「戸籍」という(国民管理)制度は「世界的には稀」
共産党の小池氏は、蓮舫代表に対するイチャモンについて約1年前に、
「それがなんで問題になんねん?」
「それはイチャモンであり、差別やんけ!」…と、端的に答えてまして
本来は、民進党の議員が率先してこのような返答をすべきなのであります
今、蓮舫代表にイチャモンをつけている側の唯一の理由は、
蓮舫代表が「外国籍の親のもとに生まれた…という事情」から発生しているところ
かかる事情(=出自)を理由にした戸籍開示要求に屈するならば、
それは蓮舫代表だけの話におさまらず、必ずや、他の人(他の事例)に波及することでしょう
…というのがこれらのtweetです…↓
「それがなんで問題になんねん?」
「それはイチャモンであり、差別やんけ!」…と、端的に答えてまして
本来は、民進党の議員が率先してこのような返答をすべきなのであります
今、蓮舫代表にイチャモンをつけている側の唯一の理由は、
蓮舫代表が「外国籍の親のもとに生まれた…という事情」から発生しているところ
かかる事情(=出自)を理由にした戸籍開示要求に屈するならば、
それは蓮舫代表だけの話におさまらず、必ずや、他の人(他の事例)に波及することでしょう
…というのがこれらのtweetです…↓
戸籍は親族的身分関係を公証するものであるから、部落差別だけでなく様々な差別を誘発する可能性がある。だから謄抄本の交付を受けられる者は極めて限定されているし、閲覧制度は既に廃止されている。それを公党の代表がわざわざ公表するなど言語道断。
そもそも、「不当な要求」には応える必要はなく
それが「不当」であることを主張すべきなんです
それをせずに、不当な要求に応えることは、本人の意思はともかくとして、その要求が不当でない…との印象を社会に与えることでしょう
これは、蓮舫代表だけの問題…ではなく、民進党の問題、ひいては、日本社会全体の問題なんですここで闘わずにどこで闘うのか…
それが「不当」であることを主張すべきなんです
それをせずに、不当な要求に応えることは、本人の意思はともかくとして、その要求が不当でない…との印象を社会に与えることでしょう
これは、蓮舫代表だけの問題…ではなく、民進党の問題、ひいては、日本社会全体の問題なんですここで闘わずにどこで闘うのか…
※視点を変えて…
みなさんね、「戸籍」という(国民管理)制度が「世界的には稀」って知ってますか?
(なんか、日本では昔から戸籍があるからそれが当たり前で、世界でもそういうもんだろ…と思ってないですか?)
でもね、今、日本と同様の戸籍制度を採用してる国は、日本の他には中国だけ…なんです
(…ってことは、戸籍制度は「世界的にも非常に稀な制度」ってことやんけ!)
そもそも、「戸籍」というのは「戸(=家族)の籍」であり、
家族単位で住民を管理把握する…という国家側の利益の観点から
東アジアで特有の制度であったもので、世界の他の地域には最初からありませんでした
さらに、「人は(家族の一員として…や、国家の一因として…ではなく)個人として尊重される」個人主義が人類のスタンダードになった現代においては、
「家族単位で国民を管理把握する制度(=戸籍)」が個人主義に根ざしている…とは言えないことから
韓国は戸籍を2007年に廃止し、台湾でも制度として残っているものの
戸籍とは別の「ID制度」の方が利用頻度が高く、事実上、戸籍はその機能を失っているところです
そして、戸籍は個人主義にそぐわない制度である…ことに加えて
いろんな差別(=出自を理由とした差別)を維持・助長する…という明らかな弊害もありまして
かかる制度を続ける理由を探す方が難しいくらいです
なので、今回の民進党の内紛を、戸籍の公開是か非か…という話で終わりにするのは、実は、もったいない話でありまして(=蓮舫代表が戸籍公開を断固拒否すればそれでよいという話でもなく)
このたびの件を「戸籍公開の是非」ではなく、「戸籍制度そのものの是非」に繋げていくと
このたびの件で騒いだことが無駄ではなかった…ということになるんじゃないかと思ってます
※わかってるようでわかってない「二重国籍」についてのわかりやすい解説がありましたので
紹介しておきます↓
『二重国籍って何なの?』
みなさんね、「戸籍」という(国民管理)制度が「世界的には稀」って知ってますか?
(なんか、日本では昔から戸籍があるからそれが当たり前で、世界でもそういうもんだろ…と思ってないですか?)
でもね、今、日本と同様の戸籍制度を採用してる国は、日本の他には中国だけ…なんです
(…ってことは、戸籍制度は「世界的にも非常に稀な制度」ってことやんけ!)
そもそも、「戸籍」というのは「戸(=家族)の籍」であり、
家族単位で住民を管理把握する…という国家側の利益の観点から
東アジアで特有の制度であったもので、世界の他の地域には最初からありませんでした
さらに、「人は(家族の一員として…や、国家の一因として…ではなく)個人として尊重される」個人主義が人類のスタンダードになった現代においては、
「家族単位で国民を管理把握する制度(=戸籍)」が個人主義に根ざしている…とは言えないことから
韓国は戸籍を2007年に廃止し、台湾でも制度として残っているものの
戸籍とは別の「ID制度」の方が利用頻度が高く、事実上、戸籍はその機能を失っているところです
そして、戸籍は個人主義にそぐわない制度である…ことに加えて
いろんな差別(=出自を理由とした差別)を維持・助長する…という明らかな弊害もありまして
かかる制度を続ける理由を探す方が難しいくらいです
なので、今回の民進党の内紛を、戸籍の公開是か非か…という話で終わりにするのは、実は、もったいない話でありまして(=蓮舫代表が戸籍公開を断固拒否すればそれでよいという話でもなく)
このたびの件を「戸籍公開の是非」ではなく、「戸籍制度そのものの是非」に繋げていくと
このたびの件で騒いだことが無駄ではなかった…ということになるんじゃないかと思ってます
※わかってるようでわかってない「二重国籍」についてのわかりやすい解説がありましたので
紹介しておきます↓
『二重国籍って何なの?』