放射能測定所5周年記念セレモニー(2)測定報告から・・薪ストーブの灰の取り扱いに注意

測定主任から、昨年度の測定報告がありました。

資料は
<昨年、放射能が検出されたもの>

昨年に引き続き、ヨーロッパの食品にチェルノブイリ原発事故の汚染が続いています。
ブルガリア産ブルーベリージャム(昨年はドイツ産有機ブルーベリージャムも汚染)

イメージ 1

日本では、関東の農産物も徐々に減少傾向になってきているが、まだ汚染は続いています。

福島産桃(少しですが継続して検出されます)
イメージ 2



イメージ 3

茨城産レンコン
イメージ 4
   
石巻茎わかめ           埼玉県産ネギ
イメージ 5

野菜に付着した放射能を除去するには・・??
下記のサイトが詳しいです。↓
  *****
ここから汚染の数値の高かったもの

宮城県培養土 ・・宮城県に限らず、関東、甲信越地方まで、土壌の汚染があります。Cs137が多く検出されているので、子供さんの泥遊びにも気を付けてあげてください。

イメージ 6


奈良市で1970年まで使われていた火鉢の灰
イメージ 7


イメージ 8


岐阜県 木灰
イメージ 9

鹿児島、宮崎県の木灰

イメージ 10

灰は危険です!!

最近は薪ストーブブームですが、灰の取り扱いには注意が必要です。
木材を燃やして灰にするとセシウム200倍に濃縮されます。
つまり・・40Bqの汚染のある木材で燃やすことで放射能は濃縮され8000Bqとなります。
宮崎の木からとった灰であっても、高数値であり、日本全国安全な灰はないと言ってよいでしょう。庭に蒔けば、野菜に移行する恐れがあります。
煙突や屋根付近も汚染されている場所なので、掃除も吸い込まないよう気を付けましょう。

こちらに薪ストーブと放射能について書かれた記事があります
ご参考に。