官邸の悪あがきと腐敗臭…
2017-05-26
地位に恋々としがみついてあがいてる最中の方々の言葉とも思えませんが…
先日、国連人権理事官が任命した(各国のプライバシー権保障に関する)特別報告者が
日本の共謀罪について懸念を表明し、その追加情報と日本政府の見解を
丁寧に求めた書簡をでんでん首相に送った(+公開した)ことに対して
日本政府を代表して菅ちんが、「一方的」と言って「抗議した」のは、みなさん、ご存じかと思います
素朴に考えて、国連の特別報告者の懸念、あるいは、人権機関からの勧告に対して「抗議」で応じる…というのは
外交(儀礼)としては極めて異例…でありまして
例えば、つい最近、いわゆる従軍慰安婦問題に関する日韓の政府間合意について
国連拷問禁止委員会が韓国政府に対して見直しを「勧告」する…という事案があったばかりですけども
それに対して韓国政府が「抗議」したのか…と言えば、
もちろん、そんな「失礼」(…というか無礼)なことはせず
韓国政府は国連拷問禁止委員会に速やかに「回答」を寄せています
(→詳しくは、『日韓政府間合意についての国連拷問禁止委員会による勧告と韓国政府の回答』を参照して下さい)
このように、国連からの勧告や懸念の表明に対しては、速やかに「回答」なり、「追加情報の提供」なり、
「見解の表明」をする…というのが、国連加盟国としての「責務」と言うべきですが
それもしないで、「抗議」で応えるというのは、それこそ「一方的」…
そして、この「一方的」という言葉で思い出したのが、昨日の「全く当たらないマン」菅ちんの記者会見でありまして
菅ちんはなんと、記者から問われもしないのに、加計事件に関する重大な証言をした前文科次官をして…
日本の共謀罪について懸念を表明し、その追加情報と日本政府の見解を
丁寧に求めた書簡をでんでん首相に送った(+公開した)ことに対して
日本政府を代表して菅ちんが、「一方的」と言って「抗議した」のは、みなさん、ご存じかと思います
素朴に考えて、国連の特別報告者の懸念、あるいは、人権機関からの勧告に対して「抗議」で応じる…というのは
外交(儀礼)としては極めて異例…でありまして
例えば、つい最近、いわゆる従軍慰安婦問題に関する日韓の政府間合意について
国連拷問禁止委員会が韓国政府に対して見直しを「勧告」する…という事案があったばかりですけども
それに対して韓国政府が「抗議」したのか…と言えば、
もちろん、そんな「失礼」(…というか無礼)なことはせず
韓国政府は国連拷問禁止委員会に速やかに「回答」を寄せています
(→詳しくは、『日韓政府間合意についての国連拷問禁止委員会による勧告と韓国政府の回答』を参照して下さい)
このように、国連からの勧告や懸念の表明に対しては、速やかに「回答」なり、「追加情報の提供」なり、
「見解の表明」をする…というのが、国連加盟国としての「責務」と言うべきですが
それもしないで、「抗議」で応えるというのは、それこそ「一方的」…
そして、この「一方的」という言葉で思い出したのが、昨日の「全く当たらないマン」菅ちんの記者会見でありまして
菅ちんはなんと、記者から問われもしないのに、加計事件に関する重大な証言をした前文科次官をして…
会見で一個人にこんな人格攻撃を始めた政府ってある…?腐敗について証言した元役人に対して、単に反論するんじゃなく、公式会見や御用新聞を使ってひたすら個人の人格を貶めようとする政府って、腐敗そのもの以上に歴然と悪質じゃん
http://cdn-ak.f.st-hatena.com/images/fotolife/m/mzponta/20170526/20170526133809.jpg
(↑ひとさまのtweetより)…と述べ、官邸による個人の行状リークに加えて、公的な記者会見の場で個人攻撃を始める始末です
(これを「一方的」と言わずして、何を「一方的」と言うねん!)
ちなみに、前文科次官の証言に関して「なぜ在任中に言わなかったのか」(≒抵抗しなかったのか)…
という批判があるようですけど、たとえそれが正当なコトであろうと、
「在任中に言ったら(したら)クビになること確実」なコトを求める…というのは官民問わず、現実的にはなかなか「厳しすぎる要求」でありまして、
「在任中には言えなかったコト」を退職してから言う…だけでも、ぼくは褒めてあげたい気持ちです
この点、「総理のご意向文書」は、前文科次官が作成したものではなく、前文科次官に説明するために作成したもの…だそうですので
作成者本人は「まだ文科省にそのままいる」可能性が高いところ、
きっとその人は「在任中に言ったらクビになること確実」だと思ってるからいまだに黙ってる…のでありましょう
(だから、前文科次官は、自分の証言によって「総理のご意向文書を作成した部下」が より厳しい立場におかれてしまうことを認識し
「自分が文書を巡って発言をすることで、お世話になった後輩…に
ご迷惑を掛けることになり、大変申し訳ない」
…と言うてはるんだと思います)
ちなみに、前文科次官は「国会の証人喚問にも出て行く」という意思を示してはるところ
前文科次官が存在することを認めた「首相のご意向文書」を
(出所不明の)怪文書…とまで記者会見で言った菅ちんは
それこそ「白黒をはっきりさせるため」に、前文科次官の証人喚問を与党に働きかけるべき…だし
与党だって、(官房長官が怪文書だとゆうてる文書があると言って官房長官を侮辱した)前文科次官の証人喚問を
前例に倣って要求すべき…なのに
与党の国対委員長は「(前文科次官が)民間人だから…」という理由で、それを拒否してはります
(たしか、あの森友学園の元理事長だって最初は「民間人だから…」という理由で
証人喚問を渋ってたところが、でんでん夫人の100万円寄付に言及した途端、
「総理に対する侮辱だ!」として証人喚問に転じたはず…なのに、今回はなんで証人喚問に反対してんのん…?)
ところで、土俵際まで追いつめられた…というよりも、土俵の下まで吹っ飛んでる最中のでんでん政権は
「獣医学部の新設は民主党の鳩山政権下で検討がはじまったものだ」という宣伝をNHKにさせて
「だから、ボクたちは悪くない」…と言いたげでありますが
鳩山政権下で始まったのは「獣医学部新設の検討」に過ぎず、
でんでん夫妻と懇意にある「加計学園の獣医学部新設の検討」ではないわけでありまして
これでなにか「反撃」してるつもりになってるでんでん政権というのは
客観的に見ると、もう、「ギャグ集団」のように思うところです
(だって、加計学園(≒今治市)の申請が過去15回も却下され続けたのに それが安倍政権になってから、「加計学園だけが申請できる条件」に作り替えられた後に
加計学園(≒今治市)の申請が通った…というのが、この問題の本質なんですから)
※週刊新潮には、「在任中にしてはいけないコトをした人」が、その後、どないなったのか…
ということについて載ってるみたいです↓