ちなみに、この「最後の一人まで」というフレーズは…

http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mzponta/20170428/20170428134918.jpg

そう…、でんでん安倍くんが使ってた言葉であったんですが、

その後、でんでん安倍くんの言う通りになったのか(=最後の一人に至るまで「消えた年金」が復活したのか)…と言えば

「持ち主が分からず宙に浮いた(=受給者からすると「消えた」)約5100万件の記録」のうち

2012年末の時点で、いまだ4割はなお持ち主が分からない(=消えたまんま)…と言うんだから

「最後の一人まで」というフレーズを新復興大臣からまた聞かされたところで

ぼくは、まったくなんとも思わないのでありました…